20190907 墨田マップ

2019年9月7日(土)、東京都墨田区にて地域安全マップ教室が開催され(墨田区後援)、講師1名、指導員2名、研修生4名の計7名で伺わせていただきました。近隣の3町会合同開催ということで、町会ごとに3つの班に分かれてフィールドワークとマップ作りを行いました。事前講義の段階からメモを取られている方が多く、地域住民の方の「安全を守りたい」という気持ちを強く感じました。

【1班】
マップ作りでコメントを書く際、「ここはこうではないか」「この視点で書けば良いのではないか」と受講者の皆さんが熱心に話し合っている様子がとても印象的でした。また、指導員とも何度もやり取りをしながら、一つの景色に対しての理解を深めていきました。正解があるわけではないからこその学びです。発表会では「こんな見方をしたのは初めてで、気づきもあった」「確かに危険だと思う場所がいくつかあった」といった感想をいただきました。

【2班】
笑い声もあり、とにかく楽しそうに取り組んでいただけました。後半のマップ作りでは、模造紙の下に敷いていた新聞紙の一部を使って装飾するなど、遊び心溢れる一枚に仕上がっています。発表会では、「清掃活動などで、地域をきれいに保つことが大切だと感じた」「なかなか良いところなんだと気付けた」「最初は地域安全マップといっても何をしたら良いか分からなかったが、指導員にアドバイスを貰いながら理解できた」などの感想をいただきました。

【3班】
フィールドワークの段階から積極的に意見交換をしていました。よく知っている地域でも、新たな視点で見ることでたくさんこ気付きがあったようです。子ども110番の家や防犯カメラについてなど、かなり広範囲に渡る質問もいただき、有意義なフィールドワークになったと思います。発表会では、「あっという間に一時間が経ってしまい、まだ町会の半分しか回れていない。残りは自分自身で歩いてチェックしたい」といった嬉しい声もあがりました。

墨田区は人と人の繋がりを強く感じられる地域の一つです。ハード的な弱点はすぐに改善するのが難しく、ソフト的な強さは醸成するのに時間がかかります。そういった意味では心理的なバリアが感じられることは強みだと思います。ぜひその良さを継続しながら、景色解読力で安全性をより強化していってもらえたらと思います。

調整や準備から当日の運営にいたるまで、いつもサポートしていただいている墨田区役所の方々、そしてご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

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