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NPO法人CEP・子どもひろば
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2007/04/13のBlog
[ 15:00 ] [ 最近読んだ本より ]
内田樹 名越康文 著 新潮社より

内田「コミュニケーションの現場では
 理解できたりできなかったり
 いろんな音が聞こえてくるはずなんです
 それを『ノイズ』として切り捨てるか
 『声』として拾い上げるかは聴き手が決めることです
 その時できるだけ可聴音域を広げて
 拾える言葉の数を増やしていく人がコミュニケーション能力を
 育てていける人だと思うんです

 もちろん、拾う言葉の数が増えるとメッセージの意味は複雑になるから
 それを理解するためのフレームワークは絶えず
 ヴァージョン・アップしていかないと追いつけない
 それはすごく手間のかかる仕事ですよね
 その時『もう少しで「声」として聞こえるようになるかもしれないノイズ』を
 あえて引き受けるか、面倒だからそんなものは切り捨てるかで
 その人のそれから後のコミュニケーション能力が
 決定的に違ってしまうような気がする

 ~中略~

名越「結局今とても心配しているのは コミュニケーションとは
 自我をはっきり持ってそれで自分の意見をはっきりと
 発信できることだってことになっているんですよ」

内田「むしろ逆ですよね
 何を言っているのかはっきりわからないことを
 受信する能力のことでしょう、コミュニケーション能力って。
 聞いたことのない語を受信することによって
 『あっ、こういう言葉が存在するのか』というふうに
 驚くことを通じて語彙だって獲得されるものなんですから
 言いたい事をきっぱり発信するだけでいいなら
 『むかつく』という言葉を小学生のときに学習して
 『ああこれは自分の気持ちにぴったりだ』と思った子どもは
 『むかつく』という言葉を死ぬまで言い続けて
 いなければならないことになる 

<ヤマブキって最近少なくなりましたね>>
2007/04/12のBlog
[ 14:33 ] [ 新聞記事より ]
日本の自殺者は毎年3万人以上いて
自殺率(10万人あたりの自殺者数)で
先進国中最高である
~中略~

自殺者の多くがうつ病を患いながら
治療を受けていなかったと想像できる
うつ病の多くは治療により回復可能だから
日本では予防できた多くの死者を出していることになる
そして何10万人もの家族が悲しい思いで残されている

日本の自殺者数は交通事故死者の約4倍である
交通事故は『誰にでも起こりうる、だから防ごう』という意識はあっても
自殺を『誰にでも起こりうる、防ごう』という意識は
社会にあるのだろうか
~中略~

経済の低迷や労働環境などが生むストレス自体を
なくす努力が社会に求められるとともに
日本の自殺がこれほど多く
身近に起こりうることをみなが認識する必要がある
そして過度なストレスを抱えた人には
うつ病の可能性を考え
専門的治療までを視野に入れることが重要ではないか

<ミツバツツジがきれいです>
2007/04/11のBlog
[ 15:36 ] [ 活動記録2014年度 ]
武蔵村山市子どもの人権サポーター制度始まる

当会のこれまでの10年間の活動実績を踏まえて
青少年育成委員会長として市長からの直接提案があり
今年度から当会に委託されることになりました
又、市からの要望を受け武蔵村山市専用の
パンフレットも新たに作成しました。

今日は市内の学校の校長会に参加し
このパンフレットを配布して
新規事業開始についての挨拶と説明をしました

今後は武蔵村山市内のすべての小学校、中学校、高校を訪問し
いじめ防止や薬物乱用防止などの出前授業や保護者研修を
幼稚園や保育園にも子どもの命を守る出前授業を実施します

又、市内の子ども達からは電話、メール、手紙などで
相談を受け付け、様々な部署と連携しながら
子どもの育つ環境改善のために具体的に対応します

当会のこれまでの活動はすべて予防原則に基づいています
いじめられた子から相談を受けたり
虐待された子を助け出し心の傷を癒すまでには
膨大なコストと長い時間が掛かります
そのコストを予防教育や啓発に向ければ
何千倍何万倍の子どもをサポートすることができるのではないか
これが予防原則の考え方です

今後は1つの地域に根ざした長期的な事業が可能になり
その効果が期待できます

<ナガミヒナゲシは道端の隅でたくましく咲いています>>
2007/04/10のBlog
[ 15:08 ] [ 最近読んだ本より ]
内田樹 名越康文 著 新潮社より

内田「母親が子どもに対して
 『訳のわかる存在であること』を要求し
 母親自身の価値観や生き方を承認し
 確証する役割を子どもに求めるのって
 本末転倒じゃないですか
 親が子どもを承認するんじゃなくて
 子どもに親が承認してもらう」
~中略

 『子どもはいろいろとシグナルを発信しているのに
 母親がそれをほとんどシステマティックに無視する
 でもその子の中の『承認可能な部分」についてだけは
 反応する
 成績がいいとか、スポーツがうまいとか
 でも子どもが弱っていたり苦しんでいたりすることを
 伝えるシグナルには反応しない』


<ヒメオドリコソウって不思議な花ですね、葉もハート型でかわいいです>

2007/04/09のBlog
[ 17:21 ] [ 新聞記事より ]
5日午後2時頃昭島市田中町4丁目の
多摩川河川敷で男性が橋の下に倒れているのを
同市内の女性が見つけ通報した
男性は頭から血を流して死亡しており
警視庁は殺人事件として捜査を始めた

死亡していたのは付近で野宿生活をしていた
職業不詳、辰巳文政さん(52歳)
頭蓋骨は粉砕していることなどから
複数回鈍器のようなもので殴られたとみられ
死因は頭蓋骨骨折だった

これまでの調べでは辰巳さんら近くの野宿者は
2005年以降、少年4,5人のグループから
投石や罵声を浴びるなどのトラブルがあり
昨年11月ごろ国土交通省の指導で
一緒にいた3,4人が約500メートル上流に移動した後
辰巳さんは1人で生活していたという

・・・・・・以前東村山市で同様の殺人事件があったのを契機に
当会ではワークショッププログラム「ホームレスへの差別と人権意識」を開発し
人権冊子「はじめの1歩―ホームレスってどんな人」を作成し
事件再発を防止したいと考えてきたが
残念ながらもっと近い多摩川でおきてしまいました
多摩川で野宿している人たちとは
冊子作成に当たり若者ボランティアとの交流会を企画し
一緒に料理したり食事したりしたので
まったく他人事とは思えません

人生に挫折してもくじけずあきらめずに生きていた
辰巳さんを侮辱したり差別する資格は誰にもありません
がんばって生きてきた人をなぐり殺してしまった犯人は
罪を償ってほしいと思います
2度とこのようなことがないように社会の差別意識を
変えていかなければならないでしょう

辰巳さんはこんな形で突然人生を閉じることになり
どんなに悔しかったことでしょう
辰巳文政さんの冥福を祈ります

<多摩川河川敷からもこぶしの花が見えたでしょうか>