「太陽の塔」展の見どころ

日 時 平成30年10月3日(水)14時〜15時30分
 あべのハルカス美術館で開催(9月15日[土」〜11月4日[日」)
されている「太陽の塔」展の見どころなどをご紹介していただき
ました。
 美術館の展示は、次の5つのゾーンに分かれている由です。
 ゾーンⅠ:地下展示の世界、ゾーンⅡ:岡本太郎のメッセージ
 ゾーンⅢ:再生・太陽の塔、ゾーンⅣ:巨大なスケール
 ゾーンⅤ:太陽の塔への道・・・・・です。
 展示作品は、岡本太郎記念館(東京)、岡本太郎美術館(川崎)、万博記念公園(大阪府)の3カ所から拝借したとのこと。
 展示物は84点ですが、特に1.初代「黄金の顔」(現在吹田にあるのは2代目)、2.失われた空間・ジオラマ(現在吹田の塔の周辺には何もない)、3.塔の制作に至るまでの作品(集大成のベースとして)の3つが一番の見どころであるとのことです。 
 また今回の展示会では会場の入口で、目録は配布しないとのことで、その代わりに来場記念に「暴発語録」というスタンプ帳を配っている由です。
 もちろん「太陽の塔」は1970年の大阪万博(テーマ:人類の進歩と調和)の顔でした。
 全体のプロデュースは前東京オリンピックの体育館などを手がけた丹下健三で、彼はすでに旧東京都庁の建築時にも岡本太郎と組んで仕事をした関係から、メイン会場の作品を岡本に依頼したようです。