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まなびの会
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2010/06/17のBlog
平成22年6月15日(水)午前の部午後の部で実施
場所:宝塚市男女共同参画センター
主催:からあい企画
 鎌倉時代の女流歌人で「十六夜日記」の作者であります。
 阿仏尼は、はじめ四条と名乗って宮廷に仕えたが、藤原定家
の子為家の老境に入っての愛人となり、為相らを生みます。
しかし、為家にはすでに50歳近い長子為氏がおり、歌の道を
継いでいました。阿仏尼は幼さない子らの将来を案じ、夫に
迫って細川荘相続の譲状を書き変えてもらった。間もなく為家が死ぬが、為氏は細川荘を押さえて決して離さなかった。そして醜い所領争いはここから始まった。
 第一回の蒙古襲来の5年後、公安2年10月16日、一人の中年の尼姿の女性が、訴訟の為京を旅立ち鎌倉に向かった。
 冷たい時雨に追いかけられ、船をくくった浮橋をおぼつかなく渡り、夜もすがらの雨で道なきたどったり、難儀な目に遭いながら、街道で見る珍しい風物を歌に詠みながらの旅であった。日記は孝道を説き、為家の遺言を語り、鎌倉へ下る事情と我が子との別れ、道中のありさまと続き、鎌倉滞在中の様子と長歌一首で終わります。
 当時の公家社会の様子や、子を思う心の深さが、しみじみとした筆致で描かれています。当初、作者はこの日記に名前を付けておらず、単に「阿仏尼日記」と呼ばれていましたが、日記が10月16日から始まっていることに由来し、後世になってこの名前が付けられました。
 そして、鎌倉時代の所領紛争を当事者の側から伝える一級の資料でもあります。
2010/06/13のBlog
平成22年6月11日(金) 夕方の部で実施
場所:県民会館
主催:兵庫講座 2010
講師:藤原 喜美子 (帝塚山学院大学非常勤講師)
 修正会は、正月に祈修する法会という意味で、古くから
緒大寺で営まれてきたものです。現在東大寺では、正月
7日に金銅大仏殿で、この悔過の法会を行っています。
 悔過とは、礼仏して罪過を懺悔することにより、「天下泰安」
「風雨順時」 「五穀成熟」 「万民快楽」等を祈願しました。さて播磨の寺院の「修正絵」も通常は、鬼が悪者です。しかし、八正寺や、書寫山圓教寺では鬼が(不動明王・毘沙門天)のかわりで、五穀豊穣をもたらし、災いを福と転じさせる神として尊崇されています。
 修正会が行われるようになると、この護法童子を「悪魔を追い春を呼ぶ神」として登場させました。以来今日にいたるまで、圓教寺の「鬼」は護法童子のことを指します。
 宝剣を握る青鬼赤鬼は、槌を背負い松明を翳し、鈴を鳴らして、四股を踏むように四方四維の大地を踏み締めるのですが、これは大地を浄めて五穀豊穣を祈る行為です。
 また、岡山のある町では、鬼の行列がありますがこれも(不動明王・毘沙門天)の成り代わりを表しているのかも知れません。
[ 10:45 ] [ 音楽・美術 ]
日 時 平成22年6月22日(土)
場 所 宝塚東公民館
講 師 河内厚郎氏(夙川短期大学教授)
 地元宝塚に関係の深い何人かの芸術家を紹介いただきました。
 まず最初は建築家の「村野藤吾氏」で、"東の丹下健三、西の
村野藤吾"と呼ばれ、文化勲章も受章されておられます。
 作品は宝塚市庁舎をはじめ、そごう百貨店・大坂本店(現存せ
ず)、尼崎市大庄公民館(登録有形文化財)、新歌舞伎座(取り
壊し)、旧・兵庫県立近代美術館(原田の森ギャラリー)等々で、全国的には日生劇場(東京)、新高輪プリンスホテル(東京)、世界平和記念聖堂(広島)等々もあり、居宅は清荒神にかまえていたそうです。
 次に画家の「橋本関雪氏」のお話しがあり、特に"猿"の絵を得意としていたそうで、中国風の作品には定評があった由です。
