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まなびの会
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2019/12/03のBlog
[ 19:53 ] [ 歴史・考古 ]
日 時 2019年12月3日(火)13時30分~15時30分
 来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公・明智光秀の
前半生に焦点を絞ったセミナーがありました。
 まず大河ドラマの題名に出てくる「麒麟」についてですが、
ひと口で言えば中国の伝説の生物のことだとか。
 中国には「博物学」というものがあり、その分類は(1)うろこ
(例:龍)、(2)羽(例:鳳凰)、(3)甲羅(例:カメ)そして(4)毛
(例:麒麟)だそうです。
 「麒麟」は殺生をいやがるやさしい動物で、戦国時代に人々は仁政を求め、人殺しのない世の中にしてくれる英雄を心待ちにしている様を表現している由。
 その英雄を明智光秀に求めたのでしょうか。
 光秀は織田信長の家臣として活躍する頃からは、よく知られているところですが、前半生となると大きな謎に包まれています。
 死去した時の年齢は「当代記」によれば67才となっており、そうすれば生年は1516年(永正13年)ですが、「明智軍記」ではこれが55才としていることから、その場合の生年は1528年(享禄元年)となり、干支でひと回り異なります。(その他にも諸説あり)
 また誕生の地も、「明智」の町名がある岐阜県恵那市とする説や、明智荘という荘園があり、重臣達の出身地でもある同県可児市とする説が有力ですが、いづれも決めてがありません。
2019/11/30のBlog
[ 17:01 ] [ 生活・社会 ]
日 時 2019年11月30日(土)13時30分~15時30分
 最近 高経年マンションが増加してきており、またそこに住ま
う人々も高齢化してきていること等により、いろいろな問題が
起こってきていることもあって、マンションの管理についての
講座がありました。
 ただマンションの管理は、管理規約だけでも出来ないし、法律
だけでもすることはむつかしく、そこに住む区分所有者の知恵
や工夫があってこそ、はじめて良い管理が出来るということの
ようです。
 戸建ての所有者は法律等を知らなくても管理はできますが、マンションの区分所有者は公に対しても適正な管理(適正化法第4条)の義務を負っています。
 したがいまして行政もセミナーや調査・研究会を催したり、役所に相談窓口を設けています。
 マンションの実質的な管理は、区分所有者をメンバーとする管理組合が行います。
 この管理組合の目的は財産の管理で、その財産とは共用部分(付属設備含む)と敷地である由。
 また管理組合と自治会や町内会との違いですが、(1)メンバーの違い(区分所有者:居住者)、(2)目的の違い(財産管理:コミュニティ活動)、(3)加入の違い(強制:任意)です。
 「管理」とは、「財産の価値を維持する営み」とされ、具体的には、物(建物・敷地等)、人(区分所有者・占有者等)、文(議事録・契約書等)、金(管理費・積立金等)の管理を言うとのことでした。
2019/11/29のBlog
[ 19:00 ] [ 文学・宗教 ]
日 時 2019年11月29日(金)14時~15時30分
 芥川龍之介の作品には「典拠物」が多いという切り口の講座が
ありました。
 今回は「今昔物語」を典拠にした芥川の作品「鼻」をご紹介して
いただきました。
 「今昔物語」は平安時代末期の説話集で、仏教的・教訓的傾向
の強い生き生きとした人間性が描かれているものです。
 また芥川の言によれば、「今昔物語」は「野生美の美しさがあり、
優美とか華美とかに最も縁の遠い美しさがある」・・・・としています。
 「今昔物語」には多くの『笑』をもたらす物語があり、笑われる側は窮地に陥ります。
 たとえば、ある舎人が美しい女をみて言い寄ったところ、その女は自分の妻だった・・・という話しです。
 このような視点で芥川の作品を見てみますと、「鼻」という作品の典拠は「今昔物語」巻5第20で、鼻の長い和尚が食事時に邪魔になるので弟子に鼻を持ち上げさせますが、その弟子がくしゃみをして鼻を粥の中に落とし、和尚は「もし相手が高貴な方だったらどうするんだ」と怒りますが、弟子は「こんな大鼻の人は他にいません」と反論して、これを聞いた他の弟子達は大笑いした・・・です。
 このように痛いところをついて皮肉を笑いに代えるわけですが、芥川はこれをベースにしながらも、人間の心理を描いています。
 すなわち、「鼻の長さを気にする」「自分より鼻の長い人を探しては安心する」・・・等々です。
2019/11/28のBlog
[ 16:28 ] [ 歴史・考古 ]
日 時 2019年11月28日(木)14時~15時30分
 ユネスコの世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連
遺産」の世界遺産としての価値や登録への道のり等について、
