人口増加と巨大都市の登場

日 時 平成29年12月4日(月)15時〜16時30分
 中国・古代の東周時代の後半・戦国時代についてです。
 戦国時代は春秋時代から始まり、秦が天下を統一する紀元
前221年を終りとしています。
 戦国時代を知る書物としましては「戦国策」なるものがあり、
編者は劉向(前漢末)ですが、原本は散逸されているようです。
 内容は、秦や滅亡した六国(斉・楚・趙・魏・韓・燕)等の250
余年にわたる政治・軍事・外交・・・が、国別に収録されている
由です。

この頃から未開墾地域の開拓や戦争等によって城郭都市から
都市国家へと変貌していきました。
 また土地の開拓の他、農具の普及等により農業生産が向上し
人口が増加してきました。(商業の発達により貨幣も誕生)
 上記のような経過から、「人口増加・商業の発達」⇒「巨大都市
の登場」となります。
 戦争の仕方も、今迄の戦車(馬4、兵3)中心から、馬上から弓
を射る(+軍船整備)方式に変化していったようです。