ピカピカランドのホタル.幼虫調査と逆瀬川の美化活動

・期 日: 2019年3月7日
・場 所: ピカピカランド 逆瀬川
・参加者: 川本、西川、安藤、伊藤(格)、豊買、森川(久)、岡澤、湯浅、戒田、勝間、小宮

心配されていた雨はどこ吹く風の好天に恵まれた午前中、まだまだ肌寒さが残るピカピカランドで幼虫調査と逆瀬川の美化活動が始まった。
いつものように男性陣は手作りのゴミ拾いの道具や袋などを手に川に下りて行った。
相変わらずプラゴミやペットボトルやゴルフボールの散乱が目立つ中、目を凝らすと川べりに土筆が顔をだしている。寒いながらも確実に春が近づいていることを知らせてくれた。

女性陣はピカピカランドの建屋の前に水槽を持ち出して幼虫の数を数えた。
去年の12月に32匹あった幼虫は何匹になっているだろう?
 皆熱心に目を凝らして幼虫を見つけだす作業に夢中になったが、気が付くと鼻水が・・・寒さで震えてしまった。
幼虫は食欲旺盛にカワニナを食べたと見えて、空になったカワニナがたくさん見つかった。

中には餌のカワニナに有りつけなくて死んでしまったかわいそうな幼虫も4匹ほどいたが、最終的に滝つぼの砂利の中の幼虫と合わせて27匹が確認できた。
その後、ピカピカランド内に戻された幼虫たちはしばらく水中で過ごした後、来月には陸に上がって蛹になり、やがてホタルになって飛び交うことだろう。
 4月の雨上がりの夜に幼虫たちが光りながら陸に上がる様子もぜひ見てみたいと思った。

幼虫調査の砂利の中で奇妙な生き物に遭遇した。全身小粒の砂利に覆われているが、かすかに動く不思議な生き物は、後でYさんが調べてくれて「ニンギョウトビケラ」と判明した。

2,3年前から逆瀬川の畔の日当たりのいいところに、ホタルブクロを植えていたが、なかなか花が咲かないので3株ほど建屋内に移植した。
無事に花を咲かせてホタルとホタルブクロの競演が観られますようにと願いを込めて植えこんだ。
帰るころには雲行きが怪しくなったが、無事に活動を終えた皆さま、お疲れ様でした。
(記;小宮)