国固めは成し遂げたが・・・

日 時 平成29年12月4日(月)10時〜11時30分
 第12代景行天皇の子・ヤマトタケルの軍旅物語です。
 天皇には80人の子があり、その中から3人の太子(皇位継承
の候補者)を選んだのですが、その1人がタケルでした。
 しかしタケルは乱暴者でしたので、天皇は側に置くことを危惧
し、熊襲退治等の西征を命じます。
 タケルはまず南九州に赴き、熊襲2人(兄弟)を女装して近づ
いて、これを刺殺いたします。
 次に出雲に立ち寄り、出雲建を計略(刀合わせ)を用いて討伐し、都へ凱旋します。

しかし都に帰着後、すぐに天皇から今度は東征を命じられます。
 タケルは早速相模に向かいますが、山に誘い出され、周囲
から火攻めにあってしまいます。
 この時は火打石と草薙の刀で難を逃れます。
 また走水の海では、海が荒れて船が進まない時には、妃の
弟橘比売が入水することにより、これを鎮めました。
 やがて伊吹山の従わない神を退治に出かけるも、反対に怪我
をし、ついに亡くなってしまいます。(死後「白鳥」となる伝説あり)