「型にはまる」ということ

「型にはまる」と技になる。

なぜか?

「型」を何万回も繰り返すと、
意識せずに(△がなく)、その型の動きの中で動けるようになるから。

△がないので、○□から始まる状態となっている。
△は相手との関係を持った時に起こる。
型の一部で△を誘い、相手が△を起こした場合のみ、技が起こる。

質の良い「型」は、段階に合わせた「△」と「○」と「□」が仕組まれている。

「型にはまる」と「△○□」が起こる。

その段階の「△○□」を習得したら、その段階の「型」を捨てる。
そうすると自由な形で、その段階の「△○□」は使える。

逆に、
「型」を捨てて、なにも残らないならば、まだ習得されていないので、
再び「型」にはまって稽古する。

この繰り返し。