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ひょうたんからKO-MA
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2008/05/10のBlog
5/10(土)、雨のしたたる中、前回下取材させていただいた長光寺の住職さん(89歳)を対象に、実際にカメラを回して「遺言メッセージ」を話してもらう「撮影」に初挑戦しました!!

2008/04/29のBlog
4/29(祝)午後2時~
「八幡酒蔵工房」にて、映画『ほんがら』の自主上映会が開催されました。

工房の一角に大きな白幕を張っての手づくり上映会。

3月の完成記念上映会に来れなかった地元の人が多かったようですが、中には京都からわざわざ来られた方も。

入場者は15名ほどでしたが、上映終了後には地元食材を使った軽食も出て、来た人同士が交流を深めておられました♪

[ 23:29 ] [ 遺言 ]
4/29朝、制作スタッフがマルチメディアセンターに集まりました。

車に分乗して、一路、市内の「長光寺」さんへ♪
長光寺は、滋賀県では珍しい真言宗の古刹。境内にそびえる樹齢数百年の「ハナノキ」は天然記念物に指定されています。

この長光寺のご住職さんは、御年89歳。
今日は、私たちの取材のために、住職さんの奥様やご近所のお年寄りがお寺に集まってくださっていました。

お堂にゾロゾロと案内され、お年寄りたちと向き合って座ります。
 

原監督のリードで、取材が始まりました。

今回は、とりあえず皆さんが「カメラの前で伝えたいこと」を、それぞれひと通りお聞きする、ということで、住職さんから、年齢の高い順に、お一人ずつ話を伺っていきました。

しょっぱなの住職さんが「戦争のない平和な社会に」との願いを話されたからか、皆さん、戦争体験の話が中心に。特に、自分の体験を「自分史」として自費出版されたTさんのお話が印象に残りました。終戦後、満州に取り残された1年半の悲惨な体験談。


ひと通りお話を伺ったところで、ひとまず切り上げ。
また、日を改めて、お一人ずつ、今度はカメラを持ってうかがうことを約束し、長光寺をあとにします。
 

みんなで昼食をとった後、マルチメディアセンターに戻って、原監督の講義。
過去の事例なども踏まえながら、今日聞いたひとりひとりの話を「映画」らしく表現していくためのノウハウを学びます。

ポイントは、できるだけ「話」ではなく「動き」で表現すること。

そのためには、取材で得た情報から、しっかり狙いを絞り、こちらから意図的に「しかけ」ることによって、相手の潜在的な思い・願いを「組織化」する必要があること。
 

次回は、5月10日(土)に、長光寺の住職さんをインタビュー。
今度は、実際にカメラをまわします!
 
2008/04/19のBlog
4月19日、宵の口。

「ほんがら」を含む5本の松明が並ぶ若宮神社に、ぽつぽつと人が集まりだす。

神社に立つほんがら松明の胴体には、いつの間にか「奉納 ほんがら」と書かれた大きな垂れ幕が、オリンピック選手の胸元に輝く金メダルの如くかけられていた。


と、ここから車で15分ほど行った琵琶湖畔にある「休暇村近江八幡」のマイクロバスが乗りつけ、ガイドさんが浴衣姿の宿泊客を引き連れて降りてきた。そしてこのガイドさん、「こちらが島町伝統のほんがら松明で…」と解説をはじめるではないか!
本来、これは地元だけのお祭りで、よそから観光客がわざわざ見に来るなんて前代未聞?!

…あとで聞いた話によると、このガイド役の人物、休暇村の職員さんで、島町の老人の一人から映画「ほんがら」のDVDを譲り受け、映画を観て感動し、このオプションツアーを企画したらしい。

~自然発生的、アートツーリズム~

私たちも知らないところで、映画「ほんがら」が活かされ、人や地域が動いていたことに感銘を覚えた。

午後7時すぎ。

若宮神社では、今年のお稚児さんが持ってきた高さ1.5mぐらいの可愛らしい「お稚児松明」に、最初の火が灯される。なんと、今年はこの「お稚児松明」も「ほんがら」だった!!お稚児さんの近所の老人が作るのを手伝ってくれたらしい。

この小さな「ほんがら」はどんな風に燃えるのかと興味津々で見ていたところ、そのことを知らなかった自警団員が普通に横から火をつけてしまって…^^;;;

残念! …と思っていたら、お稚児松明づくりを手伝った老人の孫の「子ども松明」が到着。なんと、こちらも「ほんがら」だった!!さすがMさん。

早速、子ども松明の下に火が入れられる。と、地突きをする間もなく、てっぺんから小さな炎が顔を出した。
「長老」のひょうきんなパフォーマンスも飛び出し、境内は笑いと拍手に包まれた。
なごやかな雰囲気がひろがる。
 
