ニックネーム:  パスワード:
| MyBlogトップ | Blogポータル | ブログガイド | よくある質問 | サポート |
くらしかる 老前整理(R) MyBlog
記事一覧イベント一覧
[ 総Blog数:1125件 ] [ このMyBlogをブックマークする ] [ RSS0.91  RSS1.0  RSS2.0 ][ ATOM ]
2019/03/07のBlog
[ 12:06 ] [ くらしかるの考えてきたこと ]
寒の戻りか気温が少し下がり、雨が降りそうな空模様。

本日のお題『消えたベラスケス』ローラ・カミング著、五十嵐加奈子訳、柏書房、2018年1月出版。

ようやく読み終えました。

著者は1961年生まれ、英国BBCワールドサービスの美術プロデューサーを経て、1999年から「オブザーバー」紙の美術批評を担当。

内容はチャールズ1世を描いたとされるベラスケスの1枚の絵画と、それを本物と信じて、まるで小説か映画のようなドラマチックな人生を送った男ジョン・スネア(英国レディングの書店主)と、ベラスケスの絵画について、当時の資料を探し、読み解いていくミステリーかと思うような本で、アマゾンの内容紹介には歴史ノンフィクションと書いてありました。

ベラスケスはスペインの宮廷画家で、有名な作品[ラス・メニーナス](侍女たち)がプラド美術館にあります。

プラド美術館でこの絵を見たエドゥアール・マネ(画家)は「ここが終着点だ、これを超えるものはない」と言ったそうです。

写真は友人のスペイン土産のベラスケスの絵葉書です。

私が驚いたのは、1枚の絵についてどのような経緯で誰に渡ったかということはもちろん、数奇な運命をたどったスネアの裁判の記録を始めとして、いつどこに行ったか、何を買ったかなど探せる資料を綿密にあたっていることでした。

歴史の考証だから資料を確認するのは当然のことかもしれませんが、こんなものまで残しているのという資料があることに驚いたのです。

そういえば今の日本で、数年前の書類は処分してしまったというお役所の話がありました。膨大な資料は保存できないらしいが、紙を減らしてパソコンに保存しようというこの時代に、つじつまが合わないような…。

とはいえ、わたしたちも、というか、わたしも日頃不要な書類の処分をしましょうと言ってます。

この「不要」とは何をもって定義するのかと、改めて考えました。

1つの例として、東京新聞2014年4月9日に私が書いたコラムを紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先祖のお宝

 春になり日差しも明るくなると、そろそろ片づけようかという気になりませんか。と言っても何を片づけるかは人それぞれだと思います。今日は先祖のお宝についてです。

 まず蔵や納屋に先祖のお宝が眠っている場合、どうしておられますか。

 地方にひとりで暮らす七〇代の女性の悩みは、蔵がたくさんあって、嫁に来てから入ったこともない蔵があるということでした。びっくりですね。この場合、まず蔵に何があるかの調査が必要になります。大変な作業になりますので、子どもたちが帰省した時に一緒に片づけるか、信頼できる人に手伝ってもらうことをお勧めしました。

 また別の六〇代の女性は先祖の古文書が蔵に眠っているということでした。その方は自分の代で何とかしないと、息子たちは貴重なものをゴミとして処分しまうと危機感を持たれたようです。

 古文書の価値は、専門家にとっては非常に価値のあるものでも、素人にはただの紙屑という場合もあります。この女性はその価値をよくご存知だったようです。そこでこの古文書を研究の役に立ててくれる人、つまり大学のその道の研究者を探し出し、打診したうえで、寄贈されました。ゴミとして捨てられずに良かったと思います。

 このように蔵に眠っているものには、金銭的な値がつくものだけではありません。歴史や文化という意味で価値があるものもあるでしょう。

 それを放置しておくと、先の女性の危惧のように、ゴミとして捨てられるかもしれません。これこそ「もったいない」と思いませんか。また価値がわからなければ専門家に相談してみてください。期待しすぎず、価値がなければスッキリ処分できる、というくらいの気持ちで調べてみてはいかがでしょう。『転ばぬ先の老前整理』に掲載
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

