「二つの道の巡礼者 太鼓で打ち納め♪」

おかげさまで無事娑婆・大阪に帰って参りました。

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路と

熊野古道二つを巡礼し終わり・・・

熊野古道が二つ目に終わった人には、

「共通巡礼達成大太鼓の儀」として、

熊野本宮大社拝殿横にある太鼓を叩かせて頂けます♪

(二つの道の巡礼者詳細→

http://www.tb-kumano.jp/kumanokodo/dualpilgrim/

さすがにゴール直後・昨日夕方はフラフラでしたので、

お宿でゆっくり休み身体の健康を取り戻した翌朝、

改めて熊野本宮大社に伺いし、神職の方に案内されて、

その太鼓を叩かせて頂きました。。。

嗚呼、感無量(T0T)☆

コンポステーラと熊野の神様に改めて御礼申し上げ、

そして「自らに課された二つの巡礼が貫徹、

無事終えることが出来た」と、

自らの巡礼修業人生に“一区切り”を

つけることが出来ました。

その後、元々熊野本宮大社があった場所

【大斎原】をゆっくり散策しに行きました。

こちらにはあまり観光客がおらず、

現在の場所とはまた違う清々しさと

重厚な感じがいたしました。

雄大で太陽に照らされ神々しい

熊野川の流れに自らの人生を重ね、

これからもまだまだ多くの歴史の糸を

紡いでゆく私の希望あふれる人生を

確信いたしました。

最後、大斎原の大鳥居を出ますと、

西の空から八咫烏(やたがらす)のような・・・

大きな野鳥が飛んで来て、

東に去ると思いきや、

大鳥居上空を優雅にくるくると旋回し始め・・・

その野鳥は所謂“神の使者”で、

私を見送りながら【何か】を語りかけてきました(笑)♪

熊野本宮大社から紀伊田辺駅へ向かう、

丸2時間の路線バスは、

かなりの区間私一人しか乗客がおらず・・・

美しい中辺路の風景を見ながら

ゆっくりバスに揺られつつ、

今回の旅のこととかぼんやり考えてますと、

何だか万感の想いでウルウル来ました・・・

正に「赤心」。

この世に生まれ、今を“生かされている”人生の歓喜。

この世は愛で満ち溢れている。

それを知らずは己のみだったことを知りました。

帰り、紀伊田辺駅から難波OCATまでの高速バスから見た、

太平洋や夕日が、とっても美しく感じました。

娑婆に戻っても、この清々しい心・希望の光を見失うことなく、

神々の光と共に、生きてゆきたいと思いました。

熊野信仰の【よみがえりの力】・・・

熊野詣は赤心に還る旅。

言葉に出来ない底無しの凄さ・素晴らしさを感じました。

ありがとうございました。