8時半ごろ。

太鼓の渡りも境内に到着し、宵宮もクライマックス。

いよいよ、「ほんがら松明」に点火する。
去年一度経験しているだけあって、不安や混乱もなく、若衆がほんがらを取り囲んだ。みんな、去年よりうまくやってやろう、という意気込みが表情にあらわれている。

今年は、老人たちは手も口も出さず、静かにおだやかに見守っている。

最初、底から火を入れるのがうまくいかず、2度ほどすぐに火種が消えてしまった。
3度目、火を入れて3度ほど威勢よく地突きをすると、パチパチと内側を火がかけのぼる音がし、モウモウと煙が立ち昇った。

ほどなく、てっぺんから、一瞬、おおきな炎の塊が飛び出した!
製作時の工夫が功を奏したのか、あっけないほどの大成功。

昨日までの雨で少しシケっていたのか、なかなかヨシに燃え広がらず、2度、3度と炎が飛び出すたびに、境内に拍手がこだまする。

やがて、炎が松明を包み込む。熱エネルギーがほとばしり、見守る人々の全身に染みわたる。人々は、松明を通じてひとつになり、松明を通じて宇宙とつながる。

いやはや、アートだなぁ。
 
「ほんがら松明」の点火そのものはうまくいきましたが、祭全体としては、今年かなり代替わりしたようで、段取りがわからずあたふたしたり、年配者から叱咤の声が飛ぶ場面も。
こうやって、世代から世代へ、伝統が受け継がれていくんだなぁ。


…それにしても、つい昨年まで、老人以外ほとんど誰も知らなかった「ほんがら(松明)」というコトバが、いまや完全に市民権を得て、町民同士のコミュニケーションの架け橋として、さらには観光客をひきつける資源として、命を吹き込まれ、たしかにうごめき始めたのを感じた。

この様子なら、来年は、2本・3本のほんがら松明がお目見えするかもしれない。


作品としての映画「ほんがら」は3月にひとまず完成したけれど、島町のドラマは、まだまだ始まったばかり。これからが楽しみ!!
 
2008/04/13のBlog
[ 22:11 ] [ ほんがら ]
4月13日。祭りの一週間前になるこの日は、町民総出で祭りの準備。
5つの組が、各々1基ずつ松明を結う日。

去年のこの日と違うのは、「ほんがら松明」のつくり手が「老人クラブ」ではなく、M組だということ。去年は、5つの組が1基ずつ「どんがら」松明を、老人クラブが「ほんがら」松明1基をつくり、計6基の松明が並んだのですが、今年は、老人クラブは例年通り神社の掃除を担当し、M組が「どんがら」ではなく「ほんがら」に挑戦。

話を聞いてみると、3/8上映会を見た今年度の新自治会長さんの掛け声で、このような展開になったらしい。その意味で、映画が地域を動かした、といっても過言ではない。
 


若宮神社からもっとも遠いM組の男衆が、今年は若宮神社の境内中央を陣取って、先週急造した「ほんがら」の「芯」に藁や菜種がらを巻きつけ、松明をしあげていく。20代の若者も結構来て、楽しそうにおしゃべりしながら作業に加勢している。

そばで掃除をしながらも、ほんがら松明の様子が気になるご様子の老人たち。

やり方がわからないところは、若者が近くの老人に聞きに行く。聞かれた老人は、待ってましたとばかりに、つくりかたのコツや心得を丁寧に教える。「ほんがら松明」が、世代間のミゾを埋めていく。
 

こうして予想よりも早く出来上がったほんがら松明は、去年よりも一回り太く、威風堂々といった風貌。実は、去年の反省を踏まえ、ほんがらの内側は燃えやすく、外側には火が出にくいよう、松明最上部まで藁をキッチリ巻きつけるなどの工夫もされている。


ほどなく、他組の「どんがら」松明も境内に集結し、5基の松明が勢ぞろい。

果たして、今年の「ほんがら」はうまく燃えるのか?!
来週の祭りが楽しみだ!!
 
2008/04/12のBlog
昨年の春祭りで劇的に復活した「ほんがら松明」。

今年の祭で、あの感動を再び…
との願いが、なんと現実のものに!!!