要・不要だけでなく、歴史的価値や文化についても考える時期なのかもしれません。
話を戻し『消えたベラスケス』は本当にミステリーのようで、引き込まれて読みましたし、ベラスケスという画家にも興味をもちました。(夢中で読んでいて、地下鉄の降りる駅を乗り越したことあり)

『消えたべラスケス』で絵の処分について書かれた文章を引用します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

第17章 幻の絵

 長年にわたり、膨大な数の肖像画が失われてきた。描かれた人物が世を去ると、次の時代にスペースを譲るために、その肖像画もまたこの世から旅立つ。どんなに貴重な絵でも、かつてどれだけ大事にされた絵であっても、そのすべてを空調のきいた殿堂に永久保存するわけにはいかない。次々と肖像画が寄付されるものだから、うちはパンクしそうだ、と美術館の館長たちは嘆く。なんだか絵の墓場のようだ。

 肖像画を廃棄したり火葬するなど芸術に対する暴挙だと思うかもしれないが、実際にはそうしたことが普通に行われている。以前、あるイギリスの画家が「不要になった絵の人道的処分」のためにロンドンのあるギャラリーに大型のゴミ箱を配置した。するとロンドンじゅうの人たちが、罪悪感やジレンマ、持て余した絵画から解放されるためにやってきたのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この文章の「罪悪感やジレンマ」を読んで、この「絵画」を「人形」や「写真」に置き換えるとわかりやすかもしれないと思いました。一昨日書いた「古い人形をどうするか」や、「写真」のお焚き上げを依頼したり。

写真が残るのもあと少しの間で、これからのスマホやデジカメの写真はパソコンの中で埋もれていくのかなと思います。

個人レベルでの「何を残すか」と国レベルの「何を残すか」もこれからの課題になるかもしれません

書き始めたら力が入り、長くなりました。

お知らせ 小説 老前整理 わくわく片付け講座 №20 サポーター殺人事件(1)をHP2にアップしました。

そこで長くなりついでに、よもやま話も掲載

この話のタイトルは、元は「アドバイザー講座」でしたがミステリー好きが高じて「サポーター殺人事件」にしてしまいました。(苦笑)

それにこの話はものすごく長いです。他の話の数倍。ブログ小説で書いていた時は、毎日少しずつ書いていたので、長くなると前の話がどうだったかわからなくなるし、遡るのも大変なので比較的短くまとめていたのですが、この話は書き出すと止まらなくなったというか、面白くなりました。

それに人を1人殺すというのは、お話にしても大変で、こうして長くなりました。しかしこのように自社のHPだとある程度の量が書けますし、書いても誰にも迷惑をかけないというか、いつでも読めるし、読みたい人だけ読んでいただければよいから、これは自分でHPをつくる利点だなと思っています。

今度こそ、本日はおしまい。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。


2019/03/06のBlog
[ 14:34 ] [ ご近所 ]
今日は24節気の啓蟄(けいちつ)で、土の中から冬眠していた虫たちが少しずつ出てくるようです。
大阪では気温15度のくもり空。風に交じる春は45%くらいかな。

虫だけでなく花も咲き始めています。
この梅は、昨日も人形祭で紹介した天満宮の「盆梅と刀剣展」の会場の庭の梅です。
同じ木に紅梅と白梅が咲いているのです。不思議!!
菜の花も元気。
ピンクと白の桜草。
水仙も首を伸ばして。
春は黄色い花がまぶしいですね。
2019/03/05のBlog
[ 14:01 ] [ くらしかるの考えてきたこと ]
今日はすっきり晴れています。気温も16度くらい。

昨日は東京新聞のコラムに書いた「古い人形をどうするか」でした。

今日はその補足です。
古いお人形をごみとして捨てられない場合、地域のお寺などに納める方法があると書きました。

年に1,2回「人形供養の日」を設けているお寺や神社などがあります。
またいつでもよいですよというところもあるようです。

ご近所の天満宮では「人形祭」です。(昨年のポスター)

古い人形納め

初穂料 1件 3000円 神事「人形報謝祭」
ひな人形、5月人形、フランス人形、ぬいぐるみなど人形に類するもの(本体のみの受付)をお持ちください。
主催 関西節句人形工業協同組合
当日、受付時間内にお持ちください。

