植物が持つ癒しのちから、それ以上のちから(聚会レポート)

先週金曜日に行われた聚会(しゅうかい)では、講師の水口聡子氏が、実際に病院でリハビリテーションの一環として行っている園芸療法の事例を中心に、植物との関わりやそこから生まれる人間関係について講義をしてくださいました。

水口氏が携わっている病院では、屋上にバケツを置いて野菜や花を育てているそうですが、花が咲いたり、実が生ったりすると、患者さんたちが生き生きとするそうです。
年齢や障害や病気に関係なく、何かに夢中になったり新しいことを学ぼうとしているときには、誰でもいい顔をしているという話は非常に興味深く、その話を聞いているときの参加者の皆さんの顔がきりっとしていたのも印象的でした。

今回会場として使わせていただいた「Nature Info Plaza −丸の内さえずり館」では、名嘉睦稔 (なかぼくねん)さんの版画展が開催中で、色鮮やかで幻想的な版画に囲まれながら、植物の持ついろいろなちからについて実感した2時間となりました。