「世界人口白書2009 気候変動と女性」 /国連人口基金

(%赤点%)(%緑点%)<女性を気候変動対策の中心に>
「世界人口白書 2009」は、「気候変動と女性」をテーマに
2009年11月18日に世界同時発表されました。

気候変動は、海面上昇や干ばつ、異常降雨などを引き起こし、
人々の生命を脅かすだけでなく、富裕層と貧困層の格差を拡げ、
男女間の不平等を拡大させます。

それは、女性の多くが開発途上国で農業労働力の大半を占め、
現金収入を得る機会も男性に比べてはるかに限られる傾向にあるからです。

さらに家族の世話や、家計を管理する役割を持つ女性の移動は
しばしば制限され、気候変動が原因で起こる自然災害の被害者になりがちです。

本書では、「気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)」を前に、
気候変動が女性や女児など社会的に弱い立場に置かれている
人々に与える影響について解説しています。
 
世界人口白書2009 
http://www.unfpa.or.jp/publications/swop/swop2009/2009_all.pdf