【本】「奈良高山の自然」ー茶せんの里の生きものたち

人から頼まれましたので、案内をさせて頂きます。

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【本】:「奈良高山の自然」ー茶せんの里の生きものたち

生駒市高山町は学研都市開発予定地として、大規模宅地開発が間近に
迫っています。

生駒の自然を愛する会(http://www2.odn.ne.jp/shizen)は、
開発予定地とその周辺で観察会や生き物調査を継続していますが、
このたび、愛する会の猛禽調査や自然観察会等にご協力いただいている
写真家の与名さんと、府大院生中津さんが共同して東方出版から
写真集「奈良高山の自然」を発行しました。

全96ページで、前半は与名さんの高山で撮影した野鳥写真、後半は
中津さんが高山で継続している野鳥研究を基にした記述や、両生、
ハチュウ類、哺乳類などを織り込んでの高山の解説となっています。
高山の開発計画のアウトラインも分かる構成となっています。

大きな特徴としては、高山限定の猛禽類の写真とともに、オオタカなど
猛禽類についての高山での情報が多く記載されていることです。
高山でのサシバ、フクロウの営巣についても記述してあります。

学研都市開発予定地となっている生駒市高山の里山に魅せられたお二人は、
一人でも多くの方々に、高山の自然を知っていただき、保全への気運を
起こしたい、との熱意でこの写真集の刊行を決意されました。

同じフィールドで活動しているものとして、この写真集を多くの方に知っ
ていただきたいと思っています。

★なお、高山の開発に関しては、2001年に都市計画決定しましたが、
その後、2003年開発予定地内で愛する会がオオタカ営巣を確認し、
行政側に保全に関する要望を出したたことなどにより、現時点では
事業認可はまだ下りていません。
また、今年一月の生駒市長選で、開発反対派市長が当選し、市とし
ては開発反対の姿勢を打ち出していますが、市議の多くが開発推進
派で、今後どこまで反対の姿勢を貫けるかと不安ではあります。★

なお、一冊2100円【税込み】を
著者割引で1800円+送料【150円】とさせていただきます。

購入申し込みは琢磨 ctakuma@nyc.odn.ne.jp
までお願い申し上げます。

詳しくは「生駒の自然を愛する会」のHP上の以下のページに紹介して
ありますのでご覧下さい。
http://www2.odn.ne.jp/shizen/photoyona.htm

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