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くらしかる 老前整理(R) MyBlog
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2019/03/11のBlog
雨もようやく上がった大阪です。

今日は本の話。

本も今では電子書籍と紙の本と選択肢が増え、紙の本を読む人は減っているのだなと思います。確かに紙の本は場所を取る、大きい本は持ち歩きが大変などなど理由はあるでしょう。しかし私はなかなか紙の本から離れられません。

2019年3月10日付の読売新聞 「人生案内」で本の内容をすぐに忘れるという70代男性のお悩みの答えを紹介します

作家の出久根達郎氏が「小説の筋を忘れるだけでしたら、心配はいらないと思います。私もよく忘れて、同じ小説を2冊、3冊と買うことがしょっちゅうです。ずいぶんたって気が付きます。あなたは書き出し部分で再読と知るのですから、まだよろしい」と書いておられて、そうだそうだとひとりごとを言っておりました。

信じられないという方もおられるでしょうが、そんなものだと思っています。

この点について、くらしかる HP1 「もの別これを片付けたい」 本を手放すには にも書いていますので、興味をお持ちの方はご覧ください。

今日この話題を取り上げたのは、私もこりずに同じ本を2冊買った話です。
アマンダ・リプリー『生き残る判断 生き残れない行動』岡真知子訳
出版は単行本ー光文社、文庫本ーちくま文庫です。
私が本を買う場合3つのパターンがあり、仕事で原稿を書くための知識として必要に迫られて買う本、必要というより仕事の関係で読んでおいた方がよいかなと思う本、趣味で読む本があります。

必要に迫られる場合は、すぐ読みます。ラジオ講座の行動経済学の本などはこれに当たります。

趣味の本は小説や先日読み終えた『消えたベラスケス』のような興味のある分野の本。

最後の必要というより読んでおいた方が、という消極的理由の本は、ほとんど専門書で書店に行った時に目につくというか、

目次や著者、内容をぱらぱらっと見て、ぴぴぴと私のアンテナに引っかかった本です。分野は色々。

そういう本が10冊以上未読で積んであります。
この単行本もその中の1冊でした。

ピピピのひらめきだけで買ってくるので、タイトルもほぼ覚えていないし、未読なので内容もほぼわからない。
買ったことも忘れているので、また書店の新刊文庫の棚でこの本を見ると、ピピピと反応して買ってしまったわけです。
(無意識のピピピの反応がいかに正確か、ともとれるし、気になっている=こだわりは変わらないという風にも取れます)

たぶんこれは「わかる」という方と「信じられない」の2つに分かれるでしょう。
もったいないし、ばかだなあと思うのですがこの病は治りそうもないです。

ピピピで本を買うのは、その時を逃すと買えなくなるというか、たくさんの本が出版されるので、よほどのベストセラーでない限り、書店に並んでいるのはわずかの間です。

書名を控えておいてネットで買えばよいという意見もあると思いますが、私は買える本は書店で中身を見て買いたいと思っています。またそういう本との出会いを大切にしたいと思っています。

当分新しい本を買わずに、未読の本を読むとしましょう。

今回この本を見て、先延ばしにしていたけれど、読みなさい!! ということなのだと思っています。

3月11日の今日から読み始めます。

お知らせ 小説 老前整理 わくわく片付け講座 №20 サポーター殺人事件(4)をHP2にアップしました。





2019/03/10のBlog
雨の大阪です。
午前中のNHKラジオで、高校生が作った震災番組「わたしたちの声を聞いて下さい」を聞きました。
放送部の高校生が東日本大震災で災害時に起こったことや、その後の自分たちの生活の変化を語っていました。
被害の状況はテレビやメディアで知ることができるけれど、災害がその後の一人ひとりにどのような影響を及ぼしたかはなかなか見えず、またその影響が彼らの人生を変えたり、未解決の問題もまだたくさんあるのだと改めて考えました。
明日であの3月11日からまる8年です。

昨日地域の「防災フェスタ」の催しがあったのでのぞいてみました。
広報用のミニ消防車で、消防服を着せてもらってポーズをとる男の子。(撮影可)
すごく喜んで、敬礼していました。

