人権学習市民講座その2

2回目の講座テーマは「自死遺族に寄り添う」

とってもとっても重たくてしんどくて聞いているのが
辛い講座でした

そして遺族の方の手記内容には
言葉が出ませんでした

自死の男女比率は2対1で圧倒的に
男性が多いとのこと

でも平成22年以降減少傾向にあるとのことで
少しホッとします

年齢層としては50代が最多だけど
昨年は働き盛りの40代だったそうです

でも減少といっても、10代・70代・80代は
前年よりも増加しているんだって
何ということでしょうか

特に10代という歳は苦しいこともあるけれど
それ以上に楽しいことも多いはず

原因は多々あるだろうけどね
何とか思いとどまってほしいものです

70代80代は自分や身内の介護や病気など
生活する中で息苦しく感じて先を考えられないからか

いやいや勝手に決めつけてはいけないけど
気力・体力は歳と共に失せていくみたい

自死は今までは個人の問題とされていたけど
今は社会全体の問題であるとのこと
他者にたいする無関心も原因の一つかもしれない

ある日突然、愛する人を(連れ合い・子ども・兄弟姉妹など)
自死で失ってしまったことを中々自分自身が受容できない

また、このことを周囲の人に話すことができないために
一人で苦しみ孤立してしまうことが多いとのこと

自死遺族に寄り添うということは、思いを聴き
思いを受け止めること
また、謙虚であり敬意を持ち、遺族の方がいかに
深い苦悩であるかという想像力を持つことらしいです

とてもとても、できそうにもありません

このお話をしてくださったのは
「自死に向き合う関西僧侶の会」で活動されている方です

宗教・宗派を越えて多くの僧侶たちが遺族の方々の
話を聴き、寄り添ってくださるとか

素晴らしい活動だと思います