[今年の漢字]の舞台裏 12月13日

今日も大阪は真冬並みの寒さで、空はすっきり晴れています。
北国では大雪のようで、生活のすべてに影響があるでしょう。
そういえば先日の7日が24節季で「大雪」(たいせつ)でした。

昨日2017年「今年の漢字」「」が発表されました。
なるほどねという感じ(漢字)でしょうか。

たまたま今年の1月に、清水寺の方にお話しを伺う機会がありました。

この「今年の漢字」でいろいろ大変なのだそうです。
まず主催は清水寺ではなく日本漢字能力検定協会ですが清水寺だと思っている方も多いようです。
清水寺は通称「漢検」から依頼を受けて発表しているのだそうです。

漢検が公募で集まった「字」を集計して決め、この字に決まりましたと発表間際に連絡があるそうです。

するとその字について意味や書き方を調べたり、わずかな時間で準備をしなければならないので大慌て,もちろん各メディアへの対応に仕事も山ほどあります。
漢字といっても、楷書と行書とか、書体によって書き順が違うのだそうです。

しかしテレビでこの映像が流れると、「書き順が違うぞ」と電話がバンバン入るそうです。

紅白歌合戦ほどではないでしょうが、どこも楽屋裏は大忙しのようです。
いやいや、清水寺には日本一有名な[舞台]がありますから、楽屋裏ではなく、舞台裏ですね。

最後は美しいバラ1輪。

冬のこんな時期に咲くバラがあるのかと、知らないことばかりです