私はコレで雑談上手をあきらめました

よく行くお店にて。

店員さん「770円です」
私「(えっと千円札と、70円、70円…とサイフの十円玉を数える)」
店員さん「外、雨降ってました?」
私「!?!?」

わたくし、究極のシングルタスクでして、同時並行で何かを処理できないのです。
この場合、「サイフのお金を数えながら会話」ができません。
最悪、先にやっていたことすらわからなくなります。
だから、今回は「あれ?いま、いくら数えてたっけ?」と、ちょっとしたパニックになったのでした。

そんな感じで、「たわいのない雑談」って、しっかり向き合ってするようなものじゃなく、けっこう「他のことをしながら」のことが多いですよね。
これができなくて、けっこう困ります。

「会話のきっかけレシピ」を始めてから、かなりいろいろ、「ながら雑談」を試しました。
でも、雑談できたと思ったら肝心の自分がやってることを忘れるのですねえ。
エレベーターに乗りながら(降りる階を忘れる)、いっしょに持ち場へ向かいながら(持っていくべきものを忘れる)、パソコンで文字を打ちながら(打ってる内容としゃべってる内容がごっちゃになる)…

いちばん多いしいちばん困る場面は、「食べながら雑談する」。
食べるか、しゃべるかのどっちかしかできないので、「親睦を深めるための飲み会」は、しかたなく飲み食いはあきらめてしゃべるほうだけに集中することになります。
(でも、まったく飲み食いしないでいると「進んでないですね?」と気を使ってもらう羽目に…)
多くの方々は、「食べ、飲み、かつ相手のペースをも気づかいながら雑談」できるのですよね。私はどんなにトライしても無理でした。
そういうわけで、私は「雑談上手」をあきらめました。
あ、ちなみに、親睦が目的でない飲み会の場合は、もくもくと食べます。

bako