保育所定員、5年で26万人増 政府「子育てビジョン」決定

(%ひよこ%)(%ひよこ%)(%ひよこ%) 政府は29日の閣議で、保育所の定員増など具体的な数値目標を定めた「子ども・子育てビジョン」を決定した。
2009年度見込みで215万人の認可保育所(平日昼間)の定員を14年度には241万人と、5年間で26万人増やす計画。
主に小学校1〜3年生を対象とする学童保育「放課後児童クラブ」の定員も、09年度の81万人から14年度には111万人と、30万人の拡大をめざす。

ビジョンの基本理念は「社会全体で子育てを支える」とし、個人への過重な負担を減らしつつ、少子化を食い止めることに主眼を置いた。
男性の育児参加も重視し、08年度に1.23%だった男性の育児休業取得率を17年には10%まで引き上げることも明記した。

一連の子育て支援に必要な費用は、14年度に約7000億円、17年度に約1兆円になるとの試算も示した。厳しい財政事情の中、財源の確保が課題となる。
記事>>http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100129ATDG2901G29012010.html

◆「子ども・子育てビジョン概要
http://www8.cao.go.jp/shoushi/vision/pdf/gaiyo.pdf

◆福島内閣府特命担当大臣記者会見要旨
http://www.cao.go.jp/kaiken/0909fukushima/2009/1013kaiken.html