 居宅は宝塚の他、京都と中国の上海にもかまえていたようでした。
その他、「小林一三氏(阪急の創始者)」、「手塚治虫氏
(鉄腕アトム・火の鳥・リボンの騎士等のマンガ家)」、「桂
春団治氏(落語家・2代目)」、「白井鉄三氏(宝塚歌劇の
演出家)」、「笹部新太郎氏(桜博士、小説『桜守』のモデ
ル)」等々のご紹介もいただきました。
<写真は、ありし日の橋本邸の一部>
2010/06/12のBlog
[ 19:53 ] [ 生活・社会 ]
日 時 平成22年6月12日(土)
場 所 関西学院大学
講 師 小谷眞一氏(関西学院大学教授)
 偶然的な要素が加わり、未来を予測出来ない現象(事故、
宝くじ、寿命、災害・・・。)に数学がどうかかわっているかと
いうお話しでした。
 たとえば、AとBが100円ずつ出して硬貨投げをし、表なら
ばAが1点、裏ならばBが1点獲得するゲームで、最初に10
点取った方が200円を受取ることにします。
 ところがAが5点、Bが3点取った段階でゲームを中止した時、Aはいくらもらえるかという計算です。
 まず今後5回続けて表が出る確率は「2分の1の5乗」で、次に6回の内5回表の出る確率、さらに7回の内5回表の出る確率、続いて8回の内5回表が出る確率・・・・・を計算し、それらの和がAの勝つ確率であるということで、この場合は「73%」となり、Aは146円もらうのが合理的と判断されました。
このように、予測出来ないことを計算するには平均的な確率を
計算すればよいとのことで、年齢別の平均余命から計算する生
命保険の死亡率や天体観測上の誤差等につきましてもこの考え
方でご教示をいただきました。
 話しは変わりますが、数学の世界的な賞が、①ガウス賞、②
フィールズ賞、③アーベル賞がある由ですが、2006年に日本の
伊藤清博士が①を受賞したとのことでした。
2010/06/11のBlog
[ 20:11 ] [ 生活・社会 ]
日 時 平成22年6月11日(金)
場 所 宝塚西公民館
講 師 辻 弘氏(兵庫教育大学名誉教授)
 役に立つか立たないかは別としまして、人が物を造るためには
どのようなプロセスで、どのような環境が影響するか等について
お話しを伺いました。
 人間が物(作品)を創造するには、①イメージの思考、②素材の
調達、③技術の習得が必要です。
 ②の素材につきましては、造ろうとする物にふさわしい材料を探すことで解決しますし、③の技術につきましても先輩や師について訓練を重ねることにより何とかなります。
 厄介なのは①のイメージで、こればかりは探したり練習したからと言って、得られるものではありません。
 氏はイメージの思考のもとは、「その時々の時代」であり、「生活している地域の環境」であり、そして「個人の要素(親・兄弟や年齢、友達や学校さらに宗教等)」であると説明されました。
 かつて日本は、古代においては聖徳太子が遣隋使を中国に派遣してノウハウを持ち帰りさせ、「冠位十二階」や「17条の憲法」等を制定されましたし、明治維新において新政府が岩倉視察団を欧米に派遣してそれらの文化を参考に「五箇条の誓文」や「廃藩置県」等を実施いたしました。
 しかし今や日本は先進国となり先達が居ないわけで、自力で思考しなければなりませんが、そのためにはイメージの湧く人間の養成が急務であり、昨今言われる「ゆとり教育」だけではむつかしいのではないかと危惧されるところです。
 なにしろ、「人間は風土によって造られる。」とも言われますので・・・・・。
2010/06/10のBlog
[ 19:09 ] [ 環境・健康 ]
日 時 平成22年6月10日(木)
場 所 宝塚医療会館
講 師 人見滋樹氏(京都大学名誉教授)
 ホスピスとは終末期医療のことで、「死を待つところ」との
イメージを持っていましたが、人見先生は「生きるところ」で
すと力強く述べられました。