お話しをお伺いしてきました。
 まず、日本のキリシタン史ですが・・・
 1549年 ザビエル来日、キリスト教伝来
 1614年 全国に禁教令
 1637年 島原・天草一揆
 1650年~長崎・天草では潜伏キリシタンが維持される ・・・です。
 さて、世界遺産としての価値ですが、登録基準としまして「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産は、17~19世紀の2世紀以上にわたる日本の禁教期に密かに信仰を継承した潜伏キリシタンが育んだ独特の宗教的伝承を物語る他に例を見ないもの」と説明されています。
 具体的には、(1)人間の創造的才能を表す傑作、(2)建築、科学技術、記念碑等に重要な影響を与えた、(3)文化的伝統を伝承する物証、(4)歴史上の重要な段階を物語る建築物とその集合体・・・等々である由。
 そして世界遺産登録への道のりですが・・・
 平成18年9月:提案→平成26年7月:推薦候補として選定→平成27年1月推薦書をユネスコに提出→平成28年2月:一旦取り下げ→平成29年2月:再び推薦書提出→平成30年6月:登録決議 ・・・です。
2019/11/27のBlog
[ 18:59 ] [ 生活・社会 ]
日 時 2019年11月27日(水)14時~15時30分
 さる新聞社の論説委員による最近のニュースについて
お話しがあり、一面から順次読んでいく正統派以外にも、
たとえば時間がなくコラム欄を読み解く読み方もあるとの
ことで、ニュース解説に合わせその紹介もありました。
 コラムには各々ネーミングがあり、全国紙では「天声人語」
(朝日新聞)や「編集手帳」(読売新聞)がある一方地方紙に
「正平調」(神戸新聞)等があります。
 これを担当する論説委員は、記載スペースに合わせて毎回ひとつの話題にしぼって書く由ですが、ただジャンルはあまり偏らないように配慮しているとのことでした。
 またこれらのコラム欄から「〇〇大賞」等にノミネートされることもあるので、記載には気を遣うようです。
 ご紹介していただいたコラムをいくつか述べますと・・・
●若手演奏家の登竜門ロン・ティボー・クレスパ国際音楽コンクールに日本人が12年ぶりに優勝・・・
●今年のノーベル賞受賞者吉野彰氏が子供の頃読んで化学に目覚めた本「ローソクの科学」が・・・
●ドイツでは「ベルリンの壁」は崩壊したが、東西の経済格差の壁は分断されたまま・・・
●駅員がハサミをいれた切符のあとを見て、ある詩人はこれを桜の花にたとえて詩を詠んだ・・・
●外務大臣を打診された緒方貞子さんはこれを固辞して、国連難民高等弁務官を全う・・・
 ・・・等々ですが、近年「桜を見る会」の各紙のコラム欄が気になるところです。
2019/11/20のBlog
[ 13:45 ] [ 歴史・考古 ]
日 時 2019年11月20日(水)11時~12時30分
 日本古来の武道(武術)の歴史や物語についての講座があり
ました。
 日本には「武芸十八般」と言われるものがあり、それは「弓術、
馬術、水術、薙刀術、槍術、小具足、棒術、杖術、鎖鎌術、分銅術
手裏剣術、含針術、十手術、抜刀/居合術、柔術、捕手術、もじり術
忍び術、砲術・・・」(数は18を超える)
 特に今回は弓術と馬術に焦点を絞った内容でした。
 まず弓術ですが、主な流派としては、小笠原流・武田流・日置(へき)流等があるとのこと。
 ●小笠原流:鎌倉時代の武将・小笠原長清が祖、江戸幕府で重用された。
 ●武田流:若狭武田家から、以後 細川・熊本藩へ・・・
 ●日置流:日置弾正正次(室町時代)に始まる、分派多数あり。
・・・で、「流鏑馬」神事は小笠原流が、「三十三間堂通し矢」は日置流が行っていたとか。
 特に「三十三間堂通し矢」が有名ですが、これは江戸初期に朝岡平兵衛(清州藩・松平忠吉の家来・日置流竹林派)が100本中51本射通したことが始まりだそうです。
 次に馬術ですが、これは「流鏑馬」を行っていた小笠原流が有名で、その中の大坪流(室町時代の大坪慶秀が創始)がメインだったそうです。
 (写真は、歌川豊春の三十三間堂)
2019/11/19のBlog
[ 16:15 ] [ 音楽・美術 ]
日 時 2019年11月19日(火)13時30分~15時
 クラシックにある「無伴奏」というジャンルのお話しです。
 弦楽器や管楽器の独奏者が、ピアノなどの伴奏楽器を伴わ
ずに独りで演奏する形態で、基本的には単音で演奏されるた
め、作曲者も演奏者もより高度な音楽性が試されるそうです。
 今回はその中からヴァイオリンの「無伴奏」に焦点をあてた
講座でした。
 なおヴァイオリンという楽器は、1550年頃に誕生したと
言われ、ストラディバリなどのヴァイオリン製作家の一族によって製作されました。
 ここちよい音楽を完成させるためには、リズム・メロディー・ハーモニーがそろってこそですので、「無伴奏」というジャンルはかなり難易度が高いと言えます。
 最初に聴かせていただいたヴァイオリン「無伴奏」曲は・・・
 パガニーニの「24のカプリス第24番」の冒頭部分で、メロディーだけの変奏曲になっていました。
