「麦秋至(むぎのときいたる)」

今は「麦秋至」という時期なんだそうです。

(二十四節気『小満』の末候・七十二候『麦秋至』)

昨日テレビでやっていました。

麦が熟して畑一面が

黄金色になる時節とのことです。

そんな風景を昨日、

三輪山を望む場所で見させていただきました。

これらの小麦は、

「三輪そうめん」の原材料になるのでしょうね。

にしましてもこの季節に、

畑一面の黄金色をみるのは、

何だか摩訶不思議な心境です。

収穫=秋という思い込みがありますので(笑)。

「あき」とは、この場合

「百穀百果」の成熟・収穫の時を言い、

季節の秋は、第二次的なものなんだそうです。

麦秋は、梅雨がやってくる前の一瞬の輝きとされ、

これを「麦秋」(ばくしゅう)と表現するところに、

日本人の素晴らしい感性・知恵を感じます。

このような“ニッポン人の美しい心の風景”・・・

今を生きるいち日本人として大切に育み、

継承して参りたいと思います(^人^)♪