ニックネーム:  パスワード:
| MyBlogトップ | Blogポータル | ブログガイド | よくある質問 | サポート |
まなびの会
記事一覧イベント一覧
[ 総Blog数:1393件 ] [ このMyBlogをブックマークする ] [ RSS0.91  RSS1.0  RSS2.0 ][ ATOM ]
前のページ   |   次のページ
2018/12/18のBlog
[ 19:08 ] [ 文学・宗教 ]
日 時 平成30年12月18日(火)13時30分~15時
 古典の中で多くの人に知られている百人一首について、例を
あげながらその矛盾点等のお話しがありました。
 その例としまして、蝉丸(これやこのゆくもかへるも別れては
知るも知らぬもあふ坂の関)を示されました。
 まず蝉丸自身についてですが、世阿弥の謡曲によれば、
醍醐天皇の第4皇子として生まれるも盲目であったため、逢坂
山に捨てられたとなっていますが、一方今昔物語では宇多天皇
の皇子・敦実親王の雑用係となっており、目が不自由になったため逢坂山に隠遁したとされている由。
 またこの歌は村上天皇の勅撰集・後撰和歌集(巻15・1089)にもあるとのことで、その言葉書きに「・・・・行き交う人を見て」詠んだとあり、それなら盲目ではなかったことになります。
 さてさて、何が真実なのでしょうか。
 次に、小野小町(花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせし間に)をご紹介いただきましたが、一般的には容姿の衰えについて詠んだ歌とされています。
 しかし彼女は生没不詳・出目不詳で本当に美人であったか否かも確証がないとのことですので、もしブスであったなら歌の解釈も微妙になってきます。
 その他、天智天皇(秋の田の仮庵の庵の苫を粗み我がころもでは露に濡れつつ)の歌は農民が詠んだもののようにも思われるし、柿本人麻呂や大伴家持の歌も作者が違う可能性があるとのことでした。
2018/12/17のBlog
[ 17:21 ] [ 生活・社会 ]
日 時 平成30年12月17日(月)14時~16時
 表記について在日朝鮮人史研究の歩みから考える講演会が
ありました。
 講演会は、(1)朝鮮近代史の研究、(2)美術作品にみる在日
朝鮮人の生活の2部構成でした。
 前者では、日本が朝鮮を植民地支配していたことは歴史的に
事実ですが、たとえば日本の明治憲法が支配地にも適用されて
いたかと言いますと、定かではありません。
 たとえば教育や兵役の義務はほとんどなかったし、反対に権利についても制限があったようです。
 また日本政府も適用するともしないとも宣言しておりません。
 結局 都合の良いもののみ適用したようです。(例:治安維持法・・・独立運動を阻止?)
 さらに「内地人(日本人)に紛らわしい称呼」の禁止もしていたようで、これは適用する法律が異なっていたり、その他給料にも差があり、家族制度も違っていたことによるようです。
 また後者では、朝鮮を描いた美術作品を見ますと、特に男性画家はキーセンを多く描いているとのこと。
 その他、三井萬里の「暮るるトロ路」、秋野不矩の「野を帰る」等々を映像で見せていただきました。
 この講演会は、身近な交流や学習活動を通じて、アジアを中心とした国々の生活や文化・歴史等を知ることで、お互いの違いを認め・尊重し、偏見のない社会をつくることをテーマにしている由でした。
 
2018/12/15のBlog
[ 19:57 ] [ 生活・社会 ]
日 時 平成30年12月15日(土)10時~11時30分
 日本は母性社会であるという前提に基づく人間関係についての
セミナーがありました。
 因みに母性とは、母性本能・母性愛・包み込み等々、女性が
母として持っている性質のことを言います。
 したがって母性社会とは母性原理や本質が宗教や文化全般に
色濃く反映する社会を指します。
 例としまして、古事記のイザナミの命の話しがあり、彼女はいろ
んな神を次々と世に出し、最後に火の神を産んで黄泉の国へ旅立ってしまうという神話です。
 日本が母性社会と呼ばれるひとつの理由としましては、農耕社会であることが大きく影響されており、欧米の牧畜社会(大地の移動による生産形態)と異なり、定着を前提とした生産形態にあるとのことです。
 また信仰してきた神にしましては、日本の場合は主神は天照大御神(女神)あったのに対し、欧米では主神(または単一神)は父なる神・ゼウスやアッラーであったわけです。
 そして行動原理にしましても、日本では「場」の倫理すなわち場の安定・維持を最大の価値としている(例:永田町)のに対し、欧米では「個」の倫理すなわち個人の充足・成長に最大の価値を置いています。
 さてそのような中、より良い人間関係に向けての提案としまして、「他者評価は欠点よりも長所に注目する」「相手の興味・関心を知る」「自分を大切にしながら、相手のことも配慮する対応」等々、主として『調和』をテーマとしたものがありました。
2018/12/14のBlog
[ 19:05 ] [ 政治・経済 ]
日 時 平成30年12月14日(金)10時~11時30分
 米国のトランプ大統領は貿易収支の赤字等を理由に、中国に
対して関税を中心として強硬な態度をとり続けているわけですが
そこで貿易摩擦等についてご教示を賜りました。
 米国の貿易赤字の主な相手国は、中国・EU・日本等ですが、
その中でもかなりの部分を占めるのが中国だそうです。
 また、GDP比(経常収支/GDP)では、プラス国はドイツ(8%)
韓国(5%)、日本(4%)、中国(2%)で、マイナス国は米国(-3
%)、英国(-4%)等となっています。
 (GDP比が3%を超えると摩擦が生じると言われている由。)
 また通貨も人民元安、ドル高となっているため、中国は輸出しやすい環境にあります。
 さてそれでは日本の現状はどうなっているのでしょうか。
 対米国の経常収支の内訳は・・・
 (1)貿易収支(物の輸出入等):黒字→赤字→再び黒字に転換
 (2)サービス収支(サービスの提供等):外国人観光客が増加しているがまだ若干赤字
 (3)第1次所得収支(現地生産による配当等):かなりの黒字
 (4)第2次所得収支(援助等):若干の赤字
・・・である由、さて今後の日本経済は・・・???



