エミリさん 映画サポート日記♪

3月8日(土)夜。

徳島県阿南市にあります、

古川さん(阿南市倫理法人会の相談役)の

ご自宅に泊まらせていただきました^^

その日古川さんは遅くまでおシゴトでしたので、

奥様が近くにあります『豚太郎』(阿南地域では有名店)という

中華料理屋さんに連れていってくださり、

五目ラーメンと天津販をご馳走になりました♪

一見、これら普通サイズのようなのですが、

私が両方<小>でお願いします!とお伝えしたのですが・・・

この豚太郎はそんな破格の量の多さ、そして絶妙な味わいで

この阿南地域で元気に勝ち残ってはるんやなと思います。

奥様は7年程、大阪で働いていたというご経験があり、

私に合わせて大阪弁でお話くださり、

つい馴れ馴れしく(笑)、いろんなお話しをさせていただきました。

古川さん(旦那さん)もそうなのですが、

若い時は大阪(都会)に憧れて、

すすんで大阪に出て行かれたそうですが、

出てみると、地元(田舎)のよさが分かって、

戻ってこられて、今の旦那さんと出会われたそうです。

都会も田舎も、両方いいところがあり、

それを選択するのが個人の価値観であり、その選択(判断)の

繰り返しによって、人生が決まっていくんやな〜って

改めて感じました。

(右上写真は、古川さんのご自宅にありました、

88ヵ寺の「お姿」の額縁です。かっこいい〜☆私もほしい〜!)

3月9日(日)朝。

古川さんとお別れした後、少し徳島方面に戻り、

小松島市のマクドで、せっせとおシゴトをしていました。

この日の夜は、そのマクドから南へ35キロほど行った

23番・薬王寺近くに泊まる予定でしたので、

そこでエミリさんと、エミリさんと一緒におられた、

引田さん(四国遍路の大先達です)が

来られるのを待っていました。

エミリさんから衝撃的な電話が・・・

「よしこさんー。前一緒に撮影した、12番・焼山寺のシーン、

使えないことが分かりましたので、撮り直ししますー。」

えっ・・・(@0@)!!?

ってことで、うんをも言わず、

40キロ程北西方向の所(途中から山道)にあります

12番・焼山寺側の『衛門三郎の墓』に行き、

撮影をやり直しました。

ドキュメンタリー映画の世界も、

いろいろ大変のようです^^;

撮影&遅い昼食終了後、また一気に山を下り、

80キロくらい運転して、

23番・薬王寺側にあります、『善人宿 橋本』へ。

ここは、橋本さんという・・・

大阪弁で言う所謂『オモロイ オッチャン』(笑)が、

歩きお遍路さんに無償でお宿とお食事を提供して下さっています。

結構テレビ出演もされておられ、

3月13日(木)朝8時15分からの『あさイチ』という

NHK総合の全国ネットの番組にも登場されるそうです!

男性と女性によって、かなり待遇は違うんですが(笑)、

男性は、橋本さんが経営されているドライブイン(昼食屋さん)から

北へ1キロくらい行ったところに置いてある「バス」の中に

(右上写真)泊まるようになっているそうです。

女性は、ドライブイン奥にある30畳くらいのお部屋に

泊まらせて頂き、夕食はお店のバイキング(驚)!

朝食は美味しい具だくさんのうどんを頂戴いたしました。

橋本さんは、エミリさんの取材の中で、

「僕は女性が好きなんで、特に女性には

VIP待遇なんですよ〜(笑)」って、

めっちゃ大阪人ウケする『ツカミトーク』から始まり、

「ま、それも十二分にあるんですが、

僕の趣味(好きなこと)は、ゴルフでもパチンコでもなく、

『お接待』なんですよ。それに僕、お酒の呑めませんし(ゲコ体質)。

お遍路さんからいろいんなことを教えてもらうのが、とっても楽しいですし、

喜んでくれるのが、とっても嬉しいんです〜」とのことです。

この橋本さんの噂を聞きつけて、最近は男女合わせて年間

400人程度の歩きお遍路さんが泊まりに来られるそうです。

ほんと、奇特な・・・オモロイ&ステキなおじさまです。

で、その日はエミリさんと私以外に、

歯科大学に入って勉強中だというイギリスから来た

19歳の子が来ていました。

地元の観光ボランティアガイドの方は英語が出来ず、

彼女にどういろんな情報を伝えればいいのか?四苦八苦していたところに、

英語が話せるエミリさんが登場し、通訳をし、ことなきを得ました。

やっぱりエミリさんは国際人ですね〜すごい!

そのイギリスの子は、お金がないので

寝袋抱えて野宿もするんやそうです☆

オイオイ・・・アブナイやん(>0<)!と思いつつも、

19歳女子の割りには、かなり上も横も大きいので、

ヨコシマな日本人男性や野犬くらい、金剛杖でやっつけれそうな感じでした。

ほんと、欧米の女性はタフっですヮ〜☆

で、その彼女がお遍路している理由が(エミリさん通訳によると)、

彼女の友達がとっても『仏教』が好きで、世界各国の仏教国を旅をした上、

このお遍路さんもされたそうで、それで彼女も『仏教を信仰したい』と思い、

このお遍路さんにチャレンジされたそうです。

今はほぼ、日本語は話せないそうなんですが、日本語をマスターして

日本人とお話しして、日本の仏教のことなど、たくさん知りたいそうです。

ほんと、嬉しいですねぇ〜(*^^*)

3月10日(月)朝。

「善人宿 橋本」を出て、エミリさんは、

カメラ片手に今晩の宿泊先であります鯖大師に向けて歩かれて行きました。

私は、「さて。。。どないしようかなぁ〜」と思いつつ、

阿南市のマクドでせっせとこの日記を書いたりしています(笑)。

今晩と明日、私自身の宿が決まっていません。

また橋本さんのお世話になろうか・・・それとも・・・?

麻植倫理法人会の黒瀬さんが、ちょっと検討して下さるという

有難い情報も頂戴いたしました(ー人ー)☆

エミリさんのような、直近のスケジュールも立てられない人の

付き人をやってますと、だんだん慣れて来まして、

「今晩の宿泊先が決まらなくても、なんとかるさ〜」と

ケセラセラ精神が育まれてきます(笑)。

エミリさんは、今日明日明後日と室戸岬に向けて歩かれ、

12日(水)に(私も一緒に)室戸岬にある、

24番・最御崎寺の宿坊に泊まります。

私は13日(火)に大阪に戻りますが、

エミリさんはしばし高知県をお遍路されます。

そんなかんだで、これからまだこのマクドで

せっせとおシゴトしたいと思いま〜す(^0^)☆