今年は難しいと言われていた「ほんがら松明」ですが、地元の内発的なパワーで、今年も一基作られることになり、すでに竹輪を編んだ「芯」部分はできあがっているとの情報が舞い込んで来ました☆

3/8の映画「ほんがら」完成記念上映会の効果てきめん!…かどうかは分かりませんが、ともあれ、老人たちの息子・孫の世代を徐々に巻き込みながら、「ほんがら松明」は、少しずつ、着実に、島町のコミュニティを良い方向に導きつつあることは明らかでしょう。

地域プロデューサー冥利に尽きるデキゴト。
島町の神様に感謝デス


さてさて、今年のAAFのテーマはアートツーリズム♪
映画「ほんがら」を観た方も、まだ観てない方も、農村コミュニティの歴史と伝統が生んだ芸術品・ホンモノの「ほんがら松明」の迫力と感動を、現場でライブに味わいませんか?!
(詳細は下記イベント情報参照)

★祭を見に行く前に、映画『ほんがら』を観ておくことを絶対にオススメします!! ~DVD絶賛発売中~

【参考】映画「ほんがら」オフィシャルサイト
 
 
…なんだかやけに営業的ですが、これもアートマネジメントの一環?!
決して営利ではないのでご容赦を^^;
 
 
■T・Tさん(♂)(出演した地元老人の一人)
感激しました。
大変よい思い出になりました。


■K・Yさん(♀)
とても良く出来たドキュメンタリーだと思いました。
音楽の入れ方も新しく、若い方にも十分楽しんでもらえる作品。


■N・Yさん(♂)
住民の熱意と、伝統の重み。
若人の前向きな姿勢。


■K・Rさん(♂)
登場された方が、自分のセリフを映画で再確認することで、何が起こるのでしょう?
そこに興味があります。
「ほんがら」は女の子のたいまつとして、ミニチュアを作っても良いのかもしれません…。
[ 13:57 ] [ ほんがら ]
2008/04/11のBlog
4/11(金)、第2回目の制作スタッフミーティングは、趣向を変えて平日の夜に行われました♪


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■ミーティング概要
日 時:2008/4/11(金)18:30~20:30
場 所:マルチメディアセンター


■おもしろい老人の情報収集について
・近江八幡おやじ連に関する情報をインターネットで見つけた。
 →非常に面白そうな人物はたくさんいるが、定年退職者の
 集まりなので、若干若すぎるか。

・長光寺の住職(90歳)に話をしたら乗ってくれそうだった。
 
・円山水郷めぐりの船頭さん(大西さん)も応じてもらえるんじゃないか。

・八幡町の銭湯には個性豊かな老婦人が通っている。

・加茂町朝市に毎朝来ている農家のおじい、おばあも歓迎ムード。

・その他、民生委員さん、老人会長さんなどにも聞いてもらっている。


■機材の説明
・カメラや三脚の機能・特徴・使い方について、メンバーのSさんに実物を触りながら解説してもらった。

・ハイビジョンカメラ・三脚・マイクのセットを複数確保する必要がある。
 

■次回ミーティングについて
・次回は、原監督にも来ていただけそう。

・次回は、できれば実際に老人にお会いして取材を体験し、現場で何をどのようにすればよいか生で学ぶ機会にしたい。

・次回は、4/29に、長光寺の住職さんを取材させていただく。

2008/03/29のBlog
3/29(土)午後、2回目の制作スタッフミーティング。
以下、議事録です☆

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■ミーティング概要

日 時:2008/3/29(土)14:00~16:00
場 所:マルチメディアセンター


■どうやって「遺言」を集めるか?

それぞれ、役割を決めて、動ける範囲でとにかく具体的に
動いてみること!!

◎市内の「最高齢者」を片っ端から調べ出し、1人30秒
 ずつでもいいからたくさんの人を撮ってつないでいく。
 →市に問い合せてみる
 →図書館で新聞のバックナンバーから調べてみる

◎老人ホーム
 →「遺言」の制作意図が伝わるような作品の上映会を
 老人ホーム内で行い、我々も同席して交流を深める

◎インターネットで検索してみる
 →全員、それぞれやってみる

◎オモシロそうな老人を新聞記者等に聞いてみる

◎「こんな人を撮りたい」というこちら側のイメージを
 はっきり持ち、それに合致する人にとにかく会っていく


■準備するもの

下記のものを事務局で早急に準備するので、老人や地元
組織などに取材依頼しに行く折には必ず持参すること。

・身分証明書(首からぶら下げる)
・取材依頼文(いつでも渡せるように常備しておく)
・名刺(遺言プロジェクトスタッフとしての名刺)


