動物が人に、人が動物に

日 時 平成29年12月14日(木)14時〜15時30分
 「夢見心地になることの好きな人々の為の短編」との副題が
ついている佐藤春夫の『西班牙(スペイン)犬の家』について
解説がありました。
 佐藤春夫は1892年に和歌山県にて佐藤家の長男として
生まれました。
 妻は千代さん(元谷崎潤一郎の妻)で、3000人の弟子が
いたと言われるほど、面倒見のよい人でした。
 また、芥川賞の選考委員にもなられました。

佐藤春夫と言えば、「さんま、さんま、さんま苦いか塩っぱい
か・・・」で有名ですが、今回は前述が取上げられました。
 内容は、フラテという犬との話しで、その犬と散歩中に雑木
林の中で不思議な家を見つけ、入るとスペイン犬が居て、
フラテと仲良くなりました。
 しばらく居ても居住者が帰ってこないので家へ帰ることにし
外へ出て窓からもう一度中を見ますと、スペイン犬が50代の
男に変身(戻って)して本を読んでいた。・・・という物語です。