国際観光交流時代を迎えて

日 時 平成29年6月17日(土)14時〜15時30分
 ヨーロッパを中心に各所でテロが散発していますが、世界の
全体的な流れとしましては国際的に観光交流時代を迎えたと
言えそうです。
 まず、日本人が外国へ出国した人数ですが、1964年(前回
の東京オリンピックの年)はわずか13万人でしたが、これが
2000年には1781万人と増加しました。
 しかしその後は平行線で昨年の出国者は1711万人でした。
 ところが訪日した外国人は1964年は35万人でしたが、これが2000年には475万人となり、昨年は2404万人と急増しまして、次の東京オリンピックの年・2020年には4000万人になるだろうとの予測になっております。
 これは政府が日本への旅行を推進するため、国を選んで重点的にPRに努めたことも関連しています。
 因みに重点PR国は、韓国・中国・台湾・香港・タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシア・フィリピン・ベトナム・インド・豪州・米国・カナダ・英国・フランス・ドイツ・イタリア・ロシア・スペインの20ヶ国だそうです。
 そして日本も外国人を迎えるために、1964年にはオリンピックを、1970年には万博を行い、1983年はテーマパーク元年と位置付けて、ディズニーランドをオープンしたのをはじめ、ハウステンボスやUFJ等を順次着手いたしました。
(写真は、「人類の進歩と調和」がテーマの大阪万博の開会式です。)