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2020/11/19のBlog
[ 17:58 ] [ 文学・宗教 ]
日 時 2020年11月19日(木)11時~12時30分
 関西文化に育まれた文学として、上田秋成の「雨月物語」が
取り上げられました。
 上田秋成は1734年に大坂・曽根崎に生まれた18世紀を
代表する大阪の文学者です。
 彼の作品の特徴は「和文を駆使した怪異(例:ろくろく首・山姥
等々)美の極致」だそうです。
 「雨月物語」は短編集で、5巻9話から成っています。
 すなわち、巻1:白峰・菊花の約、巻2:浅茅の宿・夢応の鯉魚
巻3:仏法僧・吉備津の釜、巻4:蛇性の婬、巻5:青頭巾・貧福論 ・・・です。
 今回はこの中から、巻2の「浅茅の宿」をメインに、巻4の「蛇性の婬」をサブとした内容でした。
 「浅茅の宿」は、戦乱の世に一旗挙げようとする勝四郎(夫)が宮木(妻)に「秋に帰る」と都へ行き、結局7年後に死んで幽霊となった妻に再会する話しです。
 また「蛇性の婬」は、豊雄(風流人)が蛇の化身である真女児(未亡人)につきまとわれるが、最後は寺の僧侶に救われる話しです。
 なお宝塚歌劇では、「浅茅の宿」に「蛇性の婬」をドッキング・ミックスさせた脚本で演じられており、宝塚らしいメッセージを発信させています。
 原作では主人公は突き放された感がありますが、宝塚歌劇では新たな旅立ちとしています。
2020/11/18のBlog
[ 18:02 ] [ 歴史・考古 ]
日 時 2020年11月18日(水)11時~12時30分
 明智光秀が織田信長に命ぜられた丹波攻略を中心とした内容の
お話しがありました。
●1575年:足利義昭を京から追放した信長は、義昭に同調する
 丹波の国人・領主達を光秀に制圧するよう指示します。
 光秀はまず氷上郡に進出し、黒井城攻めを始めました。
●1576年:黒井城を包囲していた光秀側の波多野秀治が突如寝
 返り光秀攻めに転じたため苦戦に陥ります。(坂本城に逃げ帰る)
 4月に入りますと信長から石山攻めを命じられ今度は摂津に出陣
 いたしました。
●1577年:松永久秀が石山攻めから勝手に撤退し、大和・信貴山へ帰り籠城します。
 光秀も信貴山城攻めに参陣し、久秀が自刃したため再び丹波攻めにかかりました。
●1578年:包囲した黒井城の荻野直正が病死いたします。
 その頃播磨・三木の別所長治が籠城したため光秀は秀吉の援軍として播磨へ転戦を余儀なくされます。
 またそれに加えて光秀の娘が嫁入りしている摂津・有岡城の荒木村重が離反し、離縁させました。
●1579年:光秀は丹波・八上城の波多野攻めを本格化させますが、信長は光秀の攻略は手ぬるいと、
 羽柴秀長・丹羽長秀を援軍に向かわせます。
 結局 光秀の降伏調略で波多野秀治と弟達が城を出て安土城下で斬首され、決着したとのことでした。
2020/11/12のBlog
[ 18:06 ] [ 生活・社会 ]
日 時 2020年11月12日(木)10時~11時30分
 古代ギリシャの哲学者でソクラテスの弟子とも言われたプラ
トンのお話しがありました。
 プラトンはBC427年にアテナイ(アテネ)に誕生し、ソクラテス
の刑死(BC399年)を経験し、アカデメイア(学園)を設立(BC
387年)して、BC347年に没しました。
 表題の「イデア」ですが、たとえば「美しい」の場合は、「モーツ
アルトのジュピター交響曲」や「フェルメールの真珠の首飾りの
少女」等とは別に「美そのもの」が存在する意があり、「よい」の
場合は「善い人」や「善い行為」等とは別に「善そのもの」が存在することを言うとのことです。
 もし「イデア」が本当にあるとするならば、「感覚によって捉えられる世界」と「感覚によって捉えられない世界」が存在することになります。
