3月16日(金)〜17日(土)、九州北部豪雨災害に被災地である福岡県朝倉市と大分県日田市を訪問しました。16日(金)夕方に大阪南港からフェリーに乗り、新門司港と博多を経由して現地に入りました。朝倉市の杷木小学校にある仮設住宅や、日田市の夜明にこにこ保育園をはじめ、これまで何度か訪れた場所を見て回ってきました。仮設住宅の集会所では、地元のボランティアグループにより色々なプログラムが実施されている様子で、5月や7月には地元主催の復興イベントなどが計画されていました。また、安否確認のために各家庭の玄関に黄色い旗を毎日目印に掲げられる取り組みをされていました。

杷木の寒水地区では、散歩されていた被災男性に道ばたで偶然お会いし少しお話が出来ました。男性いわく、今までに経験したことのないほどの短時間での豪雨で、川が氾濫して多くの家が土砂で埋まってしまったことや、近隣住民は仮設住宅には入らずそれぞれがバラバラになってしまっていることなど、当時の被災状況や現状などをお聞きすることが出来ました。朝倉市では今現在でも至る所で重機が入っていて、堆積した土砂を運搬する作業が行われていました。豪雨災害から約9か月が経過しましたが、生活の再建など思っていた以上に復興にはまだまだ時間がかかるように思いました。我々としても今後の活動を再度検討していきたいと思います。