2018/12/13のBlog
[ 18:26 ] [ 文学・宗教 ]
日 時 平成30年12月13日(木)14時~15時30分
 関西文化に育まれた文学として、江戸川乱歩の「人間椅子」
の紹介がありました。
 彼は本名を平井太郎といい、三重県生まれの名古屋育ちで、
早稲田大学を卒業して大阪で就職するも、いづれも長続きせず
就職・退職・放浪を繰り返し、作家になった人です。
 彼は大学時代にミステリーに関心を持つようになり、当初は
エドガー・アラン・ポーやコナン・ドイル等の翻訳をしていたそう
です。(因みに、日本のミステリーの発祥の地は神戸だそうです。)
 彼の代表作は何と言っても「怪人二十面相と少年探偵団」で、子供(小林少年以下、少年探偵団)が主役、解決は大人(明智小五郎)が行うという内容で、敵である怪人二十面相もきわめて紳士であり、犯行時には必ず予告をする盗賊という設定でした。
 今回の「人間椅子」は家具職人が主人公で、家具を造る腕は一人前だが、人間的には醜くて気が弱い男性で、明るい世界ではいつもひけ目を感じながらみじめな生活をしている人という設定です。
 その男が自分が造った椅子の中に入り、日々革ごしに椅子に座る女流作家(椅子の買主)の感触を感じ、その女性を愛するようになってファンレター(告白)を出しますが・・・???
 結局 この物語は解決されることなく終わります。
 この小説は椅子に隠れることが可能かより、男がそんな行動に走る心理を重点に置いている由でした。
2018/12/11のBlog
[ 19:00 ] [ 音楽・美術 ]
日 時 平成30年12月11日(火)13時30分~15時
 クラシック音楽は楽器とともに進化してきました。
 その中の管楽器に焦点を当てたセミナーがありました。
 管楽器には大きく分けて木管楽器(フルート、クラリネット
など)と金管楽器(トランペット、トロンボーンなど)があり
ます。
 そしてこの管楽器は時代とともに改良され、音色も大きく
変化してきました。(主に18~19世紀頃に改良)
 木管楽器とは木や竹で作り、息を吹き込んで鳴らし、指孔を押さえて高低の音を変化させる管楽器のことで、(1)リード(振動体)を使われないものにフルートやピッコロなど、(2)1枚のリードを使うものにクラリネットなど、(3)2枚のリードを使うものにオーボエやファゴットなどがあります。
 また金管楽器とは中央が凹型のマウスピースを用い、人間の唇がダブルリードの役割をする管楽器の総称で、トランペット、ホルン、トロンボーン、チューバなどが代表的な楽器です。
 これらの楽器が年を経るにしたがってどの程度改良されてきたかを実際に耳で感じ、その音色の違いを知るためにいくつかの曲をCDで聴かせていただきました。
 たとえばフルートの古楽器と現代楽器の違いを感じとるために、バッハの「ブランデンブルク協奏曲第5番・第3楽章」を聴かせていただきましたが、古楽器は純粋でやさしい感じで、現代楽器ははなやかで力強い感じがしたように思いました。
2018/12/08のBlog
[ 15:42 ] [ 音楽・美術 ]
日 時 平成30年12月8日(土)10時~12時
 キリスト教の宗教画は観賞用ではなく、信仰の手段としての
絵画ですが、それらについて例を示しながら古代からバロック
までのお話しがありました。
 古代ギリシャの詩人ホメロスは地中海の色を「ぶどう酒の色」
と表現したそうですが、キリスト教は「金と青」を聖なる色として
高い評価を与えていたようです。
 因みにギリシャでは「黒・赤・黄・白」が主流で、青はオリエント
(エジプト・ペルシャ・・・)の宝石の象徴だった由。
 美術は目に見えるものではありますが、キリスト教の美術はその裏側に何があるのかを読み解くことも必要です。(「ハト」が描かれておれば、「精霊」を表現している。)
 今回は具体的な例としまして、フラ・アンジェリコ(1387~1455)の「受胎告知」を取り上げられましたが、これはマリアという人間が精霊によって神の子を身ごもる瞬間を描いたものです。
 絵画の中味は、右側にマリアが、その左に神から遣わされた大天使・ガブリエルが居て、「精霊があなたに降り、身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。」と告知しているところです。
 また絵画の左端にはアダムとイブの楽園追放が描かれていて、私達の罪の原因を表現しており、左上には神の手と精霊(ハト)も配されています。
 着色も、「赤=人間の色(生命の原理)」と「青=天上の色(聖なるもの」)をメインに使っています。
