自然と共に生きる地域づくり

日 時 平成29年2月15日(水)10時〜11時30分
 講師は若い頃からアメリカに渡り、ニューヨークのセントラ
ルパークをはじめ、各地で研鑚を積まれて、表題のような
研究をなさっておられる由です。
 特にビオトープ(生物群集が存在出来る環境条件を備え
る地域)に大きな関心をお持ちでした。
 たとえばアメリカの公園には、交流を目的とした菜園の
併設やグリーンドッグ(犬をはなしておいてもよい空間)を
見聞されたそうですが、そのような中で日本式庭園もまた息づいていますとのことでした。(写真上:カナダ)

講師はまたヨーロッパにも度々足を運ばれ、特にビオトープの
研鑚はドイツで積まれたとのことでした。
 そのドイツでは小学校の庭はあまり手入れもされず、草ぼう
ぼうのように見えましたが、実は自然の中で子供達を学ばせ
ようとする環境づくりだったこと等を興味深く話されました。
 その他ベルサイユ宮殿のフランス庭園やシェーンブル宮殿
の刺繍庭園、そして最後に庭園の原点とも言われるスペイン
のアルハンブラ宮殿の庭園(写真下)をご教示いただきました