今月の会では 財産管理が大きな話題となりました。

本人を連れて外出すると時間が掛かってしまうので デイ利用している時間を使って銀行に出向いた時 窓口で「本人確認」と言われたということがきっかけとなりました。

「私も…」といろんな事例が挙がりました。
詳しい事は 悪意のある利用に繋がるので伏せます。

財産管理は 権利擁護の観点から 任意後見人や成年後見人制度を利用するのがベストです。
会である方の対策が話され 皆が「ほう!」と思いました。

でも 本当に法律的に有効かと言う事を調べてみないと判らないので この次まで調べておきます」と宿題にしました。

調べた結果 成年後見人制度とは異なり 財産管理できるものではありませんでした。
手続き的には 後見人制度とほぼ同じレベルでした。 

会の中での話題に戻ります。
今回 ある方が「スキンシップが安心を生み出すようだ」と話がありました。
スキンシップは 相手が赤ちゃんなら当たり前のように出来ます。
でも 高齢者にスキンシップって ちょっとしたハードルがあるものですね。
ギュッと抱きしめていいものだろうか?
子供扱いするように思われないだろうか?
等と迷いが生じます。照れもありますね。

かくいう 筆者も大人になって親と手をつなぐ事さえしていなかったので この垣根を乗り越える時は 恐る恐る…でした。
時に険悪なムードになってしまうこともあるので 垣根は結構高かったと記憶しています。

「最初の一歩は 手をつなぐ事でしょう」と仲間が話されました。

筆者の一歩もそうでした。
母とお散歩中 転倒しないように手をつなぎ 段差のある時には ギュッと手に力をいれて「段差があるからね」と言葉を添えたのものでした。
散歩中も母自身の世界に入り込んでいると 小さな段差さえ見えなくなっていると感じたからです。
きっかけは スキンシップをするぞなんて物でなくて 危険回避から始まったのです。

手をつなぐ 頭を撫でる 肩を撫でる 肩を揉む 足をさする そんなことから始めれば良いのかななんて 皆さんが話されていました。

スキンシップは 病が進行しても伝わります。
言葉も失っている方の介護をなさっておいでの方も「手を握ると笑みを浮かべてくれます」と話してくださいました。

「これから ちょっと意識して試みてみます」と話されている方もおいででした。

これまで オムツやパットを使わずに済んでいたが そろそろ…というお話が出ました。
オムツの導入の仕方 上手に使うことを学んで見ることにします。