 前者は、見たり、聞いたり、触れたりした個物の存在であり、後者は、アイディアや理想として存在するものを言っているのではと思われます。
 すなわち「イデア論」は実際には目に見えないけれども存在するものがあるという考え方のようで、たとえば「1個のグラス」「1枚の紙」「1本のエンピツ」等は存在するが、「1」そのものは目に見えないけれどもやはり存在はしていると考えることではないのでしょうか。
 また「正義」とは、魂の3つ(知恵、勇気、節制)がバランスよく働いている状態をいうとのことでした。
2020/11/05のBlog
[ 17:58 ] [ 生活・社会 ]
日 時 2020年11月5日(木)10時~11時30分
 昨今は新型コロナウイルスの感染拡大により私達の生活様式も
随分変わってきました。
 そのような中で、今回は平安時代の家の在り方について改めて
検証しようとする講座がありました。
 まず「結婚」についてですが、恋の始まりから結婚の決定について
「蜻蛉日記」(藤原兼家の妻・道綱の母)を例に説明をうけました。
 結婚前の兼家の最初の恋文が、父親を経由(親の関与)で「音に
のみ聞けばかなしなほととぎすこと語らわむと思ふ心あり」(噂に伺
っているだけでお逢いできないのはせつないので、直接お目にかかってお話ししたい。)とやや上から目線で送られて来、彼女は「語らわむ人なき里にほととぎすかひなかるべき声なふるしそ」(お相手になる者もこのあたりにはおりませんので、いくらおうせられても無駄です。)と一応ことわっていますが、ただ返歌することはその気があるととれ、結果結婚しています。(その気が全くなければ返歌しなくてよい。)
 この時代の結婚儀式は婿取婚(妻方主催、結婚後は妻方同居、夫の姓は変更しない)でした。
 次に「家」ですが、官職や公的地位は父子継承で、いわゆる世襲であってこれが「家」です。
(夫婦間の息子に父の地位を継承させ、安定したかたちをとる。)
 また夫は妻以外の女性との性関係は正当化され、反対に妻の場合は不貞行為となっています。
 因みに「新猿楽記」の記述に、「第一の本妻は齢すでに60にして・・・」「次の妻は夫婦同年なり・・・」「第三の妻はある所の女房、年18・・・」があり、これが実態だったそうです。
2020/10/30のBlog
[ 07:38 ] [ 生活・社会 ]
日 時 2020年10月29日(木)10時~11時30分
 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、日々の生活様式は
一変してしまいました。
 すなわち外出の自粛、在宅勤務、ストレスの増加等々やはては
コロナ離婚まで話題になっています。
 このようなことから、改めて家族の在り方を見つめ直すことを
テーマに古代の家族や結婚に触れようとする講座がありました。
 今回は「古事記」や「万葉集」等を引用してのお話しです。
 まず「出会い」についてですが、「古事記」の上巻・大国主と
須勢理比売の場合は「須勢理比売、出で見、相婚きまして(目と目を合わせて、結婚し)還り入りて、父に言ひしく「甚麗しき神来ましぬ・・・」と自分で決めてから親に報告しています。(直線的)
 また「万葉集」1759番には「鷲の住む、筑波の山の・・(中略)・・人妻に、我も交はらむ、我が妻に、人も言問へ・・・」とあり、多数の男女(既婚者も)が集まって、飲食し歌舞し性的開放をする習俗があって、これを「歌垣」と言うとのこと。(結構オープン)
 なお「結婚」の決定や認知については「双方からの求愛・求婚」→「本人同士の合意(父母は事後承諾)」→「女親の承諾、宴会を開き社会的認知を受ける」だそうです。(参考:丹後国風土記)
 そして「家族のかたち」ですが、(1)通い婚、(2)妻方居住、(3)独立居住 があり、夫婦は流動的で不安定ですが、母子の絆は固い由。(参考:「万葉集」665~667番の恋歌)
