ボクラの島を忘れない

ボクラの島を忘れない

「ボクラの島を忘れない」の試写会に行きました。

関西出身なので、瀬戸内の風景はとても懐かしいです。
瀬戸内らしい風景で、潮の香りを感じました。
なんにもない素晴らしさ!!
そんな島にある保育園が休園しちゃいます。
ひとつひとつはほほえましいエピソードなのに
なんだかとても泣けちゃいます。

地域で子育てするってこういうことなんだと思います。
専門職が虐待などの防止のためになどの
援助する人とされる人、あるいは
サービスの提供者と受益者と言う関係ではなく
それぞれの人にとって不可欠なことになっているのですね。
なんか子ども達と島の大人たちが
心のキャッチボールをしているみたいです。

休園で得るもの
・お金

休園で(失う/失うかもしれない)もの
・子ども達の笑い声(%笑う男%)
・子ども達の泣き声(%ショボ女%)
・子ども達が喧嘩する機会(%怒る男%)
・デイ・センターでの子ども達とお年寄りとの触れ合い
・木下のおばあちゃんのサツマイモづくり
・木下のおじいちゃんの感情表現
・子ども達の笑顔で結びつく地域のツナガリ

休園で得るもの<休園で(失う/失うかもしれない)もの
なのに休園なんですね。
でも、一人じゃ仕方が無いか・・・
でもでも、ディ・センターの一室を借りてと言う方法もあったのでは?
子どもが増えれば、再開と言うことなんだろうけど
再開するにはとてもパワーがいると思うし、
公式情報では保育所は無いとされるのだろうから、
小さい子どもを持つ親は来ないよね・・・

とは言え、住んでいる人も観ているボクラも
この島が昔のように人口が増えることはなく
静かにその歴史を閉じていくと感じている。
だから、余計に泣いちゃうのだろう・・・

11月25日から12月15日まで渋谷のアップリンクXで公開です!!
皆さんも是非観にいってください。