 次にJSバッハの「パルティータ第3番・プレリュード」を聴かせていただきましたが、この曲は和音を同時に鳴らすのではなく、音を分散(時間差で)して演奏される曲でした。
 そしてビーバーの「パッサカリア」という曲を紹介されましたが、これは2つの旋律を同時に演奏するもので、「ソ・ファ・ミ・レ」をベースに、別のメロディーを重奏するという曲(10分の大作)でした。
 (写真は、パガニーニです。)
2019/11/18のBlog
[ 18:56 ] [ 文学・宗教 ]
日 時 2019年11月18日(月)14時~15時30分
 新元号「令和」とその出典とされる「万葉集」にちなんだ
セミナーがありました。
 5月に元号が「令和」となり、先日皇室最大の儀式と言われ
ている「大嘗祭(だいじょうさい)」が行われ、正式に天皇の
資格を得たことになった由。
 「嘗(じょう)」は、「なめる」とか「味わう」という意味で、その
年のお米を天照大神にささげ、神と一体になるというもので、
これは神武天皇の東征にちなみ「主紀殿」(過ぎ:天皇家が通り過ぎてきたところ:今年は京都府)と「悠紀殿」(往く:これから行くところ:今年は栃木県)で行われたとか。
 さて、新元号典拠の「万葉集」巻5の「梅花の歌32首あわせて序」ですが・・・
 「天平2年正月13日(730)、帥老の宅にあつまりて宴会を申ぶ。時に初春令月、気は淑く風和ぐ。梅は鏡前の粉をはき、蘭ははい後の香を薫らす。・・・・・」
 その意味は、「天平2年1月13日、帥老宅に寄りこぞって宴会を催す。折しも初春のよき月。大気はあくまでも快く、風やわらぐ。梅は鏡前の白粉にまごうて咲き、蘭は帯の匂い袋のように薫る。・・・・」です。
 「帥老(そちろう)」とは、年老いた大宰府の長官の意味で、大伴旅人のことであるとか。
 その時の歌32首から主人・大伴旅人の歌を紹介しますと、「我が園は 梅の花散る ひさかたの 天より雪の 流れ来るかも」(我家の庭の梅の花は、天から雪が降ってくるかのように見える)・・・です。
2019/11/15のBlog
[ 18:32 ] [ 生活・社会 ]
日 時 2019年11月15日(金)14時~15時30分
 日本国内に外国人が増えてきている話しです。
 ひと口に外国人と言いましても、観光客・留学生・労働者・移民
力士・タレント・モデル・アスリート・・・等々、多様です。
 また安倍政権の流れも、少子高齢化を見据えて外国人労働者
受け入れを拡大させる方向のように見えます。
 そして先のラグビーのワールドカップでは、日本チームが大健闘
したこともあってクローズアップされましたが、日本チーム31人中
実に15人が外国人(うち8人が日本国籍を取得)で構成されていたことから、本当にあれが日本の代表なのかと疑問に思った人も少なからずあった由。
 日本での外国人の仕事は、ごく少数の能力者を除いて日本人が避けがちな仕事(きつい・汚い・危険)に従事しているのではと推測されます。
 因みに、国内の国別外国人ランキングは昨年のデータによれば、第1位:中国、第2位:韓国・朝鮮、第3位:ベトナム、第4位:フィリピン、第5位:ブラジル・・・だそうです。
 観光客等を除いては、彼らの大半は日本で職を得て生活しており、「労働者」というよりは「生活者」と位置付けなければならない時代に入ったのでは・・・とのことです。
 米国のマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの言葉「私には夢がある。それはいつの日か私の子供が肌の色によってではなく、人格によって評価される国に住む夢である。」が心に残ったセミナーでした。
2019/11/14のBlog
[ 18:24 ] [ 文学・宗教 ]
日 時 2019年11月14日(木)14時~15時30分
 太宰治の遺作「グッド・バイ」の解説を聴いてきました。
 彼は1909年に青森県の比較的裕福な家庭に生まれ、
東大入学を期に上京して作家になった人です。
 この「グッド・バイ」という作品は彼の遺作であると同時に
未完の作品でもあります。
 すなわち、1948年3月に朝日新聞から連載の依頼が
あり、5月から全80回の予定で書きはじめましたが、6月
に自殺をして未完に終わったものです。
 小説の「内容」は、妻子を実家に預けて東京で単身暮らしている田島周二(雑誌の編集者だが、闇商売で儲けていて愛人が10人いる)は、そろそろ妻子を東京に呼び寄せようと思い、愛人とグッド・バイしようとするもので、闇市で知り合った美人の永井キヌ子を妻と偽って一人ひとり愛人宅を訪問する話しです。
 一人目は戦争未亡人で美容師の青木さんで、「女房をこのとおり呼び寄せたので」と言ってすんなりグッド・バイに成功し、二人目の水原ケイ子(洋画家)を訪問するも、ここでの難点は戦争帰りの兄でした。
 ・・・で、作品はここで途切れます。(自殺したため)
 彼は病気(結核)の自分を支えてくれた山崎富栄と玉川で入水自殺をし、その理由は「書けなくなった」とされていますが、彼の遺体の検視からあまり水を飲んでおらず、自殺前にすでに仮死状態だったのではとの憶測もあって、ある研究者は事故だったとの考えを述べているそうです。さて真実は・・・???