園庭開放〜歯科衛生士さんによるお話〜

6月の園庭開放に歯科衛生士さんが来て下さり
“乳歯の虫歯を防ぐためには”という
テーマでお話してくれました。

●乳児の口内は唾液が多いことで歯が守られている。
 親の口移しや、親の食器を使用することで菌が入る可能性が
 あるので、区別して食べさせてあげて欲しい。

●離乳食はバランスよく食べさせてあげることで、
 色んな味に慣れる。
 
●間食は時間を決め、甘さを控えたものを与えて欲しい。

●哺乳瓶の乳首は、菌の宝庫になるのでしっかり洗い、
 衛生管理をしっかりすることが大切。 など…

どのお話も参考になるものばかりでした。

次に“適切な歯の磨き方について”お話してくれました。

●歯みがきを嫌がる子に対しては無理にしないことが大切。
 色んな味の歯みがき粉があるので、そこから誘っていくのも
 ひとつの対策とのこと。
 
 また、お茶や水を飲んだりして食べかすを残さないようにし、
 口内を清潔にすることが大切。

●仕上げ磨きの方法としては、親の足の間に子どもの頭を
 乗せてすると奥歯までしっかりと磨ける。

●虫歯は子どもが「痛い!」と言った時には、すでにかなり
 進行している。

最後に参加された保護者の方から質問がありました。

問 : 歯みがきはいつからしたらいいですか。
答 : 乳歯が生え始めたらした方が良い。

問 : 歯みがき粉は使用した方が良いですか。
答 : 乳児用のフッ素入りの歯みがき粉があるので、少量つけると良い。

その後も、たくさんの質問がありました。

また、実際の歯ブラシを見せてもらったり、模型を通して歯の磨き方を教えて
もらったりしました。

子どもの歯は永久歯にも影響します。
大切にしたいですね。

(%エンピツ%)楮原