2018/12/07のBlog
[ 14:14 ] [ 政治・経済 ]
日 時 平成30年12月7日(金)10時~11時30分
 停滞している日本経済の実態および今後についてのセミナー
がありました。
 日本経済はこの30年間変化がなく、生活が良くなったとする
実感がありません。
 これは物の生産はある程度増えているものの、物価が上がっ
ていないため、名目GDPに変化がないことによるものとのこと。
 一方 世界を見ますと過去3年間の実質GDPは・・・
 ・米国 : 2.3 → 2.9 → 2.7 ・・・とまずまず堅調です。
 ・中国 : 6.9 → 6.6 → 6.4 ・・・と数値は高いが下降ぎみです。
 ・欧州 : 2.4 → 2.2 → 1.9 ・・・とやや下がりぎみです。
 ・日本 : 1.7 → 1.0 → 0.9 ・・・と停滞しています。 ・・・です。
 さて日本では2019年に社会保障等に充てるため、消費税を増税しようとしています。
 過去の消費税の経緯は、1989年:3%⇒1997年:5%⇒2004年:8% ですが、いづれも増税時に消費が停滞したこともあって、政府は消費税対策をクローズアップさせています。
 日本経済としては増税が必要であるから消費税を上げようとしていますのに、これの対策をしなければならないのは不思議な感じがいたします。
 一応 2018年~19年にかけてGDPが伸びる予想のようですが、消費税アップ後は???
2018/12/06のBlog
[ 14:12 ] [ 生活・社会 ]
日 時 平成30年12月6日(木)13時30分~15時30分
 表題の人は選手として名を成した方ではなく、ジャーナリスト
で正義感が強く水泳界を引っ張ってきた田畑政治氏です。
 彼は明治37年(1898)に静岡県浜松市の酒造家に誕生し、
子供の頃から浜名湖で泳いでおり、徐々に頭角を現していま
したが、中学4年生の時に盲腸炎と大腸カタルを併発したため
選手を断念し、後輩の指導にあたることにしました。
 彼は東京大学を出ると、朝日新聞社に入社し、政治部の記者
となり、一方 暇を見つけては水泳を指導し、大日本水泳競技連盟の理事にも就任いたします。
 日本の水泳が初めてオリンピックに出場したのは1920年のベルギーオリンピックでしたが、結果は振るわないものでした。
 しかし1924年のパリオリンピックでは自由形リレーで4位に入賞、そして1928年のアムステルダムオリンピックではついにメダルを獲得いたします。
 また彼が日本代表監督となった1932年のロサンゼルスオリンピック、続くベルリンオリンピック(田畑は本部役員)で金・銀・銅メダルを獲得し、「競泳は日本のお家芸」になりました。
 その後第2次世界大戦で敗北したためオリンピックに出場できず、復帰したのは1952年のヘルシンキオリンピックからで、この間彼は日本水泳連盟の会長に就任しています。
 そして彼はオリンピック招致活動に情熱を注ぎ、1964年大会の開催地を東京に招致いたしました。
2018/12/04のBlog
[ 15:59 ] [ 音楽・美術 ]
日 時 平成30年12月4日(火)13時30分~15時
 大阪市立美術館では、「肖像芸術~人は人をどう表現してき
たか」をテーマにしたルーヴル美術館展(2018年9月22日~20
19年1月14日)が開かれており、その肖像芸術を愉しむために
主な展示物の解説をしていただきました。
 この展示会は「権力者の肖像」という視点で展示されている
とかで、ローマ皇帝からマリー・アントワネットやナポレオンまで
歴史を彩られた人々と対面できる貴重な機会である由です。
 まず一番古い肖像画はミイラといっしょに出土したもので、実像というよりは再びよみがえった時を想像して制作されたように思われるとのこと。
 次に権力者のひとりとしてアレキサンドロス大王の肖像の解説がありましたが、彼はイメージ戦略を重視したようで、画家は専属とし、髪はふさふさ(獅子をイメージ)として理想的に書かせた由。
 またクレオパトラの肖像は実像というよりは、プトレマイオス朝の特徴(厳しい眼差し、意志の強さ等々)を重視したと思われるとのこと。
 そして太陽王・ルイ14世の肖像は最高権力者らしく、豪華絢爛に描かれています。(背景、衣装とも)
 マリー・アントワネットの肖像も豪華で、リボンひとつとっても宝石で出来ているのだとか。
 最後は、革命後のフランスを強烈な個性で治めたナポレオンの肖像ですが、軍服はタレント並みで、アレキサンドロス大王と同じくイメージ戦略をとったと思われるとのことでした。
前のページ   |   次のページ