山麓の植物観察

日 時 平成30年3月7日(水)10時〜11時30分
 阪急電車・宝塚線・清荒神駅から徒歩約20分の高原〜山麓
にかけてハイキングをしながらの植物観察会がありました。
 清荒神の駐車場に集合し、大林寺に向けて出発いたしました。
 出発地点の清荒神清澄寺は常緑樹(特にしいの木が多い)が
多いところです。
 数分で大林寺に着き、早速観察に入りました。
 ここ大林寺の主な植物は、クスノキ、ヤマモモ、ヤマボウシ
(宝塚市の木)、ハナミズキ(外来種)、クマザサ(クマ=端の意で端が薄茶色している)等々でした。

その後、枯葉を踏みしめながら山嶺へと登りました。
 ここからは甲山が一望されましたが、この甲山は太古の昔に
いったん海に沈み、再び隆起して出来たものだそうです。
 また嶺のあちこちにけもの道があり、イノシシの足跡や体に
付着した寄生虫を落としたりする場所である「ぬた場」等が
散見されました。
 ここでは、名塩和紙の原料となる雁皮や胃腸薬にもなる
ヒサカキ等を観ることができました。