終活にまつわる賢い選択

日 時 2019年11月1日(金)10時〜11時30分
 死ぬのにもお金がかかり、死後の手続きにもお金がかかる
時代ですので、今のうちにしておく事すなわち終活についての
講座がありました。
(1)まずはエンディングノートで自分を確認する。
(2)遺言書を用意する。(できれば公正証書遺言)
(3)自分の全戸籍謄本類を集める。
(4)資産の整理・相続税対策・葬儀の用意等を考える。
(5)依頼する専門家の選択を誤らない。(資格者でもピンキリなので)・・・等々とのこと。
 これらにはお手本や見本はなく、各々オーダーメイドなので、自分にあったものを・・・とのことでした。
 またこのところ相続に関する法改正がありましたが、それは・・・・・
(1)配偶者居住権の新設(残された配偶者が無償で自宅に住める)
(2)夫婦間の居住用不動産の贈与の優遇措置(生前贈与)
(3)預貯金の払い戻し制度の創設(生活費・葬儀費用等)
(4)特別の寄与の制度の創設(介護・看護にむくいる)
(5)自筆遺言の緩和、(6)法務局での自筆遺言書の保管、(7)遺留分制度の見直し・・・です。
 いずれにしろ、遺言や相続等に関する終活は、人生最後の買物と位置付け、厳しい消費者目線で賢い選択をしてくださいとのことでした。