■取材・撮影方針、機材

◎撮影経験のある人とない人とで2人1組のペアになって、
 スタッフ2人で1人の老人を追いかける形を基本とする。

◎インタビューの場で、最後に必ず老人の「ポートレート」
 を撮影する。→デジカメも必要

◎カメラはハイビジョンで撮りたい。数台必要。

◎カメラを持ち寄る場合、同じハイビジョンでもAVCHDと
 HDVの2種類の規格があり、編集ソフト等によっては互
 換性がないため、注意が必要。

◎DVテープなどの消耗品は、事務局から支給する。

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2008/03/10のBlog
2008年3月8日。
午前中は冷ややかな曇り空だったが、午後にはお日様も顔を覗かせ、風もなく、春の訪れを感じさせるのどかな昼下がり。


午後1時半。
現地・近江八幡市立島小学校体育館での準備作業が始まると、地元消防団の青年達が実に手際よく、体育館にシートとゴザを敷き、座布団とイスを並べていく。

NPO法人滋賀県映画センターからお借りした巨大スクリーンをステージのバトンに設置し、PAとプロジェクターも設営。

ほどなく、「島町の宝探し探検ツアー」参加者がぽつぽつと集まりだす。

午後3時。
ツアー、開始。
なんと、想定していた定員(20人)を大きく上回る30人(うち13人は子ども)が参加してくれて、随分にぎやかな「大名行列」が、しずかな島町内を練り歩いた。

島小学校の郷土教育/風水の龍穴地形/古い家並みと石垣/由緒ある神社とむべ伝説/清浄な池にすむホトケドジョウ/人知れずお地蔵様の世話をする老人/山々の巨岩信仰とご神木/放置竹林と獣害問題/北山田再生プロジェクト/6世紀の古墳群

たった60世帯の箱庭のようにコンパクトな農村集落のなかに、うずもれた「お宝」が実にたくさんある。

「お宝」をめぐりながら、映画『ほんがら』のみどころや撮影時のエピソードなどもたくさん話した。100分間もの映画にでてくる全てのシーンが、この小さな空間の中だけで構成されていることに、改めて気づく。

とちゅう、地元の老人が、自分の家に代々伝わる伝説を熱く語ってくださった。
「口から口へ伝え聞くだけで、この在所には記録が何も残ってないんや。」
彼らの語りが、口伝えの伝説が、文字にならない貴重な「記録」なのだ。

午後5時。
ツアーご一行様が体育館に帰ってくると、中庭にテントを張っていた地元有志が、待ちかねたように手づくりのおにぎりと豚汁をふるまった。地元の夏祭りや文化祭で、この手のサービスはお手の物だ。

よそからのお客さんと地元住民が、顔をあわせ、声を交わし、交流することができる。
お客さんにとっては、手のぬくもりが残るおにぎりと愛情たっぷりの豚汁は最高のご馳走。

地元有志にとっては、島町に足を運んでくださった方々の喜ぶ顔を見られるほかに、小遣い程度の現金収入も得られる。(もっとも、1食200円ぽっきりだったので原価すれすれにしかならなかっただろうが…。)

これぞ、コミュニティビジネスの原点ではなかろうか。



午後5時30分。

ぼちぼち観客が集まりだす。
顔なじみのおじいちゃん、おばあちゃん達も、いかにも楽しみな様子だ。

体育館後方に展示した写真や関連資料を熱心に見入る人もいる。
この日のためにわざわざ作っていただいた「ほんがら」の模型が誇らしげだ。



午後6時。
いよいよ開演!!
広い体育館の会場は、ほぼ目標通りの300人近いお客さんで埋まった。

司会は、もうすっかりお馴染みの氏。

実は、O氏は同じ日の午後1時から滋賀県甲賀市で開催された、日本ブラジル交流100年を記念してのドキュメンタリー「PERMANENCIA~この国にとどまって~」上映会のMCを終えてから島町に駆けつけての強行軍。

主催者あいさつでは、H氏節が炸裂。
DVDの売上が私たちひょうKOMAの活動を支えていることをPRし、理解を求めた。

来賓あいさつでは、近江八幡市長が島町にあついエールを贈ってくださった。

そして、照明が落とされ、地元島町在住のソプラノ歌手・磨谷真理さんによる童謡メドレーが始まった。のどかな農村の、暗くなった体育館に、澄み切ったソプラノが充満する。


午後6時30分。
歌が終わると同時に、映画が始まった。

思わず笑ったり、こぶしに力が入ったり。真剣に見入る300人。
松明に灯が灯ると、感嘆の声が響いた。

長いようで、あっと言う間の100分間。



午後8時10分。
上映が終わると、嘉田由紀子滋賀県知事から届いたメッセージが朗読され、島町自治会長に手渡された。

そして、監督・長岡野亜氏のトーク。
監督が、映画に登場した老人たちを数名前に呼び出し、一言ずつ質問していく。
映画の中での生き生きとした表情とは裏腹に、大勢の観客を前にしてガチガチに緊張する老人達が、妙に愛らしかった。