 昔の終末は、「自宅で死ぬ」「病名を明かさない」が主流
でしたが、現在はそれが完全に逆転しているとかですが、
ただ悪い知らせをどの時点で本人に伝えるかはたいへんむつかしいようです。 ホスピスでのプロセスは、「告知を受けずに入院 → 本人の苛立ち・不信 → 病名の告知 → 驚き・悲嘆 → 」と続きますが、ここで医者・看護師・薬剤師等がチームとして、本人が「 → 受容 → 目的 → 希望 」へ進む道筋をつけるサポートをし、生きていることの意味を感じてもらうことだそうです。 氏はホスピスの基本理念を、「人が生きることを尊重し、誰にでも例外なく訪れる死への過程に敬意を払うこと。」と明言されました。
またホスピスには、ボランティアの活動も重要な要素のひとつ
であるとかで、その原則は、①自発性、②連帯性、③無償性、
④開拓精神・・・である由です。
 ボランティアによる四季折々のイベントが入院者に随分希望を
持たせる原動力になっているようでした。
(写真は、氏が手がけた高槻市のホスピスです。)
2010/06/09のBlog
[ 08:07 ] [ 政治・経済 ]
日 時 平成22年6月8日(火)
場 所 西宮中央公民館
講 師 泉 和幸氏(経済・経営評論家)
 折りしも鳩山総理、小沢幹事長が退任し、菅内閣が発足しよう
とする正にその日にグッドタイミングなセミナーがありました。
 与党の民主党は、鳩山総理から菅総理へと衣替えをしようとし
ているわけですが、自民党をはじめとする野党は、これを「表紙の
取替え」「小沢隠し」「大衆迎合主義」「単なるパフォーマンス」等々
と政治的ショーに過ぎないと批判しています。
 菅氏の方は、内閣の要・官房長官に仙谷由人氏を、また党のNO.2・幹事長に枝野幸男氏を起用して、小沢氏と距離を置く姿勢を鮮明に打ち出しました。
 この結果 民主党の支持率はV字型に上昇し、その反対に自民党が若干下降するとともに、第3極ということで健闘していたやに見えたみんなの党も支持率を下げてしまいました。
 菅総理の当面の課題は、「沖縄の基地」と「政治とカネ」の問題であり、それと並行して「景気・環境・雇用・財政・社会保障・・・」ですが、はたしてどこまでクリアできるのでしょうか。
 「最小不幸内閣」と銘打っての船出ですが、国民の心は期待と不安が交差しています。
 その成り行きによっては、今秋の民主党の代表選に影響を与えることは間違いないところです。
 我々としましては、①国民を納得させられるのか、又は ②やはりあなたもか・・・なのかよく見極めて来る7月の参議院議員選挙を迎えなければならないと思います。
 それにしても、一国の指導者がこうもコロコロと替わるのはいかがなものなのでしょうか。
2010/06/06のBlog
平成22年6月4日 (金)夕方の部で実施
場所:県民会館
主催:兵庫講座 2010
講師:西山 厚 (奈良国立博物館学芸部長)
 唐招提寺は、南都六宗の一つである律宗の総本山です。
多くの苦難の末、来日を果たされた鑑真和上は、東大寺で
5年を過ごされた後、新田部親王の旧宅を下賜されて、
天平宝3年に、戒律を学ぶ人たちの修行の場として道場を
開きました。「唐律招堤」と名付けられ鑑真和上の私寺で始まった当初は、講堂や新田部親王の旧宅を改造した経蔵、宝蔵などがあるだけでした。金銅は8世紀後半鑑真和上、の弟子の一人であった、如宝の尽力により、完成したといわれています。
 また鑑真和上は唐の揚州に生まれ、14歳で出家し、洛陽長安で修行を積み、713年に故郷の大運寺に戻り、江南第一の大師と称されました。天宝元年、第9次遣唐使船で唐を訪れていた留学僧・栄叡、普照から、朝廷の「伝戒の師」として招聘を受け渡日を決意。その後12年間に5回の渡航を試みて失敗、次第に視力が弱くなりましが天平勝宝5年、6回目にしてついに日本の地を踏まれました。
