2019年11月17日（日）、東京都墨田区にて地域ボランティアリーダー養成講座（実践編）が開催され、地域安全マップ作りの指導のため、講師1名と指導員3名、研修生2名で伺いました。別日の講義編を受講された約20名の方が、簡単な復習（講義）をした後に4班に分かれてフィールドワークとマップ作りを行いました。今回も非常に熱心な方々にご参加いただき、昼食休憩の際も班の方々と指導員が一緒になって防犯についての話しをするなど、充実した講習会になったのではないかと思います。
【1班】
防犯への意識がとても高く、フィールドワークでは最初から班のメンバーで議論したり担当した指導員に質問したりしていたそうです。また、ご自身の町会で実施するにはどうしたら良いかなどの、今後につながるご相談もいただき、頼もしく思いました。発表会では、「人では判断できないが、景色ならば判断できる」や「気をつけて町を歩いてみたい」といったご感想をいただきました。
【2班】
フィールドワークに出る前は「本当にキーワードに当てはまる場所を見つけられるのだろうか」と不安に思っていた方も多くいましたが、実際に出てみると「ここはこうだろうか」「あっちはどうかな」と積極的に話し合いができたようです。発表会では、「防火への意識は高かったが防犯についてはあまり考えたことがなかった。今回はしっかりと地域の防犯についても考えることができた」などの感想をいただきました。
【3班】
担当したエリアでは、心理的なバリアが働いていると感じられる場所が多く、通常よりも安全なポイントをたくさん見つけることができたようです。地元の方もいましたが、この講習会を通して新しい発見もしていただけたとのことで何よりでした。発表会では、「注意をして見てみなければホッホスポットは分からないと感じた」「今までと違う視点で町を見ることができて役立った」などのご感想をいただきました。
【4班】
フィールドワークまででお帰りになる方もおり、マップ作りは3名となりましたが、それを感じさせない力作になりました。フィールドワーク中にかなり意見を出しあい、その場でポイントの特徴もしっかりと理解したので、コメントもスラスラと書いてくれました。「初対面の方と和気あいあいで取り組めて良かった」「フィールドワークを通してキーワードを理解できた」などのご感想をいただきました。
今回も準備段階から当日の進行にいたるまで、たくさんのご支援をいただきました墨田区役所の皆様とご参加いただいた方々に感謝申し上げます。発表会で聞いたご感想でも担当課長様の最後のご挨拶でも、犯罪に強い地域を作るという強い意思が感じられて、とても心強かったです。今回防犯リーダーとなられた方々が、これを地域に持ち帰ってさらに広めていただければと思います。
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