配布物もいろいろいただいて、これはポケットマニュアル。

地震が起きたら!? 災害伝言ダイヤル、非常持ち出し品リストなどコンパクトにまとめられています。


発生直後の注意点やご近所の助け合いについてのファイル。
家具の固定のパンフレット。
他にも資料をいろいろいただきました。
災害のパネル展示もありました。
東日本大震災以後も全国で地震や災害が発生。
復興、復旧がおぼつかない地域もまだたくさんあります。
私たちは油断をせずに、備えるしかありません。
そして忘れないこと! ですね。


2019/03/09のBlog
[ 15:08 ] [ 芸術・映画・芸能・文化 ]
4月のような陽気の、晴れた大阪です。

今朝もラジオを聴いていたら、横浜の小学1年生の女の子が今日は北斎展に行くと言ってまして、そうだった、北斎展開催中なのだと気が付きました。

会期は3月24日までで、それまで出張の予定はないし諦めます。(しょぼん)
北斎の絵はもちろん、生き方にも興味があります。

小説 老前整理 №13 37回の引っ越し も北斎の90回以上引っ越ししたというところからヒントを得、本文にも書いています。

昨年のラジオ講座のテキスト『老前整理の極意』の8章 老前整理の裏メニュー の中にも書いていますので紹介します。

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●北斎の場合

 引越しについていくつかのパターンを紹介しましたが、最後に93回も引っ越しをした「富嶽三十六景」などで有名な浮世絵師の葛飾北斎(1760―1849年)の話をしましょう。

北斎は絵師人生70年の間に名前をおよそ30回変えました。引っ越し魔でもあり、その数なんと93回です。なぜそんなに引っ越したかといえば、借家暮らしでゴミを放置し、住めなくなれば引っ越していたようです。第二回に紹介したゴミだらけで自宅で暮らせなくなり、ネットカフェを転々とするうちに体調を崩して倒れた女性の話をしましたが、なんだか北斎も似ていますね。

北斎は裕福ではなかったし、持ちものもそれほどなく、大切なのは紙と絵の道具で、身軽に引っ越せたのでしょう。93回はおすすめできませんが、身軽になればいつでもどこへでも行けるということなのだなと思います。晩年の北斎の暮らしぶりは、寒い時にはこたつ布団の下で暮らし、目が覚めているときには絵を描いていたようです。

 ゴミを溜めるのは感心できませんが、これからの超高齢社会を考えるうえで、北斎の生き方はわたしたちの励みになるのではないかと思います。まず前述の「富嶽三十六景」を生んだのは75歳の時です。「富嶽三十六系景」の「神奈川沖浪裏」は有名でたぶんごらんになったまった方も多いでしょう。大きな波が飛沫をあげて立ち上がり、波の向こうに富士が見える絵です。

そしてこの「富嶽三十六景」のあとがきには「70歳までに描いたものは、じつにとるにたりないものだ。73歳で、ようやく生き物の骨格や草木の出生を悟った。80歳になればますます腕はあがり。90歳で奥義を究め、100歳になれば神業といわれるだろうう」という内容を書いてています。このように北斎は75歳にして、人生の終わりまで絵を描き、前進し続けること決意したのです。

75歳といえば、現在は後期高齢者と言われる年齢です。そして90歳の死の間際、枕元の門人たちに「もう10年余命があれば」とつぶやいた後、「5年生きられたら本物の絵描きになれるのに」といいなおしたそうです。

 90歳にしてあと5年あれば本物の絵描きになれたという北斎の絵に対する執念はすごみを感じます。また生涯現役でこのような大胆な構図や斬新な描き方を追求したからこそ、身軽に引っ越しができたのでしょう。人間は守るものが多いほど動けなくなります。それも大切なものを守るのなら意味があるかもしれませんが、ただため込んでしまっただけのものを守るために自由に動けなくなるのはどうでしょうか。ここで改めて問い直したいと思います。「本当に大切なものは何ですか」

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若い頃は美術展の図録を買っていましたが、大きな図録で本棚が一杯になり、10年以上前から「図録は買わない」、どうしても気に入った絵があれば絵葉書1~2枚を購入と決めているのですが、北斎だけは別格で、図録を買っています。1枚目の写真