 なぜそのようにしてまで、鑑真和上を呼ぶ必用があったのか。それは我が国の律令制度が崩壊するのを防ぐためでした。天平時代は超インフレで庶民の生活を脅かしていました。苦しみから逃れる方法は僧になることでした。しかし僧になれば、厳しい「自誓受戒」が待っていますが、高僧がその特権を利用して金品を自分の物にし「自誓受戒」を行わない僧が増え、社会問題になりました。
 来日された鑑真和上には想像以上の威徳があり、日本の高僧達も従わざるを得なかったようです。
 歌手「谷村新司」の超有名な曲「すばる」は鑑真和上の人生其のものを歌にしたそうです。
[ 07:33 ] [ 文学・宗教 ]
日 時 平成22年6月5日(土)
場 所 大手前大学
講 師 神宮輝夫氏(児童文学者)
 児童文学の魅力につきまして、「大人の目線」と「子供の
目線」からお話しをしていただきました。
 大人(特に創作家)にとって児童文学の魅力とは、子供達
に楽しく読んでもらいたとの願望で創作や翻訳をすることが
出来ることであるとのこと。
 その主な方向性は、①子供達にメッセージを送る。②子供達の成長を助ける。③正しい人間関係の構築に役立たせる。・・・等々だそうです。
 それでは子供達にとって児童文学の魅力とは何なんでしょうか。
 それは、①読んで楽しい。②想像力が刺激される。③感性が養われる。・・・等々であるとか。
 しかし、作家がいくら心血を注いで創作をしても、子供達に読んでもらえなければ何にもなりません。
 子供達はその内容がいくら正しくても、いくら素晴しくても、いくら正義感にあふれていたとしても、おもしろくなければ読んではくれないでしょう。
 子供達の読もうとする意欲をかきたてるには、①話しが解りやすいこと。②興味がそそられ、それが持続していること。③明解なテーマがあること。④共感、理解できるヒーロー(ヒロイン)が登場すること。・・・等々で、これに加えて事件性があったり、エネルギッシュであったり、はたまた好奇心が醸成されたりすることのようですが、ただ何と言っても大事なことは、文書力(表現力)があることであると締めくくられました。
 このブログを書く筆者にとって、全く頭の痛い結論でした。
2010/06/05のBlog
[ 19:55 ] [ 生活・社会 ]
日 時 平成22年6月5日(土)
場 所 関西学院大学 西宮上ヶ原キャンパス
講 師 増田佳代氏(関西学院大学教授)
Ⅰ.気象、天体現象として①雨、雲の話がありました。落ちて
くる雨粒の下の方は空気抵抗にあって少し平らになっていて
地上に落ちてくる速さは一般にV(速度)=2ρ(水の密度)×
g(重力加速度)×r(雨粒の半径)の2乗を割る9×μ(動的
粘性)で求めることが出来、半径1mmの大粒の雨粒の速度は
6.5m/s、半径2.5mmの非常に大粒の雨粒の速度は9m/sぐらい。また、雲の重さや雲までの距離も数式で示された。
 ②地球の陰、月の陰、木星の陰の長さについて数値の説明があった。
Ⅱ.Phyllotaxy(葉序研究)①植物によって、葉と次の葉の(成長点から見たとき)の回転角は種類によってほぼ決まっているとの説明があった。自然界に(例:360×2/5;ナラ、カシ、サクラ、リンゴ等 360°×3/8;ポプラ、バラ、ヤナギ等 360°×5/13;アーモンド等)2/5,3/8,5/13の比がみられて、Phyllotaxy ratio(葉状比)と呼ばれるとのこと。
 ②フィボナッチ数列{1.1.2.3.5.8.13.21.34.55.89.144・・・の数列}始めの2つの1を除いたこの数列のそれぞれの数は、その一つ前の数と二つ前の数との和になっています。
この数列は自然界の色々なところ(例;パイナップル、松ぼっくり、ひまわりの種の螺旋状)に見出すことが出来るとのこと。
 ③フィボナッチ数列と黄金比との関係ーフィボナッチ数列はとなり合う二つの数の比は黄金比に限りなく収束する説明があり、最後にフィボナッチ数列を使った計算マジックがありました。