20190126 朝霞マップ(指導員養成講座)

2019年1月26日(土)、埼玉県朝霞市の西朝霞公民館にて「地域安全マップ作製指導員養成講座」(朝霞市青少年育成市民会議主催)が開催され、当協会の認定講師・指導員4名で訪れました。本講座は昨年度に初めて開催され、今年度は第二回となります。初めて参加された方が9名、第一回の講座と小学校でのフォローアップ研修(指導実践)も終えた指導員の方が3名、計12名が3つの班に分かれてマップ作りを行いました。また、通常の講座とは違って、「子どもたちにどう教えるか」というポイントをレクチャーいたしました。参加された方は本当に熱心な方ばかり。講義の前半は犯罪学の成立や理論の展開などちょっと難しい話もしたのですが、しっかりと吸収していただいて何よりです。また、後半は実際に子どもたちに教える際のクイズも体験していただきました。

【1班】
かなり多くのポイントを見つけてきてくれました。一枚横長の写真がありますが、これは参加された方の「より分かりやすいように」というアイデア。位置をずらして3枚撮影して、マップ作りの時に一つにつなげたのです。公園の写真なのですが、どういった特徴なのかがとても分かりやすいものになりました。坂が多い地域だったのですが、地域の方ならではの情報をもとに2つの坂の違いなどを比較することもできました。時間いっぱいまで装飾も工夫してくれました。

【2班】
指導員養成講座ということで、担当した協会認定指導員もいつもより厳しめにコメントチェックをしました。その成果か、マップ作りの後半には「ここは、こういった内容も書きたいんだけど…」と受講者自らが担当指導員に提案するという素晴らしい光景もありました。参加された方からは「クライシス管理なのか、リスク管理なのか…犯罪だけではなくいじめなどの問題もリスク管理という考え方が使えると思う」という感想もありました。まさにその通りだと思います。

【3班】
担当指導員の「朝霞の名産はなんですか?」の問いに「人参!」という回答。そのため、完成したマップにはたくさんの人参があります。タイトルも含め「朝霞愛」が溢れる一枚に仕上がりました。フィールドワークでは、ベンチの設置されている位置やその向きなどにも注目。「新しい視点だった」との感想をいただきました。また、同じ駐車場でも車をどう停めたら良いのかなど(道路に対して垂直か平行か、管理されているのかなど)改善策も話し合うことができました。

この講座では受講者に当協会から「修了証」をお渡ししています。10時から16時過ぎまでみっちり学んでいただけましたので、今年度も9名の方に修了証をお渡ししました。またフォローアップ研修の方は今回3回目の参加(フル参加)で、非常にレベルも高いため、当協会の認定指導員として私たちと同じ缶バッジをプレゼントさせていただきました。正しい地域安全マップ作りを教えることのできる指導員が増え、地元の子どもたちに伝え広めてくれたらとても嬉しいです。参加して下さった方々、朝霞市青少年育成市民会議の皆様、また事務局を担っていただきました朝霞市こども未来課の方々に心より御礼申し上げます。

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