廃棄予定トンカツ用生肉、5店舗で販売

(%とんかち%)(%とんかち%)生活協同組合の神奈川と静岡の5店舗で、廃棄するはずのトンカツ用生肉を販売していた、というニュースが流れた。

5店舗では今年3月、廃棄することが内規で定められている売れ残ったトンカツ用生肉を翌日まで冷蔵保存し、あわせて380枚を販売していたというこのニュースを聞いて思い出したのは、船場吉兆の使いまわし事件だ。大々的に報道され廃業まで追い込まれた。

5店舗の担当者はいずれも、「捨てるのはもったいないと思った」と話しているということだ。
「もったいない」という気持ちは悪いことではない。
一般の家庭では往々にしてあること。
だからと言ってこれは、許されることでもない。

内規で廃棄することが決まっていたなら、それは守らなければならない。
しかし、生肉を加工して販売したら問題ないのであれば内規を改めるよう提案したらどうなのか。

生協では、そのような現場の提案をくみ上げるシステムはないのだろうか?
食の安心安全は、消費者にとって命を守ることなのだ。