長岡監督には、地元から「鮒寿司」がプレゼントされた。プレゼンターは、昨年の祭でお稚児さんをつとめたHくん。
地元の老人達が今でも毎年作っている鮒寿司のを撮影時にいただいてすっかり気に入っていた長岡監督、満面の笑み。


長岡監督の師匠・原一男氏も、愛弟子の記念上映会に駆けつけてくれ、感想を語ってくださった。自分の教え子だからひいきするわけではなく、映画として世界にも通用しうる、なかなか優れた作品だ、と。

最後に、AAFでいつもお世話になっている、アサヒビール芸術文化財団の加藤種男事務局長から、締めのメッセージをいただいて、地域ぐるみの完成記念上映会は大成功のうちに幕を閉じた。



終了後―。
観に来てくださった友人・知人たちは、口をそろえて「感動した」「感激した」と嬉しい反応。
観に来れなかった人たちからは、早速「ぜひ改めて上映をしたい」との申し出も。

地元からも、

・正直、あそこまで出来上がっているとは思わなかった
・あんなに多く人が見にこられると思っていなかった
・毎日見ている島の風景も良いもんだな
・地元にいながら磨谷真理さんの歌を聞くのは初めて、素晴らしい
・上映会の進行も良かった

といった声が聞こえてきた。映画を通じて、郷土のよさを再認識し、郷土に誇りをもってもらえたなら、こんなに嬉しいことはない。


「完成記念上映会」は終わりましたが、映画『ほんがら』は今誕生したばかり。
まずは草の根レベルで上映会のネットワークを広げながら、「ほんがら」のムーブメントが滋賀に、全国に、世界に「火をつける」ことができたら、と夢は広がるばかり。

これまで関わってくださった皆様に深く感謝するとともに、これからもご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願いします!!
 
2008/03/09のBlog
3/9午後、マルチメディアセンターに、原一男監督&長岡野亜監督と、遺言プロジェクト制作スタッフとして応募してくださった皆さんと、KOMAスタッフが集まり、初顔合わせをしました。

事務局から概要を説明したあと、原監督がプロジェクトの狙いを解説。
思いや考えをみんなで共有したところで、お互いの自己紹介と、今後の進め方、どうやって「遺言」を集めていくか、などについてざっくばらんに話し合いました。

今日集まったスタッフは5人。
NPOの映像担当者、主婦、学生など立場も年代も様々でしたが、それぞれ、とても意欲的で、これからに期待がもてました☆

一方、肝心の「遺言」は、やはり一般公募ではほとんど集まらず、こちらから働きかけていくしかなさそうです。

以下、今日の議事録。

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【日時】
2008年3月9日(日)PM1:30~3:30

【議事】
●事務局(藤田)より趣旨説明

●原監督よりプロジェクトのねらいを解説

●各自、自己紹介

●「遺言あつめ」について(意見交換)
・公募はしているがまだ1件も応募がない。
・公募は難しい。狙いを付けて個別にアタックする必要あり。
・どこに声をかけるか→老人会、婦人会、商店街、老人ホーム、ケアハウス、デイサービス、民生委員等
→まずは「赤煉瓦の郷」理事長にヒアリングしてみる

●どんな老人、どんな映像を撮りたいか(意見交換)
・元気な老人
・伝統職人
・水郷めぐりの案内人
・体が不自由で閉じこもりがちな老人
・臨終の顔
→マジメなのもいいが、突飛なことをやってくれる人、破天荒な人もいい。そういう人はなかなか見つからない。出会った人の中に眠っているモノを掘り起こし、組織化する作業が必要。

●今後のスケジュール等について
・いいものを作りたい。結構たいへんな作業になる。
・ハイビジョンカメラを借りられるよう、Panasonicなどにはたらきかけてみる。
・まずは、老人ホームに行って老人たちに会ってみよう。その上で、一人ひとり、自分が作りたい映像のイメージを膨らませてみよう。
・普段の連絡はメーリングリストで取り合い、必要に応じて集まる。
・集まるのは、土曜日を原則とする。場所はマルチメディアセンター。
・スタッフミーティングに関しては交通費・昼食代は出ません。
 
2008/02/28のBlog
3/8(土)の『ほんがら』上映会にスペシャルゲスト


オープニングセレモニーで、島町が生んだソプラノ歌手・磨谷真理(とぎや まり)さんが生出演!素敵な独唱を披露していただけることになりました!!