2020/10/22のBlog
[ 13:59 ] [ 文学・宗教 ]
日 時 2020年10月22日(木)10時~11時30分
 西洋の文化や価値観の基礎を作り上げた古代ギリシャの哲人
ソクラテスについてのお話しがありました。
 彼(BC469~399)はアテナイ(アテネ)の人で、風貌は小柄・ギョロ目
獅子鼻で日常は裸足で生活していたためか、屈強な肉体の持主
であった由です。
 性格は勇敢で謙虚(自分のことを無知だと認識)だったとか。
 日々の生活は広場や運動場などに足を運び、様々な人々に様々な
話題について「対話」を行っていたようです。
 ただ彼は彼を厭わしく思う人によって告発され、敗訴して死刑になっていますが、これは彼の「対話」が「国家が認める神々を認めず、他の新奇な心霊を導入して若者を堕落させた」からだとか。
 では・・・ 彼の「対話」の意味ですが・・・
 「神が嘘をつくはずがない(神託で、ソクラテスよりも智者・賢者はいない)」という確信と、「自分は無知」という自己評価の狭間で、当時の賢者達(政治家・詩人・職人・・・)と「対話」を始め、自分よりも上の人を発見(神託の誤りを)しようとしました。
 たとえば政治家は国レベルで幸せを考えている人だと思っていたが、「対話」の結果 私利私欲で動いていることがわかり、自分より上の人を発見できなかった・・・等々。
 結局 人間の中に完璧な人は居なく、自分が無知であることも確信していないことがわかり、だから「対話」によって自分のレベルを「徳」を備えることが正しいと思うようになっていったとのことでした。
2020/10/20のBlog
[ 18:02 ] [ 音楽・美術 ]
日 時 2020年10月20日(火)14時~15時30分
 音楽の総合芸術と言われるオペラの講座がありました。
 オペラは、お芝居、バレエ、アリア、アンサンブル、オーケ
ストラ・・・等々、様々な音楽のジャンルに接することが出来
ます。
 今回は多数あるオペラの中から、比較的人気の高いモー
ツアルトの不功の名作とも言われる「フィガロの結婚」が取り
上げられました。
 これはフランスの劇作家・ボーマルシェのフィガロ三部作の
第二部で、「セビリアの理髪師」(ロッシーニ他)の続編にあたるものです。
 ストーリーは、フィガロ(伯爵家の従僕)とスザンナ(小間使い)の結婚当日、スザンナに横恋慕するアルマヴィーヴァ伯爵が彼女との逢引きを試みますが、伯爵夫人とスザンナの作戦により失態してしまいます。
 しかし、伯爵夫人はあえてこれを許し、大団円になるというものです。
 聴きどころは、よく単独でも歌われる「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」(フィガロのアリア)や「恋とはどんなものかしら」(ケルビーノのアリア)等があります。
 なお作曲家のモーツアルトは、1756年にオーストリアのザルツブルグに生まれ、早くからその才能に注目され、父・レオポルトはヨーロッパ各地を演奏旅行させています。
 しかしモーツアルトは1791年に35才という若さでウィーンで亡くなりました。
2020/10/17のBlog
[ 18:15 ] [ 環境・健康 ]
日 時 2020年10月17日(土)14時~15時30分
 股関節・膝関節や腰椎の痛みについてのお話しでした。
 まず「変形性股関節症」についてですが、これは軟骨がすり
減る病気のことです。
 治療方法としましては、軟骨がまだ残っており痛みも軽度な
場合は鎮痛薬により疼痛をコントロールするそうですが、軟骨
がなくなり痛みが強くて歩けない時は手術をすることになります。
 次に「変形性膝関節症」のことですが、これは軟骨がすり減る
病気のこととのことです。
