古郷せたがやの入口、池尻・三宿

(%晴れ%)(%雨%)
今日は午前中からもう夏本番を思わせる暑さで、Y氏に電話を入れると、「戦争遺跡を巡る」の予備調査ために、午後から21日講演予定のきむらけんさんと池尻を歩くと言います。急遽、打ち合わせの事もあり、少しだけ一緒に歩きました。
 写真は、軒先に出ておられた年配の方に声を掛けられて、聞き取りをされている時の様子です。お二人のコンビネーションも良く、巧い取材を見させて頂きました。
この後、入道雲は雷雲に変わり、家路を急いだ筆者はびしょ濡れ、雨宿りのお二人は30分後には「雨上がる」、調査の足を進められたようです。

(%ノート%)
右の写真は、7月7日(七夕、川の日)に戻ります。
池尻・三宿周辺は、大山道(R246)の古郷せたがやへの玄関口であることは、何度か書いてきましたが、言い方を代えれば、写真の目黒区大橋を超えれば渋谷でもあり、青山の城下に繋がります。この目黒川を跨ぐ大橋は、大坂上や道玄坂上へと続く大山道帰路の最大で最後の難所であったとも言います。
数年前の「渋谷」で、渋谷は渋谷川と大山道の交点を中心に発展・密集していったことを見てきたことが、映像保存再生への道のプロローグとしましたが、古郷せたがやヴィジョン研究会の誕生(2006.6)も池尻・三宿周辺地域の地理・歴史的背景が此処の地塊・地霊から感じたからだったかも知れません。

(20080717 チラシPDF追加)