北斎が75歳の時に描いたのがこの図録の表紙の絵が「神奈川沖浪裏」です。
せっかくですので、私が好きな北斎の絵を3枚紹介します。

[唐獅子図] ボストン美術館所蔵 朝日新聞額絵
これはお祝いのためのおめでたい絵だそうです。北斎が数え85歳の作
[朱鍾馗図](しゅしょうきず) ボストン美術館蔵 朝日新聞額絵

鍾馗は中国古代の伝説上の人物で、日本でも悪い病気から守ってくれる神様として尊ばれたそうです。

[李白観瀑図](りはくかんばくず)ボストン美術館像 朝日新聞額絵 
北斎が数え90歳の時の作品。(90.3×30.0㎝)

大きな滝と小さな人。派手な絵ではないですが、この絵を見るとホッとします。


私は北斎の絵を見ているとエネルギーが湧くというか、元気が出ます。
皆様はいかがでしょう?

お知らせ 小説 老前整理 わくわく片付け講座 №20 サポーター殺人事件(3)をHP2にアップしました。
2019/03/08のBlog
[ 15:18 ] [ 福祉・医療 ]
今日は青空に白い雲が浮かんで、風は少し冷たいけれどいお天気です。

最近、AEDを見かけることが多くなったので紹介。

AEDとは大辞林第3版より
[automated external defibrillator]
自動体外式除細動器。突然、心停止状態に陥った人に用いる救命装置。心電図を自動計測して、必要な場合は電気ショックを与える。多くの装置は音声指示に従って簡単に操作できる。

地下鉄の駅 使用法の案内有

JRの駅
商店街
銀行


色々タイプがあるようです。
望ましいのは、機械があって、使う機会が生じないことですが…。


お知らせ 小説 老前整理 わくわく片付け講座 №20 サポーター殺人事件(2)をHP2にアップしました。



2019/03/07のBlog
[ 12:06 ] [ くらしかるの考えてきたこと ]
寒の戻りか気温が少し下がり、雨が降りそうな空模様。

本日のお題『消えたベラスケス』ローラ・カミング著、五十嵐加奈子訳、柏書房、2018年1月出版。

ようやく読み終えました。

著者は1961年生まれ、英国BBCワールドサービスの美術プロデューサーを経て、1999年から「オブザーバー」紙の美術批評を担当。

内容はチャールズ1世を描いたとされるベラスケスの1枚の絵画と、それを本物と信じて、まるで小説か映画のようなドラマチックな人生を送った男ジョン・スネア(英国レディングの書店主)と、ベラスケスの絵画について、当時の資料を探し、読み解いていくミステリーかと思うような本で、アマゾンの内容紹介には歴史ノンフィクションと書いてありました。

ベラスケスはスペインの宮廷画家で、有名な作品[ラス・メニーナス](侍女たち)がプラド美術館にあります。

プラド美術館でこの絵を見たエドゥアール・マネ(画家)は「ここが終着点だ、これを超えるものはない」と言ったそうです。

写真は友人のスペイン土産のベラスケスの絵葉書です。

私が驚いたのは、1枚の絵についてどのような経緯で誰に渡ったかということはもちろん、数奇な運命をたどったスネアの裁判の記録を始めとして、いつどこに行ったか、何を買ったかなど探せる資料を綿密にあたっていることでした。

歴史の考証だから資料を確認するのは当然のことかもしれませんが、こんなものまで残しているのという資料があることに驚いたのです。

そういえば今の日本で、数年前の書類は処分してしまったというお役所の話がありました。膨大な資料は保存できないらしいが、紙を減らしてパソコンに保存しようというこの時代に、つじつまが合わないような…。

とはいえ、わたしたちも、というか、わたしも日頃不要な書類の処分をしましょうと言ってます。

この「不要」とは何をもって定義するのかと、改めて考えました。

1つの例として、東京新聞2014年4月9日に私が書いたコラムを紹介します。
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先祖のお宝

