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まなびの会
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2019/09/06のBlog
[ 18:19 ] [ 歴史・考古 ]
日 時 2019年9月6日(金)13時~14時30分
 京都には有名な三大祭があります。それは・・・・・
・葵 祭⇒朝廷・貴族の祭で、5月15日に行われる。
 (下鴨神社~上賀茂神社)
・時代祭⇒動く歴史絵巻で、各時代行列。10月21日に実施。
 (平安遷都した桓武天皇を祀る平安神宮の大祭)
・祇園祭⇒元々は御霊会で、7月17日~24日に催される。
 (四条烏丸を主体としている)
 また当時の風俗で特筆すべきものは・・・・・
・越優婆夷⇒平安遷都間もない頃、巫女とも修験者ともつかない民間の宗教者がいて、一般の市民を相手に託宣をしたり、怪しい信仰を勧めたりした由にて、出身地にちなんで「越の優婆夷」(こしのうばい:北陸地方の女)と呼ばれることによるもの。
・焼尾荒鎮⇒平安遷都から70年ほど経た頃、新たに官職を得たり官史の登用試験である進士に合格したりした者の所へ押しかけ、酒食を強要することが慣習となり、社会的な問題になった。
・御霊会⇒これの始まりは、桓武天皇の弟・早良親王をはじめとする六人の怨霊を鎮めるために行われたものであるとのこと。
(他に「花園の御霊会」「祇園御霊会→祇園祭へ」等々)
その他、「松尾祭」「稲荷祭」についても解説がありました。
2019/09/05のBlog
[ 18:28 ] [ 音楽・美術 ]
日 時 2019年9月5日(木)14時~16時
 声楽を使った音楽の中から、オペラ・ミュージカル・オラトリオ
の違いなどについて、名演奏例の映像を見ながら解説をして
いただきました。
 まず声楽の種類ですが・・・
・独唱⇒単独で行う演奏
・重唱⇒各音部を各々一人ずつ唱者が演奏
・合唱⇒大勢の人が一緒に歌う演奏形態
 参考としまして、フォーレ作曲「レクイエム」の映像を見せていただきました。
 次に声楽を使った音楽としまして・・・
・オペラ⇒作品全体を通じて作曲され、歌唱を中心とした劇
・ミュージカル⇒オペラにエンターテイメント性を加えて発展したもの
・オラトリオ⇒宗教的な題材による大規模な抒情的楽曲
 ・・・等々のお話しがありました。
 なお世界中で最も上演されているオペラは「カルメン」(ビゼー作曲)で、日本で上演回数が多いのは「魔笛」(モーツアルト作曲)や「椿姫」(ヴェルディ作曲)だそうです。(「カルメン」の映像で解説)
 またミュージカルでは「オペラ座の怪人」(ウエバー作曲)を、オラトリオでは「メサイヤ」(ヘンデル作曲)の映像で解説をしていただきました。(講師によるシューベルトの歌曲等も聴かせていただきました)
2019/09/03のBlog
[ 18:31 ] [ 環境・健康 ]
日 時 2019年9月3日(火)13時30分~15時
 自分の身近な人に介護が必要になったかどうかは、なかなか
わかりづらいものです。
 今回はそのような時の「気づきと備え」について、お話しを伺っ
てきました。
 まず本人の気づきですが、たとえば(1)心身の不調が続く、
(2)違和感がある、(3)電話での会話がわかりづらい、(4)度忘
れすることが増えた、(5)スケジュール管理が苦手になった、・・・
等々があれば要注意である由。
 また家族の気づきとしましては、(1)雰囲気が変わった、(2)趣味に興味がなくなった、(3)外出しなくなった、(4)同じものを買ってくる(例:冷蔵庫の中は卵ばかり)、(5)料理のレパートリーが減った、(6)何度も同じことを聞く、(7)怒りっぽくなった、(8)薬の管理が怪しい・・・等々だそうです。
 そこで上記のような気づきがあった場合ですが、(1)相談する(市役所・民生委員・医療センター等)、(2)受診する(かかりつけ医・認知症の専門科等)・・・のような行動をとりましょうとのこと。
 なお、相談なり受診なりする時には、(1)いつ頃から、(2)気になるところ、(3)今迄かかった病気の整理等々をしておくと便利である由。
 さて認知症への備えですが、厚生労働省の予防定義によれば、(1)発症リスクを少なく(運動・栄養バランス等)、(2)病とうまく付き合う(コミュニケーション等)・・・だそうです。
2019/09/02のBlog
[ 18:49 ] [ 音楽・美術 ]
日 時 2019年9月2日(月)10時30分~12時
 チャイコフスキーの音楽としては比較的めずらしい(?)
