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2020/01/24のBlog
中国の各地博物館に見る隠れた名品の数々
元帝京大学教授 五十嵐 力氏

きょうの講師は長年Tourismの世界にかかわって来られ、特に中国の事情に造詣が深い我孫子市在住の五十嵐 力さんです。

講師は冒頭 井上靖著「敦煌」の序を紹介され、中国に関心を持った一端を披露されました。そして中国での仕事に携わるかたわら、個人的に回って来られた西夏博物館、青州博物館、重慶三峡博物館、徐州漢画像石芸術館、湖北省博物館、陝西歴史博物館、法門寺の
・所在地
・見どころ
・発見や発掘の経緯
・代表的な収蔵品
などを、豊富な写真と共に解説下さいました。

いわゆるツアーでの博物館鑑賞はとても短い時間ですが、今回は豊富な体験による歴史と文化の知識に裏打ちされた丁寧な解説でみなさんに喜んで頂きました。
ご参加の方々から頂いたご感想の一部です:

*今回の講座のご紹介の遺跡は珍しい遺跡ばかりであまり日本人観光客は訪ねていないところが殆どだと思う。場所が広範囲なのですべては回れないが、ぜひ訪問したいところが紹介されて大変勉強になった。
*初めて知る話ばかりで参考になりました。中国は奥深いと更に思いました。いつか
生きている内にご紹介いただいた博物館に行ってみたいと思います。
*明快であり、説明もよかった。映像もはっきりして今まで目にしたことのないものが
多くさすがに現地でしっかりと撮影されたものであり、素晴らしかった。講師の中国愛を
感じられた。
*リアルな体験と豊富な写真で生き生きと語られる中国の歴史的な名所名品の数々に魅せられました、その時代に生きた人々を想像しながら飽きずにお話を伺えました。ありがとうございました。
2020/01/21のBlog
天皇の陵墓
百舌鳥・古市古墳群世界遺産登録を記念して
東京大学大学院人文社会系研究科教授 小島 毅氏

令和元年、ユネスコ世界文化遺産に百舌鳥・古市古墳群が新たに登録されました。ヤマト政権成立期の大王とその一族の陵墓として、その歴史的価値が国際的に高く評価されたことは大変喜ばしいことです。
しかしこれらの古墳が「仁徳天皇陵」なのか、「応神天皇陵」なのか、学術的にはなにも
実証されていません。

はるか昔「大王」と呼ばれた時期が終わって「天皇」号が成立して以降、陵墓が仏教式に変わったのに伴って巨大古墳は造営されなくなりました。天皇陵とされる古墳が修築されて現在の姿に復原され、国によってきちんと管理されるようになったのは、19世紀になってからの事だそうです。

小島講師は、
・日本最大の古墳の名前は?
・最初に火葬された天皇は?
・江戸時代の天皇陵はすべて同じ場所にある?
の三つの質問から、その答えを導き出す中で、天皇の陵墓を巡る歴史的な変遷と、百舌鳥・古市古墳群が持つ意味合いを解説下さいました。

講座にご参加頂いた方からは、次のようなご感想を頂きました。
*大変楽しみにしておりましたので嬉しかったです、よく理解できました。春先に大阪に行くつもりでおりますので天皇の陵墓等を見学したく思っております。
*すごく判りやすいお話でした、知らないで深く考えてもなかった天皇陵。観光地のように眺めていましたが、こんど行った時は違う気持ちでお参りしたいと思います。
*天皇陵の変遷を、分かり易く説明してもらいました。これから京都や奈良に旅行した時に、ぜひ見学したいと思います。

2020/01/11のBlog
立川談吉さん独演会
今年も談吉さんの新春寄席で初笑いを!

7代目立川談志の最後のお弟子さんで、ますます円熟味を増した立川談吉さん。現在は池袋のサンライズホールでの独演会「談吉百席」を中心に、新潟各地や故郷・北海道帯広市などでも定期的に高座を開いておられます。

我孫子で高座をお願いするのは5回目、「権兵衛狸」「垂乳根」「富久」「阿武松」に続いて今年は、長屋噺『厩火事』ほかを演じてくださいました。
女房が髪結い、パートナ-は昼間から酒を飲んでいる文字通りの髪結いの亭主。日頃喧嘩が絶えない二人ですが、気になる存在ゆえに仲人を介して本当の気持ちを探ろうとします。かつて三代目古今亭志ん朝や八代目桂文楽が十八番にした古典ですが、談吉さんの芸風で演じてくださいました。

