・期 日 2018年7月14日(土)(%晴れ%)(%晴れ%)
・場 所 松尾湿原
・参加者 小川、川本、森川(ク)、西村、伊藤(格)、伊藤(千)、西川、豊買、 岡澤、戒田、小宮、 東田、湯浅、安藤、藤田、山本、
 福井先生
 宝塚市社会教育課 水野課長
 宝塚市自然保護協会 足立会長、森本副会長、松田事務局長、村上さん、ほか数名
 一般参加者 大人4人 子供3人
合計 31名

 猛暑、酷暑、炎暑、極暑といういろいろ暑さを表す言葉がありますが、本当に暑い中 主催;宝塚市教育委員会・宝塚エコネット、協力;宝塚市自然保護協会でハッチョウトンボの観察会を行いました。

 宝塚駅を出発する朝9時には31.9℃で、松尾湿原到着時の9時30分、25℃でやっぱり市街地より涼しいことを実感しました。
しかし、その後気温はぐんぐんうなぎのぼりで観察会頃には最高37.8℃体温超えてなんど「暑い〜!」を連発したしことか・・・・・・・。
 それでも元気な子供たちと保護者の方々の参加があり楽しい1日となりました。
初めに自然保護協会の足立先生から松尾湿原の今までの経緯や、ハッチョウトンボについて紙芝居を使ったわかりやすい説明があり、子供たちも真剣に聞いてくれました。
 ハッチョウトンボは今日は何匹ぐらい飛んでいるかの予想ではいろいろな数が出ましたが、1億匹といってくれた子供さんがいて湿原を埋め尽くすトンボを想像してロマンを感じました。
写真右上 紙芝居を使った足立会長のお話です。

湿原をロープで13区画(観察広場を1区画追加した)に仕切り、伊藤さんの合図で参加者と2回数えました。
1回目はオス100匹、メス47匹で合計147匹
2回目はオス94匹、メス58匹合計152匹という結果になりました。
写真右 ハッチョウトンボの調査区画設定をしています。

トンボは、元気に素早く飛び回る小さなものなので多の誤差はありますが交尾中のもの、水の中のヤゴ、産卵中の雌なども観察することができました。

写真右 ハッチョウトンボのヤゴ

その後、福井先生から湿原を前にムラサキミミカキグサ、モウセンゴケは食虫植物であること、カキランの種はさやの中に何万粒も入っていることやヒメシロネはミントの匂いがすることなど、色々なことを教えて頂きました。
参加者からは「おもしろかった」、「ずっと一度見たいと思っていたので参加できてよかった」などの感想をいただきました。
写真右 福井先生による湿原植物などのお話です。

午前中で観察会を終了し、昼食後は会員によるノギラン、チゴザサ、オオバノトンボソウを調査しましたが、イトイヌノヒゲ、ヒメシロネ、シロイヌノヒゲ、コケオトギリ、ムラサキミミカキグサ等は花が見られないので次回にすることにしました。
来月は、サギソウを観察できることを楽しみに松尾湿原を後にしました。

宝塚駅へ戻りマイクロバスを降りると路面からの熱風を受け西谷との暑さの質を感じました。 
熱中症も心配されていましたが無事観察会を終えました。
皆様本当に暑い中ご苦労様てした。(記;山本)(%ニコ女%)(%ニコ男%)