因:結果をもたらす内的な直接の原因

 <自力本願的要素>

縁:因を外から助けて、結果を生じさせる間接的(補助的)な原因

 <他力本願的要素>

例えるならば、「因」という種を自分(の心)が持ち、

それを土に植えて、水や肥料をあげ、

更に太陽や風の力を借りて花を咲かせる(結果が出る)ための、

土や水、日(火)や風を「縁」と呼ぶようです。

全ては、自分の「因」にかかっており、

その「因」によって集まって来た数々の「縁」によって

物事が成就される、「因」と「縁」の内容に沿った結果が出る・・・

というのが、この世の中の法則のようです。

従って、「悪因」を発心すれば、「悪縁」しか引き寄せないし、

「良因」を発心すれば、「良縁」を引き寄せるということです。

ちょっとタチが悪いのは、

自分では「良因」を発心していると思い込み、

実際“天”から観れば、明らかに「悪因」である場合、

その人には「悪縁」しか齎されません。

その場合、その人は、

自分の外から齎された「縁」に対して、あれこれ批判し、

責任転換をしてしまいます。

自分が発心している「悪の因」に気づき、改心しなければ

未来永劫、悪縁しか齎されず、

その苦悩から抜け出せないないようです。

全ては、自分の(もしくは自分が属する家系や組織)の

「因」にかかっておりますので、

日頃から、「良因」を持った生活を心がけないなぁと

思っています(^人^)☆