聴いて下さったお客様からも、
*落語大好きな人間にとって大いに楽しめました。
*新春落語楽しませて頂きました、来年も計画して下さい。
*初笑いになって良かったです、来年の1月も生きてこの高座を楽しみにします。
*とても素晴らしかったです、来年もよろしく。
などのお声を頂きました。
2019/12/20のBlog
新シリーズ「ヨーロッパ世界遺産を訪ねて」③
ローマ「コロッセウム&サン・ピエトロ大聖堂」
中央学院大学アクティブセンター講師 藤井信行氏

シリーズ「ヨーロッパの世界遺産」の最終回は「ローマ」です。ローマには、2つ世界遺産が登録されています。「ローマの歴史地区と教皇領、サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ聖堂」と「ヴァチカン市国」です。

「ローマの歴史地区と教皇領、サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ聖堂」は、当初「ローマの歴史地区」という名称で古代ローマ帝国時代の城壁(3世紀建設)内の建造物などが登録(1980年)されていましたが、1990年に中世の城壁(17世紀初め)内にまで登録範囲が拡大されました。

また「ヴァチカン市国」は、ローマ教皇が国家元首を務める世界最小の国家ですが、国全体が世界遺産に登録(1984年)されています。

藤井講師は「ローマの歴史地区と教皇領、サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ聖堂」の中から「コロッセウム」、そして「ヴァチカン市国」からは「サン・ピエトロ大聖堂」を主題に取り上げられました。共に古代ローマ帝国時代と中世~ルネサンス期のローマを象徴する建造物ですが、同時にそれぞれが単に「ローマ」という都市だけでなく、その時代の「ヨーロッパ」を象徴する建造物でもあります。

藤井講師は静止画と動画を用いて、この二つの世界遺産の持つ魅力と詳細を分かりやすく解説くださいました。参加者のみなさんのご感想の一部を、ご紹介します。

*大変興味深いお話でした。ローマやらバティカンへ行った時のことを思い出し、なつかしい感じがしました。ローマを3つの時代に区切って見ると、ローマのことがわかりやすいですね。キリスト教がローマで認められたのはかなり遅くなってからということを知りました。今はキリスト教というとバティカンが最初に思いうかびますが。

*イタリアには多くの世界遺産があり、ローマにしぼって説明したのは良かった。今回で終わりだそうですが、他の世界遺産を紹介する講座も計画して下さい。

*ローマはツアー旅行で行ったので、なつかしく楽しく聞かせていただきました。アリーナが白い砂の意味とか、知らないことを教えていただきおもしろい講座でした。
 
2019/12/17のBlog
[ 14:19 ] [ ふれあい塾講座記録 ]
新シリーズ「古典文学のヒロインたち」第三回
巴御前-戦場から消えた女武者-
國學院大學講師・文学博士 堤 康夫先生

覚一本の「平家物語」で木曾最後の段だけに登場し、木曽義仲と共に戦う力持ちで弓の達人として描かれている巴御前。宇治川の戦いで落ち延びる義仲に従ったものの、討ち死に覚悟の義仲に諭されて、泣く泣く戦場を離脱します。落ち延びた先は東国、と言われています。

巴御前が次に登場するのは「源平盛衰記」で、ここでも弓の強い、荒馬乗りの勇者として描かれています。そして義仲の最後を伝え、世を弔うべく戦線離脱した巴御前はその後鎌倉に召されて和田義盛の妻となり、出家して91才まで生き永らえたと伝わっています。

ところが巴御前(と言われている)の足跡は、全国各地に言い伝えとして残っています。東国、上総、鎌倉、越中、越後、大阪に流れて遊女となった説や、衣被巴として千葉に出没した話などが残っています。

「朝日将軍木曽義仲の愛妾 巴御前のその後は如何に、各種の伝説や各地の資料を集めて眺めて見ると、思いがけない一面が出てきます。本や物語によってそれぞれ違った世界が出てくるので、ぜひ読み比べて楽しんで下さい」と結ばれました。

ご参加頂いた方のご感想の一部をご紹介します。
*多くの古文書を読まずに成長したので、「平家物語」「源平盛衰記」などの有名な木曽義仲の戦で活躍した「巴御前」に関する記述が本によって全く異なった表現をされていることを今回の講座で初めて知り、驚いています。単なる創作人物ではないと思う・・・。実在の人物ではあったのか?やはり古文書の古い時代に発刊された本の内容が一番実際に近いと考えるべきなのか?地域が戦いのあった場所に近いところで発刊されたものを真実に近いと見るべきなのか?研究者も悩むところでしょうね?小説としては色々ある方が面白いが・・・。

*巴御前のお話すごく楽しく聴かせていただきました。色々な巴の人生が描かれている本の読み比べで、興味深かったです。美しくたくましい巴御前が、活き活きと皆に語り継がれたんだなあと思いました。

*地元印西市小林地区に「巴塚」があり、巴の墓とされています。印西市の観光案内でも紹介されております。
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