県内の農村地域の自然・文化・民俗にたいへん造詣が深い嘉田由紀子滋賀県知事に、上映会に先立って作品のDVDを観ていただき、とてんも感動した、とありがたいお言葉をいただきました!
上映会へのご来場は叶いませんでしたが、知事直筆のお手紙をいただけることになりました!!
こちらは、当日、映画上映後に披露・代読させていただく予定です。
2008/02/24のBlog
映画『ほんがら』のテーマ曲・挿入曲を手がけていただいたのは、東京在住の作曲家・大場陽子さん

「GOTEN GOTENアート湯治祭」など、地方のアートイベントで「音楽のある空間づくり」をテーマに様々な活動を展開されている大場さんとは、AAFで知り合ったご縁がきっかけとなり、島町の現場も実際に訪れていただく機会に恵まれ、音楽をお願いすることになりました。これぞまさしく「ひょうたんから駒」!

限られた予算の中で、島町のイメージや長岡監督が描きたい世界を音楽で表現するために大場さんが選び出したのは、「サクソフォン四重奏」。

長岡監督にとっても、自作映画に生音源をつけてもらうのは初の試みで、大場さんと長岡さんとで何十回もやりとりをしながら、試行錯誤の末にようやくできあがった音楽は、この映画になくてはならないすばらしいものになりました。

楽曲を演奏してくださったのは、サクソフォン四重奏団「ストライク」の皆様。
やわらかいサックスのハーモニーが、何ともいえない安心感をもたらしてくれます。
2008/02/20のBlog
これからこのブログ上で、映画『ほんがら』の魅力を少しずつご紹介して行きたいと思います♪


まずは、監督・撮影・編集の三役をひとりでこなしきった長岡野亜監督の<視点>。

長岡さんは、ドキュメンタリー映画界の鬼才・原一男氏に師事する、京都在住の若手映像作家です。

島町ならではの四季折々の美しい自然や、日常の素敵な風景が、映画の中にもふんだんに登場します。長岡監督はもともとスチール写真の出身だけに、ちょっとした風景を美しく切り取る才能がいかんなく発揮されています。

一方、インタビューでは、時間をかけてひとりひとりの老人たちとの人間関係を築き上げ、笑顔でホンネを語るほのぼのした雰囲気の中にも、示唆深いメッセージを見逃さず、丹念に拾い集めていく根気強さと視点の鋭さが光っています。

撮影も中盤頃になると、長岡監督は行く先々の家で歓待され、野菜をもらって帰ったり、時には泊めてもらったりしていました。これもひとえに、長岡さんの人がらと根気強さの賜物でしょう。


3/8の上映会には、もちろん長岡監督本人もいらっしゃいます。
映画上映後、監督によるトークもあります。おたのしみに!!
2008/02/18のBlog
上映会場は、映画の舞台となった島町にある市立島小学校の体育館。

300人、なんとか入れそう。
床にシートを敷き、前列は座布団に座って、後列はパイプ椅子に座っていただきます。

問題は、寒さ対策…。
農業倉庫用の温風器で事前に室内を暖めておきますが、上映中は灯油ストーブ数台でガマンしていただくことになります。
当日は防寒着・カイロ・上履きなどをご持参くださいね!!

また、体育館の後方には、パネルで仕切って「ほんがら松明」や映画制作に関わる様々な特別展示を行う予定です。
「ほんがら」のミニチュアが展示される、とのウワサも?!
 
映像を映写するステージは、ちょっとレトロな緞帳があっていい感じ。

備え付けのスクリーンも年季が入っててこの映画にはもってこい…なのですが、今回の作品は4:3の画面なので、この横長のスクリーンだとかなり小さくなってしまうのが難点。

そこで、急きょNPO法人滋賀県映画センターさんにお願いして、バトンに吊るす大型スクリーンをお借りすることになりました☆

音響・照明もテストしました。
カーテンを閉めれば暗さはバッチリ。
音も、心配したほど残響はなく、セリフもまずまずはっきり聞き取れます。

当日が楽しみ!!
2008/02/15のBlog
本日付けで、滋賀県庁と近江八幡市役所の記者クラブにプレスリリースした資料を、PDFで掲載しておきます。
2008/02/10のBlog
昨年の「子ども映画づくりワークショップ2007 in 近江八幡」に続き、
原一男監督とのコラボレーション企画第2弾がはじまります!!