境内にもこのように人形祭ののぼり旗。
このように人形を納め,神事「人形報謝祭」を行うようです。(撮影可)

今はインターネットでも調べられると思いますので、気になる方はお住まいの近くでこのような機会をご利用ください。

2019/03/04のBlog
[ 12:42 ] [ くらしかるの考えてきたこと ]
昨夕からの雨が上がっているけれど、まだ降りそうな不安定なお天気です。

昨日は3月3日で桃の節句のひな祭りです。(旧暦)
しかし、地域によっては4月3日(新暦)でひな祭りをされるようです。

仕事で出張した時の宿泊施設でも、この時期ひな飾りを飾っている所がありました。

これは島根の施設です。

長野の旅館。コンパクトなひな飾り。


同じ長野の旅館。珍しく赤い毛氈でなく、グレイの毛氈で色調が全体にグレイッシュでシックな雛飾りでした。古いもののようです。

ひな飾りも、住宅事情や少子化など世の中の変化により、変化しているようです。

しかし、このお人形を出したり、しまったりは細かいお道具が多く、こわれやすいのでていねいに1つずつ薄紙で包みますので、手間がかかると言えば、かかります。しかし親子でこの作業をすることが、思い出にもなるよい時間なのかと思います。
またお人形の処分について悩んでおられる方もあるようです。

2014年2月12日付け東京新聞のコラムに書いていますので、紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


古い人形をどうするか

 節分、立春と暦が進み、そろそろひな人形を飾ろうかと予定を立てておられるかもしれません。セミナーで時々質問があるのが古い人形の処分の仕方です。ここで「なぜ?」と思われた人には無縁の話です。

「そうそう」とうなずいた人にとっては悩みの種かもしれません。つまり人形を単なるゴミとして捨てられない人です。これはゴミの分別の問題でなく考え方の違いで、どちらが良い・悪いということではありません。

たとえば子どものころに母親から人形を粗末に扱ってはいけない、「いのち」があるのよと教えられた人。子どもが小学生のころ友だちのように大切にしていて真っ黒になった犬のぬいぐるみをゴミとして捨てられないという人もあり「どうすればよいですか」となります。

セミナーでのお訊ねには、会場にお越しの方にお聞きします。すると必ず、○○町のなんとか寺に持って行けばよいというアドバイスが返ってきます。有難いですね。つまり地元の方はよくご存じなので教えていただきます。この場合人形供養ということで供養料を添えることになります。お願いするときにはこのこともお訊ねになったうえで得心すれば、依頼してください。

ある女性は近くのお寺に聞くと思ったより高額だったので、そこまで払う必要はないと考え「長い間ありがとう」と袋に入れて、ごみとして処分したそうです。

結論としては自分が納得して手放すことですね。処分の前に、子どもたちが大きくなってから飾っていないとか、うちにも眠っているひな人形があるというお宅は久しぶりに飾ってみてはどうでしょう。友だちを呼んで「おとなのひな祭り」はいかがですか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

白酒は美容にも良いと人気のようですのでお勧め。おとなのひな祭りは楽しいと思いませんか。今からでもどうぞ!

お知らせ HP2に 小説 老前整理 わくわく片付け講座
№19 ゴミ屋敷の男やもめプロジェクト をアップしました。

2019/03/03のBlog
桃の節句の大阪は曇り空で、夕方から雨になるという予報です。
東京は雨だそうですから東京マラソンは皆さんたいへんでしょうね。

ひな祭りといえば、ひなあられが好きなのですが、今年は買い忘れました。
ところで先日、心のこもった秋田土産をいただきました。
私は秋田へは行ったことがないので、紹介したくなりました。
御幸乃華というお菓子と、秋田杉のしおり。
しおりは袋から出すと、木の香りがします。
ヒノキを始めとして、木の香りが好きなのでとってもうれしい。
お菓子は干菓子で懐かしいような味、濃いめの煎茶でいただきました。

これでなんだか「秋田に行ってみたい」気分が上昇。
思考回路はいたって単純であります。


お知らせ 小説 老前整理 わくわく片付け講座 №18 卒婚のために人生の棚卸し アップしました。