飼育水槽からホタルの幼虫の上陸をし易くする工夫

日時 2022年3月24日(木)9時半 晴れ
場所 ピカピカランド
参加者 川本、森川、村上、三科

本日の作業の目的

① 「水槽から幼虫が上陸しやすい工夫と改善」
② 「ピカピカランドの水流の回復作業」

3月21日に幼虫の数を調査し、水槽A槽と水槽Bにそれぞれ119匹の幼虫を入れた。
しかし、各水槽から出る幼虫は、水槽の内面壁をのぼり上陸する事になるが、滝つぼに入るかもしれなので、槽から出たらすぐに上陸出来る様に水槽Bのみ工夫した。

水槽A槽は、周囲のコンクリートの壁に接触させ、槽から出たら接触部を通ってすぐ壁に登れるようにした。でも、接触部を通らずに、滝つぼの中に入りコンクリートの壁を這いあがる幼虫もいるかもしれません。
今回、水槽Bの周囲を発泡スチロール製の板で囲み、壁に上りやすくなるのではないかと試すことにした。
 完璧にする事は困難であり、今後、観察を続け試行錯誤しながらより良い案を工夫して行きたい。

写真 作業完了後の水槽Aと水槽B

建屋へ流れ込む水量が少ないと感じたので、逆瀬川の美化活動でゴルフボール掬いに使用する手つくりの竹竿を使って管路内を掃除したら、落ち葉等が取り出され幾分水量が増加したように感じた。

写真 管路内の清掃作業

前回(3月21日)の作業の際に、上流の開所(コンクリート枡)から管路に通じる箇所に樹木の毛根が侵入しているのを見つけ、それを取り除いていた。
本日参加した会員が、それを珍しいと盛んに眺め、これは”狐のしっぽ”に似ているとと話していました。 

建屋に吊るした”狐のしっぽ”
(記;三科)