「冬の雨音」

静けさ広がる夜

雨の音を聞いていた

しとしとと降る冷たい冬の雨は

昼間私たち人間がばらまいた

熱くて汚れたものを冷まし

洗い流してくれている

慈しみの雨でもあった

冷たい冬の雨は

どこか寂しさを感じ

あまり好きにはなれないけれど

それは必要なものなんやと分かった

私の好き嫌いを超えた

自然のもの【縁】 大切に生きていきたい