熟年夫婦円満を醸成

日 時 平成29年2月14日(火)13時30分〜15時
 「昔6年、今25年」・・・とは、何のことかお解りでしょうか。
 これは子供が独立してから、夫婦2人で暮す現状の平均期間
のことだそうです。
 せっかくここまで来たのだから、この先も心地よく暮らしていき
たいと誰しもが思うことです。
 そこで熟年夫婦の円満の秘訣についてご教示いただきました
 まず最初に夫婦間の背景を見ていくために、過去のデータを
いくつかご紹介していただきました。
 たとえば「生まれ変わっても今の夫・妻と結婚したいか。」の設問についてですが、2006年・40才〜50才台の回答(したい)は、男性:41%、女性26%とかなりの差があり、これが10年後の2016年の調査でも変わっていないとのこと。
 また、「相手は良き夫・妻だと思いますか」の問いについても、「そう思う」と答えた人は男性:57%、女性:26%とこれまた差がありました。
 妻は夫に対し「自分が思っているように夫がしてくれない、感謝の気持ちを表現してほしい」等を、また夫は妻に「自分の気持ちを解ってくれない、余計な口出しをする」等を感じているようです。
 このような現実から、「相手の心を察することが円満の秘訣である」と言えそうです。
 そうすると夫婦間の会話が多いほど良いようで、共通の趣味を持つこと等が有効かと思われます。