 この治療としましては、主として鎮痛剤の使用か人工膝関節置換術という手術で対応するそうですが、出来るだけ痛くない手術を目指しているとかで、術後管理はリハビリはもちろんのこと、場合によっては関節周囲多剤カクテル注射を行う由です。
 続いて腰椎の痛みについてですが、これのひとつに「腰部脊柱管狭窄症」があります。
 病態としましては、腰椎変性側湾症や腰椎分離すべり症等があるとのこと。
 薬物療法としましては、ルルカやカロリーナ等を使用するそうですが、改善しない場合はやはり手術(病態により異なる)ということになるようです。
 なおこれら病気治療の前提としまして「健康寿命を延ばす」ことも重要で、そのためには「生活習慣病の予防」「バランスのよい食事」「適度な運動」に心がけてほしいとのことでした。
2020/10/16のBlog
[ 15:28 ] [ 歴史・考古 ]
日 時 2020年10月16日(金)13時~14時30分
 めずらしい女性講談師のお話しを聴かせていただく場があり
ました。
 講談はもともと「平家物語」や「太平記」等の軍記物語をその
中心として起こったものの由。
 講師は「修羅場読み」に興味があって、若い時に講談塾に
入ったのだそうです。 その中で・・・
 (1)講談のリズムが好きになった。
 (2)歴史に興味がわき出した。
 (3)勧善懲悪がここちよい。
 (4)中国の韓非子に共感をおぼえた。
・・・等々により、正式に講談の道を歩むことになったのだとか。
 講談で使用するものに、しゃく台・張扇・子拍子・扇子・手ぬぐい等があり、早速聴かせていただきました。
 第1席は、「明智左馬之助の湖水渡り」で、光秀が本能寺で信長を討つも、山崎の合戦で秀吉に敗れた時、左馬之助は安土城で留守役をしていたが、光秀の敗戦を知って居城・坂本城に帰るため、馬で琵琶湖を渡ったという話し。
 第2席は、「秀吉と易者」で、秀吉が信長に仕える前にある易者(後の安国寺恵瓊)と出会い、三公(左大臣・右大臣・太政大臣)になる相だと言われる話し。
 第3席は、「宇治川の一番渡り」で、平家物語から佐々木・梶原が宇治川の一番渡りを争う話し。
2020/10/15のBlog
[ 18:10 ] [ 環境・健康 ]
日 時 2020年10月15日(木)14時~15時
 新型コロナウイルスの感染が未だ終息をみないなか、私達の
生活様式も変化しつつあります。
 そのような中で、ウイルスや薬局について講演会がありました。
 まず新型コロナウイルスですが、これは2019年12月に中国
湖北省武漢市で発生した原因不明の肺炎について、「SARSー
COV-2」というウイルスが原因と判明したものがスタートだとか。
 この新型コロナウイルスは主として「飛沫」「接触」により感染する
と言われています。
 (1)飛沫 ⇒ 感染者のつば等と一緒にウイルスが放出されて感染する。
 (2)接触 ⇒ ウイルスのついたものに触れ、その手で口や鼻を触ることにより感染する。
 なお新型コロナウイルスの症状ですが、多くの場合は発熱・咳・頭痛・倦怠感で風邪に近いものです。
 また他にも下痢・のどの痛み・嗅覚障害・味覚障害を訴える事例もあり、多くの場合は軽症ですが、高齢者や基礎疾患のある人については重症化することもある由です。
 なおマスコミ等で「濃厚接触者」という言葉をよく耳にしますが、これは「陽性患者と同居あるいは長時間の接触があった者」「手で触れる距離で予防策なしで患者と15分以上触れた者」とのこと。
 そこでまずかかりつけ薬局を決めておくことが重要なことで、1つに決めておくことにより薬をまとめて管理が出来、複数の医療機関からの薬のダブリ等にも気づくメリットがある由。
 その中でかかりつけ薬剤師を決めておくと、治療のサポートにもなるとのことでした。
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