バブル経済と社会の変貌

日 時 2019年9月14日(土)10時〜11時30分
 戦後の日本経済はめざましい成長をとげましたが、その後
大不況となり、現在は安定成長(低成長)に至っているわけ
ですが、その戦後を振り返る講座がありました。
 まず主な内閣の変遷を見てみますと・・・・・
 ●池田内閣(高度経済成長政策の推進)⇒●佐藤内閣
(大阪万博・沖縄返還)⇒●田中内閣(列島改造)⇒・・・の時に
オイルショックが起こり、高度経済成長は終焉へと向かいます。
 一方米国では、●ニクソン(金・ドル交換停止・インフレ進行)⇒●レーガン(財政・貿易の双子の赤字解消せず)・・・という状況で、プラザ合意(為替相場をドル安に誘導する国際合意)も。
 その結果日本では円高により経済が停滞し、金融政策(公定歩合の引き下げ)や財政政策(6兆円の経済対策)で対応いたしました。 そして日本の内閣は・・・
 ・・・⇒●三木内閣(政争に敗れ総辞職)⇒●福田内閣(日中平和友好条約調印)⇒●大平内閣(内閣不信任案可決)⇒●鈴木内閣(増税なき財政再建)⇒●中曽根内閣(民間活力の導入)⇒●竹下内閣(消費税導入)⇒●海部内閣(バブル経済・湾岸戦争)⇒●宮澤内閣(バブル崩壊)⇒・・・と続き・・・
 ・・・現在は安倍内閣がアベノミクスの三本の矢(金融緩和・財政出動・成長戦略)で、バブル崩壊の不況に対応しているところです。
 今後の日本社会は、「競争と自助努力→自然淘汰(自由主義)」へか・・・・・。