「ピアノ三重奏曲・イ短調・作品50」を聴いてきました。
 楽器編成は、ピアノとヴァイオリン・チェロです。
 この曲は旧友の追悼音楽として作曲された由にて、全体
に悲痛な趣きが支配的でした。
 なおピアノは特に高度な演奏が要求され、チャイコフスキー
の作品中、最も演奏が至難であるとも言われているのだ
そうです。
演奏は約50分ほどの時間を要しました。
 第一楽章は、暗さの中でも抒情的な小品で、ソナタ形式
(主題~展開~再現~主題~展開~再現~終曲)で構成
されていました。(約20分)
 第二楽章は、約30分の演奏時間で、曲風としましては
古典的でややロマンティックな感じもしましたが、最終は
だんだんと登り詰めていき、やがて主題の重々しい葬送
行進曲風となって終曲いたしました。(アンコールは、「くるみ割り人形」から「花のワルツ」でした。)
2019/09/01のBlog
[ 16:56 ] [ 歴史・考古 ]
日 時 2019年9月1日(日)13時30分~14時30分
 古来からの伝承物や発掘調査による出土品などについて、その
素材や年代、目的等々を現代の科学的調査法によって解明する
ことにつき、その手法や注意点について解説をいただきました。
 まず自然科学的調査法には次のような種類がある由。
(1)X線CT⇒仏像等の構造、内部の非破壊観察
(2)蛍光X線⇒おおまかな成分分析(元素分析)
(3)X線回析⇒分子の結晶構造の分析
(4)年輪年代⇒木材の年代測定、産地推定
(5)樹種同定⇒木材の種類
(6)三次元測定⇒形の細部を観察、比較
・・・・・で、調査の目的(素材を知る、年代を知る、形状を知る、構造を知る、技法を知る等々)を知ることが出来るとのことです。
 さて次に自然科学的調査法の注意点ですが・・・・・
(1)目的意識をもって調査する(やれば何かわかるだろう方式はダメ)
(2)破壊検査は慎重にする(人為的な破壊をすることに責任意識を持つ)
(3)データの拡大が必要である(一点の調査から得られる結果は多くなく、他との比較も必要)
・・・・等に留意することであるとのことでした。
2019/08/27のBlog
[ 14:42 ] [ 音楽・美術 ]
日 時 2019年8月27日(火)11時30分~12時30分
 ホルンを中心としためずらしいアンサンブルを聴く機会が
ありました。
 ホルンの他は、ピアノとヴァイオリン・ヴェオラ(2)・チェロと
いう編成でした。
 演奏内容は・・・・・
 前半がピアノの伴奏によるホルンの独奏で、「独奏楽器と
してのホルン」の魅力をアピールするものでした。
 また後半は弦楽器(ヴァイオリン・ヴェオラ・チェロ)とのアンサンブルで、「合奏の中のホルン」の一面を鑑賞するという企画でした。
・4つの旅の印象より第4番「日本」(ブヤノフスキー)⇒琴の音色や民謡のメロディを取り入れた作風
・ポエム(アニシモフ)⇒広大なロシアの大地を表現
 (ブヤノフスキー・アニシモフとも、レニングラードオーケストラのメンバー)
・ディヴェルティメント(フランセ)⇒ユーモアにとんだオシャレな曲風
・無言歌(フランツ)⇒抒情的な旋律
 (フランセはフランスのピアニスト、フランツはドレスデンの音楽家)
・ホルン五重奏曲(モーツアルト)⇒ホルンがアンサンブルやコンチェルトにマッチすることを立証した曲
 奏者は普段オーケストラの一員として活動しているので、独奏は格別の緊張感があった由でした。
2019/08/24のBlog
[ 16:51 ] [ 生活・社会 ]
日 時 2019年8月24日(土)14時~15時30分
 コンピュータやインタネットは今や社会に深く浸透してきて
おり、そのリスクも時代とともに変化してきています。
 そこで日常生活のもはや必需品となったパソコン・スマホ
タブレット等を利用する上で考慮すべき課題やその対応策
について解説をしていただきました。
 まずコンピュータやインタネットの生い立ちですが、開発の
きっかけは軍事的な課題(敵の暗号解読、大砲等の弾道計
算等々)解決のためだったそうです。
 それにソフトウェアが追加できるようになって、様々な目的に活用できるようになり、かつハード的にも「小さく・安く・便利」になってビジネスにも取り上げられるようになったという経過がある由です。
 なお情報セキュリティとは、情報の「機密性」「安全性」「可用性」を維持することであるとのこと。
 今や企業の経営資源は、ヒト(労働力・能力)、モノ(設備等)、カネ(資金・資産・投資)そして情報(データ・分析力)となってきています。
 この大切な情報セキュリティには脆弱性(弱点)があり、それを利用してサイバー攻撃や不正アクセスによって、いろいろのものが盗まれたり、ハードが故障したりいたします。
