逆瀬川の美化活動とピカピカランドの整備

実施年月日 2021年12月2日(木)9:30〜12:30
参加者 川本、浅倉、伊藤(格)、西川、三科、安藤、藤田
場 所 逆瀬川上流、ピカピカランド

本日の活動は、逆瀬川の美化活動(ごみ拾い)のほか、掲示物の貼替え、水路の土砂撤去、ホタル飼育舎の補修などです。
ごみ拾いから始めました。
先日の雨のせいか、多くのゴミが先月に草刈りされた堰堤に、菓子袋などのプラスチック類やペットボトル、飲料の空き缶などが先月より多くありました。これは先日来の雨により上流から流れてきたものが多いと思います。
ゴルフボールも堰堤の水たまりに多くありましたが、これは上流のゴルフ場からのものではないかと思われます。

写真右上 河床の中を隈なく歩きごみを拾います。

これらのゴミが武庫川を通って瀬戸内海に流れ込み、海洋汚染や海洋生物へ影響を与える恐れがあります。定期的に、ゴミ拾い(美化活動)を行うことにより、海に流れ込むことを少しでも抑制することができるとともに、逆瀬川の堰堤をきれいに保つことにより、ポイ捨ての減少につながるのではないかと思います。

ゴミ拾い後、分かれて作業しました。

〇ホタル飼育舎の掲示物の貼替え

今年、ホタルの幼虫の放流を近隣小学校の環境学習として児童の参加を得て実施しましたが、その時の感想や新聞としてまとめたものを送っていいただきましたので、小学校の許可を得た上で掲示しました。
参加された学校は、小林聖心女子学院小学校、逆瀬台小学校、末成小学校、西山小学校の4校でした。
「幼虫を放流できてうれしかった」「ホタルは幼虫も光ると知って驚いた」「ホタルが生息しやすいように川を汚さないようにします」「放流した幼虫がホタルになった姿を見に来ます」「ホタルの生態を紙芝居で見られてよくわかった」など多くの感想をいただきました。
みなさんにも、ぜひご覧いただきたいと思います。

写真右 掲示板への掲示が完了しました。

〇水路の桝の土砂の撤去

ピカピカランドは、ホタルの幼虫やカワニナを飼育するため、建屋の横を流れる農業用水路から水を引き込んで利用しています。
この水路は逆瀬川の水を引き込んでいるため、土砂が水路やコンクリート桝に堆積し水の流れが悪くなります。
今回、用水路から引き込んだ水路の建屋外と建屋内のコンクリート桝に堆積した土砂を掬い出しました

写真右 建屋内の桝内の堆積土砂の撤去作業) 

掬い出した土砂の中に、カワニナやホタルの幼虫がいるかを調べましたが、建屋外の桝には何も見つけることができませんでした。 ピカピカランド内のカワニナが移動しているかと思いましたが、生きたカワニナはほとんどいませんでした。 建屋内の桝で一匹の大きく育った幼虫が見つかりました。

〇建屋の網戸の補修

飼育舎の網戸の隙間からホタルの幼虫が上陸時に建屋外に逃げるのを防止するため先月補修しましたが、補修できていない箇所がありましたので、ガムテープで追加補修しました。
来年のホタルシーズンが楽しみです。

写真右 隙間をガムテープで塞いでいます。

参加者全員の集合写真

本日の作業に参加された皆さんご苦労様でした。(記 藤田)

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