中華料理「てんしん」と銭湯を取材!! 飲み会も♪ 〜遺言プロジェクト〜

5/24(土)。

まずは、マルチメディアセンターに集合して、前回撮影した長光寺住職さんの「遺言」映像を試写。

前回はプロの長岡氏が撮影したのですが、それでも、原監督から4つ、5つ、「ダメ出し」が相次ぐ。これを反面教師に、皆の勉強のため、撮影の具体的なノウハウが丁寧に解説されていく。

◎ピントの合わせ方
→人物を静止で撮る時は、必ずマニュアルフォーカスにすること!!
 (オートにすると背景にピントがあってしまうことが多い)

◎カメラフレームの構図のゆるさ
→無意味な空間が写っていると退屈な画面になってしまう。カメラの液晶モニタと実際にテレビ画面に出力される映像とでフレームが若干異なるため、カメラのクセを早く把握する必要あり。

◎ズーム、パンの技術とタイミング
→セリフの内容展開とズームのタイミングがうまくシンクロするとズームが生きる。

などなど。

続いて、老夫婦が経営する市内の中華料理店「てんしん」さんに、近所のおじいちゃん数名が集まってくださったので、昼食を兼ねて取材に伺った。

スクールサポーターとして、雨の日も雪の日も、一日も欠かさず毎朝路上に立って子ども達の通学の安全を見守っておられるSさんの話が印象に残る。

さらに、夕刻。
旧市街のなかにある銭湯へみんなで向かった。
午後5時に開店する銭湯の前には、開店の30分も前から、近所のおじいちゃん・おばあちゃん達が集まり、井戸端会議に花を咲かせている。
一人暮らしのお年寄りが多く、この銭湯の前の空間は、友達同士が集まって語らえるコミュニティの交流の場となっているようだ。

なかなか個性的で面白そうなおばあちゃん、おじいちゃんがたくさんいらっしゃって、みんなで手分けして話を聞いていたところ、5時になり、銭湯の扉が開いた瞬間、皆さん、話の途中にも関わらずそそくさとお風呂の中へ…。おぉぉぉ〜い…!!

…気を取り直して、メンバーの一人が運営する「八幡酒蔵工房」へ。

みんなで結束していい作品をつくりあげようと、ビールや地酒を買い、鉄板焼きをしながら安上がりな”決起飲み会”を敢行。

スタッフの皆さん、随分うちとけてくださったし、一人ひとりが活動にも意欲的だし、今後が本当に楽しみです!!