 そこでパソコン等の安全な使い方ですが、「安易にメールを開封しない」「管理されていないUSBは避ける」「ウイルス対策ソフトは最新版を活用」「データはバックアップをとる」等が必要とのことでした。
2019/08/23のBlog
[ 14:20 ] [ 文学・宗教 ]
日 時 2019年8月23日(金)10時~11時30分
 文豪として名高い谷崎潤一郎が詠んだ和歌の数々が芦屋の
谷崎潤一郎記念館で特集展示されていることに鑑み、その鑑賞
ポイントや歌人としての谷崎像を探る講演がありました。
 彼は、1886年(明治19年)に東京日本橋に生まれた生粋の
江戸っ子です。
 文壇へのデビューは、1911年(明治44年)に書かれた物語風
の「刺青」でした。
 そして1923年(大正12年)に起こった関東大震災により関西に移住し、その後40~60才位の間を阪神間で過ごすことになります。(この間13回転宅している) 
 その間に代表作の数々(「痴人の愛」「春琴抄」「細雪」等々)を発表いたしました。
 さて、本職(小説)ではない今回の本論・和歌ですが、彼は和歌について「希望を差し上げるためのもので、小便をたれるように詠めばよい」と言っていたとか。
 そのいくつかをご紹介いただきましたが、それは・・・・・
「くたびれて 君がぬいだる 白足袋の ほこりも花も 名残也けり」(遊びける頃に)
「名もしらぬ 草木はあれど 紫の ゆかりばかりに 花咲きにけり」(源氏物語訳直後に)
「故里の 花にこころを 残しつつ たつやかすみの 兎原住吉」(疎開時に)
「茅渟の海の 鯛を思わず 伊豆の海に とれたる鰹 めしませ吾妹」(棟方志功と合作)等でした。 
2019/08/08のBlog
[ 18:19 ] [ 文学・宗教 ]
日 時 2019年8月8日(木)14時~15時30分
 関西文化に育まれた今回の文学は泉鏡花の「天守物語」が
取り上げられました。
 泉鏡花は明治6年に、父:清次(彫金師)と母:鈴(能役者の
妹)の間に金沢で生まれました。
 10才の時に母が他界し、17才で上京して尾崎紅葉の内弟
子となり、翌年からは新聞の連載も始めます。
 しかしほどなく金沢の実家が火事で焼失し、父を亡くして
生活は困窮いたしますが、この頃に読売新聞に連載した「議血狭血」(滝の白糸)が大ヒットし、作家としての評価を獲得いたしました。
 さて今回ご紹介いただきました「天守物語」ですが、人間世界と妖怪世界の対立を描いた作品です。
 あらすじは、姫路城の天守閣に自害した怪しい夫人:富姫が妖怪となって侍女達と住んでいますが、そこへ猪苗代からやはり妖怪の亀姫が来訪し、土産に生首をもらいます。
 富姫はお返しに城主のたいせつな白鷹を取って送るのですが、その鷹を探しに天守閣に上がって来た図書之助と富姫は恋に落ち、事態は思わぬ方向へ・・・・・
 彼は生前これをなんとか舞台化したかったようですが、存命中は実現することはなく、第2次世界大戦後に新派(水谷八重子等)で初演され、1961年には宝塚歌劇(天津乙女等)でも上演、さらに1995年には宮沢りえ主演で映画化もされました。
2019/08/07のBlog
[ 15:13 ] [ 生活・社会 ]
日 時 2019年8月7日(水)11時~12時30分
 明治時代に押川春浪(おしかわしゅんろう)を中心に結成
された天狗倶楽部についてのお話しがありました。
 押川春浪(本名:方存)は当時の流行作家で、次々と新作
(冒険物)を出し続けた人気者であった由です。
 彼の父はプロテスタントの洗礼を受けた熱心なキリスト教徒
で、後に衆議院議員にまでなった人でした。
 さて彼はといいますと、明治9年に愛媛県松山に生まれ、
高等小学校を卒業後、単身東京の明治学院に入学しますが、野球に熱中なあまり二度落第し、仙台の東北学院に編入(15才)いたします。
 因みに、東北学院は父が設立した学校です。
 しかし彼はここでも粗暴が問題となり、退学となって父の縁故で札幌農学校に編入します。
 ここではヤクザと喧嘩をしてまた退学となり、東京専門学校(後の早稲田)に移り、何とか卒業します。
 ただ在学中に処女作「海島冒険奇譚・海底軍艦」を執筆しています。(出版もされた)
 やがて彼を中心に文化人などが集まり、明治42年に「天狗倶楽部」が結成され、文士チームとして野球をしたり、後に相撲に熱中したりいたしました。(最盛期には100人にも)
 会員には「金色夜叉」の作家・尾崎紅葉やその小説の主人公・間寛一のモデル・巌谷小波、さらに日本人最初のオリンピック選手・三島弥彦も在籍していたとのことでした。