今年もめでたくアサヒ・アート・フェスティバル参加企画として
採択されました!!

遺言メッセージ&制作スタッフ募集中です!


(以下、転送・転載歓迎!!)

◇ ● △ ■ ○ ▼ ◇ ● △ ■ ○ ▼ ◇ 

 『遺言 YUI-GON ~未来への手紙~』
 近江八幡★映像プロジェクト2008


◇ ● △ ■ ○ ▼ ◇ ● △ ■ ○ ▼ ◇ 

あなたの人生にひとつだけ、思い残すこと。
「死ぬ前に、あれだけはやっておきたい!!」
そんな願いがかなえられる…かもしれません!

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 

【企画概要】
人生の数だけ、ドラマがある。年輪の数だけ、記憶がある。

ひとりひとりのお年寄りのなかにひっそりと眠っている
数々の智慧・文化・郷土・人情・喜怒哀楽の思い…。
それらを丁寧に掘り起こし、次の世代に伝えていきたい。

そこで、お年寄りの「これだけはどうしてもやって(言って)
おきたいこと」などを『遺言』として募集し、寄せられた
『遺言』に書かれた願いをひとつずつ成就していく様子を
映像に収め、1本のドキュメンタリー映画を制作する
市民参加プロジェクトを、映画監督・原一男氏と一緒に
実施します。


【遺言メッセージ募集!】
近江八幡市に縁のある満70歳以上の方を対象に、
ユニークな「遺言」を募集します。

やり残した事、後悔していること、もう一度会っておきたい
人など、その理由や思いもそえて出来るだけ詳しくご記入
ください。字数制限や様式は特にありません。
ご本人の同意があれば、他薦でも結構です。

郵送・FAXまたは電子メールで、住所・氏名(ふりがな)・
年齢・性別・電話番号を必ず添えて下記まで。

「遺言メッセージ」応募一次締切 3/6(木)!!

※応募するとどうなるの?
3月以降、応募いただいたご本人をスタッフが取材
させていただき、『遺言』に託された願いを成就する
お手伝いをしながら、その様子を撮影し、映画作品
として後日上映します。費用はかかりません。
完成作品のDVDももれなく進呈致します。


【ボランティアスタッフ募集!】
映画「ゆきゆきて神軍」の原一男監督と一緒に、
映画づくりを楽しみせんか?

◎『遺言』を題材に、企画~取材~撮影~編集の
 各プロセスを実践しながら体験できます。
◎原監督の映画哲学を身近で学べます。
◎地域のお年寄りとふれあい、生の声を聞くこと
 ができます。

“映画づくりに関わってみたい”という意欲がある
方なら、年齢・性別・経験を問わず大歓迎!!
まずは、下記までお気軽にお問合せください。


【ご応募・お問合せ先】
〒523-0892滋賀県近江八幡市出町645-4 マルチメディアセンター宛
TEL:0748-31-0800 FAX:0748-31-0801
Mail:yuigon@gonza.xii.jp


■主会場: マルチメディアセンター(近江八幡市出町645-4)
■参加料: 無料
■メイン講師: 原一男監督(映画監督・大阪芸術大学教授)
■主 催: 地域プロデューサーズひょうたんからKO-MA
■共 催: マルチメディアセンター指定管理者CM2グループ
■特別協賛: アサヒビール株式会社
■助 成: 財団法人アサヒビール芸術文化財団

2008/02/09のBlog
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 農村再生ドキュメンタリー映画「 ほ ん が ら 」
 完 成 記 念 上 映 会

 -「半世紀前の青年たち」が
 本当につたえたかった 未来への遺言(メッセージ)-

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滋賀県近江八幡市島町。琵琶湖のほとりに位置する静かな農村集落。この
地域に千年以上も続く春の例大祭で、地元の老人たちが、「ほんがら松明
(たいまつ)」を、約50年ぶりに復活させました。
私たちは、映画監督 長岡野亜とともに、2006年6月から1年以上かけて
老人たちが一人一人に密着したドキュメンタリー映画づくりに取り組んで
きました。「ほんがら松明」の作りかたを憶えているのは、地元で生まれ
育った70代以上の古老のみ。カメラに向かって老人たちが発する言葉から
は、単なる懐古主義ではなく、島町の未来へ託すメッセージが伝わってき
ます。郷土へのゆるぎない誇りと愛情。そして、その思いに応えるかのよ
うに、動き始めた現代の青年たち・・・。

