「西国三十三所めぐり」の感想と、「四国八十八ヶ所霊場めぐり」との違い 4

そして何より、

西国33と四国88との絶対的違いが、

四国88には「お遍路さん同士のコミニティ」と

「お接待(お遍路さんと地元の方とのコミニティー)」があり、

西国33はほぼ無いということです。

これが私の致命的な西国33には

二度とお参りに行かない理由です。

逆に四国88に人々がハマル理由は、

これや☆と私は観ています(^^)♪

見ず知らずの人々が

【お大師さん】というご縁に

導かれ出会うんです。

同じお遍路さんであるという、

一つの大きな家族の一員となり、

その共通の話題から、

いろんな学びや気づきが更に拡がり

深まっていきます。

また、地元の方々が「お接待です」と

いろいろな施しを私たちお遍路さんにして下さり、

そこからもまた違った感動や

感謝が水紋のように拡がっていきます。

西国33はひたすらお寺に

お参りすることだけで毎日が終わって行きます。

四国88はそれに加えて、

必ず宿泊を要しますので、

お遍路さんが多く泊まる「遍路宿」や

「宿坊」に泊まれば必ず夕食と朝食が

同じ時刻に宿泊する人全員食堂で食べますので、

自然とお遍路さん同士が会話をし、

仲良くなります。

そのご縁でフェイスブックで

今も繋がり(ご縁)のある方も多いです。

西国33巡礼の時、

天橋立にある民宿に一泊しましたが、

隣の部屋にいた関東方面から観光に来た家族が

周りの人への配慮が無く、とてもうるさくされていて、

結局宿の人が気をきかしてその家族だけ寝る場所を

どこか違う場所にしていましたが、

観光で来ている人と信仰・巡礼で来ている人では

宿での過ごし方にも違いが大きい傾向にあるので、

やはり同じ価値観や想い・次元やレベルの人が集う

場所の方がいい・・・と、

私はその天橋立の民宿で確信を得ました(^^;)。

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つれづれなるままに、記させていただきましたが、

以上が私の個人的な感想となります。

「西国33」としては今後、お参りには行かないと思いますが、

個別のお寺の“観音さん”のパワーは

めちゃくちゃ凄い・素晴らしいので、

その観音さんにちょくちょく

お参りに行きたいなと思っています(^人^)☆

祖母からもらった掛け軸と、

自分の納経帳をこれからもずっと手元に置いて大切にし、

“観音さん”のおかげさまの力も、日々いただきながら、

これからも更に精進して参りたいなと思っています。

ありがとうございました(ー人ー)☆