 春になり日差しも明るくなると、そろそろ片づけようかという気になりませんか。と言っても何を片づけるかは人それぞれだと思います。今日は先祖のお宝についてです。

 まず蔵や納屋に先祖のお宝が眠っている場合、どうしておられますか。

 地方にひとりで暮らす七〇代の女性の悩みは、蔵がたくさんあって、嫁に来てから入ったこともない蔵があるということでした。びっくりですね。この場合、まず蔵に何があるかの調査が必要になります。大変な作業になりますので、子どもたちが帰省した時に一緒に片づけるか、信頼できる人に手伝ってもらうことをお勧めしました。

 また別の六〇代の女性は先祖の古文書が蔵に眠っているということでした。その方は自分の代で何とかしないと、息子たちは貴重なものをゴミとして処分しまうと危機感を持たれたようです。

 古文書の価値は、専門家にとっては非常に価値のあるものでも、素人にはただの紙屑という場合もあります。この女性はその価値をよくご存知だったようです。そこでこの古文書を研究の役に立ててくれる人、つまり大学のその道の研究者を探し出し、打診したうえで、寄贈されました。ゴミとして捨てられずに良かったと思います。

 このように蔵に眠っているものには、金銭的な値がつくものだけではありません。歴史や文化という意味で価値があるものもあるでしょう。

 それを放置しておくと、先の女性の危惧のように、ゴミとして捨てられるかもしれません。これこそ「もったいない」と思いませんか。また価値がわからなければ専門家に相談してみてください。期待しすぎず、価値がなければスッキリ処分できる、というくらいの気持ちで調べてみてはいかがでしょう。『転ばぬ先の老前整理』に掲載
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要・不要だけでなく、歴史的価値や文化についても考える時期なのかもしれません。
話を戻し『消えたベラスケス』は本当にミステリーのようで、引き込まれて読みましたし、ベラスケスという画家にも興味をもちました。(夢中で読んでいて、地下鉄の降りる駅を乗り越したことあり)

『消えたべラスケス』で絵の処分について書かれた文章を引用します。

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第17章 幻の絵

 長年にわたり、膨大な数の肖像画が失われてきた。描かれた人物が世を去ると、次の時代にスペースを譲るために、その肖像画もまたこの世から旅立つ。どんなに貴重な絵でも、かつてどれだけ大事にされた絵であっても、そのすべてを空調のきいた殿堂に永久保存するわけにはいかない。次々と肖像画が寄付されるものだから、うちはパンクしそうだ、と美術館の館長たちは嘆く。なんだか絵の墓場のようだ。

 肖像画を廃棄したり火葬するなど芸術に対する暴挙だと思うかもしれないが、実際にはそうしたことが普通に行われている。以前、あるイギリスの画家が「不要になった絵の人道的処分」のためにロンドンのあるギャラリーに大型のゴミ箱を配置した。するとロンドンじゅうの人たちが、罪悪感やジレンマ、持て余した絵画から解放されるためにやってきたのだ。

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この文章の「罪悪感やジレンマ」を読んで、この「絵画」を「人形」や「写真」に置き換えるとわかりやすかもしれないと思いました。一昨日書いた「古い人形をどうするか」や、「写真」のお焚き上げを依頼したり。

写真が残るのもあと少しの間で、これからのスマホやデジカメの写真はパソコンの中で埋もれていくのかなと思います。

個人レベルでの「何を残すか」と国レベルの「何を残すか」もこれからの課題になるかもしれません

書き始めたら力が入り、長くなりました。

お知らせ 小説 老前整理 わくわく片付け講座 №20 サポーター殺人事件(1)をHP2にアップしました。

そこで長くなりついでに、よもやま話も掲載

この話のタイトルは、元は「アドバイザー講座」でしたがミステリー好きが高じて「サポーター殺人事件」にしてしまいました。(苦笑)

それにこの話はものすごく長いです。他の話の数倍。ブログ小説で書いていた時は、毎日少しずつ書いていたので、長くなると前の話がどうだったかわからなくなるし、遡るのも大変なので比較的短くまとめていたのですが、この話は書き出すと止まらなくなったというか、面白くなりました。

それに人を1人殺すというのは、お話にしても大変で、こうして長くなりました。しかしこのように自社のHPだとある程度の量が書けますし、書いても誰にも迷惑をかけないというか、いつでも読めるし、読みたい人だけ読んでいただければよいから、これは自分でHPをつくる利点だなと思っています。

今度こそ、本日はおしまい。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。