DMZ(非武装地帯) 韓国旅⑭-B 後編」

しかしながら今の状況で、

すぐに南北が統一出来るとは誰も思っていません。

まずは同じ民族として、

南北が自由に行き来出来るようになって欲しい、、、

それから経済などの協力、はたまた

共同で何かを行うなどを経て、戦争という形ではなく、

自然なかたち・平和的解決により、

南北統一をしたいというのが願いなんだそうです。

物事なんでもそうですが、

当事者(ここで言うところの韓国と北朝鮮)同士で、

問題が解決出来ない場合、

第三者にその仲介や協力を仰ぐのが、

より早い問題解決の方法論かと思われます。

となりますと、やはりアメリカの協力が

必要不可欠になります。

幸か不幸か世界のパワーバランスはそうなっております。

しかしながら、韓国の現政権(文大統領)は、

アメリカよりも北朝鮮・中国にスリスリしております。

アメリカが100%善で

ジェントルマンでは決してありません。

私たち日本人も大東亜戦争時代、

アメリカにこてんぱんにやられました。

だけど、過去の確執に執着し続けていると、

結局自分たちがまた子々孫々が損をし

不幸になってしまうのです。

自らの感情は横においておいて、

全世界のありのままを観、

ベストな方法はなくても【ベターな方法】を

選択し続けるしかないのです。

現在、司馬遼太郎先生の小説

『翔ぶが如く』を牛歩ペースですが愛読しています。

明治維新後の日本を西郷隆盛と

大久保利通を軸に描かれています。

今を生きる私たちは、その時代から

150年後に生きているので、

その時代のベストな方法・答えを知っています。

だけど、その時代に生きていた人たちは

誰も答えが分からなかったのです。

「西郷隆盛は好き(正解)で

大久保利通は嫌い(間違っている)」等の、

単なる二元論では多次元に渡る

歴史的な正解・真実は理解出来ません。

明治維新を迎えた日本人は、

おとなり・近所の国である中国や

朝鮮の国土等で展開されていた、

欧米列強の植民地政策を知り、

「このままでは自分たちも同じようなめに遭う!」と

そんな暗中模索の中、

武力による弱肉強食時代を息抜き、

いろいろありながらも、

独立国家としての国柄を守り続けて来たからこそ、

我が国日本は平和国家として

今生きていられるのです。

有名無名。。。

多くの日本人・我々の先祖に対して、

ただただ感謝しかありません。

朝鮮民族のように、

時代変化や外敵に目を背け、

朝鮮王朝時代の時代遅れなことをしたり、

はたまた中華民族のように自分たちの

利益や権力争いに明け暮れてるからこそ、今、

国土が分断されたり、

訳ワカラン独裁政権が誕生し、

平気で人権迫害や搾取を

繰り返している政権が誕生してしまうのです。

全ては先祖の罪であり、

その国・民族の罪の結果が【今】なのです。

それを踏まえた上で、

我々日本民族がすべきことは、やはり、

先祖の恩と罪の両方を“ありのまま”に観、

お詫びすることはお詫びし、

反論すべきことは反論し、

そして真実に基づいた正しいことを

実行すべきということです。

韓国に行き、いかに「政府」という

存在の政策的誤りにより、

国民が不幸になっているか?

「政府」「政治」というものの重要さを

痛感して帰って来ました。

衣食住が十分に満たされ、

自立自律出来る国民は政府に頼ることは

あまり無いですが、

そうで無い人たち(所謂社会的弱者)は、

頼らなければ生きていけません。

まずは国民の権利である「選挙」に行き、

更に関心のある方は政治家を応援したり、

政治の仕組みを勉強したり・・・

とにかく無関心と無知が一番罪で、

悪政を蔓延らせる要因となっています。

おとなり・朝鮮民族の南北分断という現状をリアルに観、

以上のようなことを感じました(=人=)☆