「笑いの言葉」からいい関係が始まる〜会話に小噺

こんにちは。
NHK朝ドラ「わろてんか」の中で
寄席の風鳥亭1周年の挨拶で こんな言葉がありました。
「疲れた時、笑いはそれを希望に変える力があります。」

さて、先日 こんな体験談を聞きました。

「お姑さんと上手くいかないんですけど・・」
鯛員の1人に そんな相談があったそうです。
そこで、小噺の資料を1回1枚づつお姑さんに渡して
一緒に読んであげるように話して
協力をしてあげると・・・
数日後、
「私が出かける時、『行ってらっしゃい。』と言ってくれるようになりました。」
嬉しいお姑さんの変化の声。

ある介護デイケア施設では
スタッフさんが、小噺を高齢者との会話の話題に取り入れてみると・・・
スタッフさん自身も、話題に困らなくなり
高齢者さんにも 笑顔で笑ってもらえるので お互いに安心感が芽生えたり
場の空気が明るくなって
会話の負担が軽減され
職場のスタッフコミュニケーションも やりやすくなったり
そして使い出して1年半が経つころ、
スタッフさんの離職率が大きく下がったという声が届きました。

特に短い小噺は ささいな言葉 
でも、笑いのパワーは心を癒してすべての人を明るく包みます。
笑って会話が始まっていくのです。

先日、お客様約65名の来場をいただいて、第4回 江戸小噺笑い広げ鯛
発表会が終わりました。(写真)
1人3分が持ち時間。
創作やアレンジ小噺、落語を短くしたものもあり 
80代の鯛員5名も高座に上がり 応援鯛員の協力もあって
コミュニティセンタ—の会議室は 和やかに笑いの時間になりました。

こんなプログラムでした。

1、北野亭番茶「戦さ」
2、連雀亭笑笑「ぞろぞろ」
3、こんこん亭吉太郎「鼻ほしい」
4、今井ルミ吉「痛くない」
5、太ヨーヨーヨースケ「猫の名前」
6、笑い亭うふふ「忘れ草」
7、ひだまり亭黒平「お楽しみ」
8、小伝馬町太郎「四足」
9、マダムモップ「もぐら」
10、むさしの亭もも子「時そば」

中入り

11、花愛家古ねこ「間男の算術」
12、江戸や3休「男のロマンは妻の不満」
13、とりあえずびいる「小噺あらかると」
14、あやかり亭福風「夫婦げんか」
15、天福亭笑英「結婚とは」
16、優遊亭兆寿「すずめ」
17、温々亭ひだまり「5日6日」
18、笑門そよ風「ある男のまさか」
19、北野はる風「七福神」
20、全員で「世界の小噺」

あなたも ちょっと小噺の話題を♪
「お姉さん 粋だね」「かえりです」
ちょっと変えて
「お兄さん 粋だね」「かえりです」
「おばあちゃん 粋だね」「かえりです」
「おじさん 粋だね」「かえりです」

笑いは気楽に♪ 会話で一緒ににっこり笑える時を
楽しんで 明るい社会に向かいましょう。
どうぞ ご一緒に。