■と き:2008年3月8日(土)
 開場 17:00 開演 18:00 ~ 終了 20:30
 
■ところ:近江八幡市立島小学校体育館
 JR近江八幡駅北口から路線バス「長命寺線」で約15分、「渡合」バス停
 下車すぐ
 県道25号線(湖周道路)「渡合橋北詰」交差点から北へ200m

【入場無料】どなたでもご覧いただけます。

◎同日15:00~、映画の舞台となった島町のミニ探検ツアーも同時開催
 (ツアー参加者のみ要事前予約)

◎当日は、防寒着&スリッパをご持参ください♪

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少子化やライフスタイルの変化により、各地で祭などの伝承行事の存続が
危ぶまれるなか、単に地域資源をアーカイブ化するのではなく、積極的に
地域とかかわり、映像とカメラのちからを借りて老人たちの地元に対する
「誇り」を若い世代にも伝え、地域住民が自ら伝統継承・地域再生の道を
拓いていくための後押しとして機能するドキュメンタリー映画づくりを試
みた作品です。
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□監督・撮影・編集=長岡野亜
□音楽=大場陽子/村田聡
□出演=近江八幡市島町の皆様
□特別協力=原一男
□企画・制作=ひょうたんからKO-MA
□特別協賛=アサヒビール株式会社
□助成=財団法人アサヒビール芸術文化財団

■作品や上映会Dなどの詳細情報はこちら→ http://gonza.xii.jp/mura/
■情報提供メールの希望、ご意見・ご質問等は・・・
 E-mail. mura@gonza.ⅹⅰⅰ.jp
 または、TEL(0748)31-0800(マルチメディアセンター)まで。

■主催:地域プロデューサーズ ひょうたんからKO-MA
■後援:滋賀県、滋賀県教育委員会、近江八幡市、近江八幡市教育
 委員会、島学区自治連合会

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2007/11/23のBlog
[ 21:09 ] [ 子ども映画づくりワークショップ ]
11/23、近江八幡のG-net滋賀で、「子ども映画づくりワークショップ2007 in 近江八幡」の完成披露上映会を開催しました!!

固定シート100席の会場は、ぎっしり立ち見が出るほどの超満員。
感無量です!!
これまで支えてくださったたくさんの皆様、本当に本当にありがとうございました!!


さて、上映会は定刻よりちょっと遅れてスタート。
司会は、我らがひょうKOMAのアイドル(?)Oさん。

主催者による経緯説明、来賓挨拶(近江八幡市教育委員会教育長)に続いて、スタッフ・出演者など関係者全員が前に出てご挨拶。

そして早速、映画「タイムカプセル・アドベンチャー」の上映です!!
当初15~20分の短編、と言っていたのが、出来てみれば、40分を超える大作に。
観客の反応もよく、見ごたえ十分の40分でした。

本編の上映が終わると、子どもスタッフと原監督がステージに上がっての舞台挨拶。
原監督からの投げかけに、子ども達は堂々と受け答え。感動!!


舞台挨拶が終わると、今度は映画制作の過程をドキュメンタリーカメラが追った「メイキングビデオ・タイムカプセルアドベンチャーができるまで」を上映。こちらは大人スタッフのみによる制作ですが、20分の力作。子ども達がどのように映画に向きあい、原監督がどう子ども達と向き合っていったかなど、現場の臨場感を垣間見れる作品です。

メイキングの上映後、最後に子どもスタッフ一人ひとりから原監督へ花束の贈呈。
そして、原監督自身から、来年・再来年のおおいなる構想が語られ、上映会は大盛況のうちに幕を閉じることができました。


さて、上映会終了後、2階の部屋に会場を移してのささやかな完成祝賀パーティー。
我らが加藤種男氏も駆けつけてくださり、アサヒスーパードライで乾杯の音頭。

短時間でしたが、集まってくださった大勢の人たち同士、にぎやかな交流ができました。


さて、上映会・祝賀会も無事終わり、スタッフと家族だけが車に分乗して一路、八幡山へ!!

映画にも登場した豊臣秀次像のすぐ近くに、サクラの木を記念植樹しました。

そして、木の前には、子どもスタッフが持ち寄った10年後の自分たちへの手紙や記念の品々を入れたホンモノのタイムカプセルを埋設!!

10年後には、この木も、子ども達も、立派に成長して、また再び再会できる―。
今から楽しみです!!
 
そして、これがホントに最後の最後。
市内のレストランで慰労昼食会。

みんなで美味しいランチをいただきながら、別れを惜しむ最期のひととき。

ホント、皆様おつかれさまでした!!