江戸時代の相撲興行

日 時 平成30年11月8日(木)13時30分〜15時
 相撲興行について、江戸時代の西宮神社を例としたお話しを
お伺いしてきました。
 当時の相撲興行は、(1)勧進相撲と(2)神事相撲に分けられ
るとのことです。
 相撲興行は一般的には、「どこで⇒寺社の境内、公共施設等」
「だれが⇒勧進元、地域の人、相撲取の集団等」「許可⇒幕府、
藩」「なぜ⇒経済効果、生計維持等」・・・であった由。
 興行目的は、寺社の修復費用の調達や相撲取りの生活を維持するためだったようです。

西宮神社の神事相撲は・・・・・
 開催日時は旧暦ですが、8月22日 10時〜14時に行わ
れていたとのことで、これは神社創建神話との関係である
のだそうです。
 すなわち祀られている「恵比寿神」は、「古事記」によれば
イザナギとイザナミの子として生まれましたが、ひるこ(障害
者)であったため、アシの舟に乗せられ海に流され、これを
瀬戸内の人に拾われて西宮に祀られたことに起因する由。